大掃除

村上春樹
12 /31 2004
一番頻繁に読み返すのが春樹さんの本なのでばらばらになっているのをまとめ、並べようとしたのですが、年代別にするか、好きなもの順にするか、エッセイと短編長編に分けるか、自分を変えたもの順にするか…などなど考えたらきりがなくなり、パニックに…(笑)。
他に絵本や訳本とか並べるともう無限大…。それほど多岐に渡り活躍している作家さんだと改めて思いましたよ。

他にも19歳の時の日記も出てきました。苦い過去なので(笑)パラパラとめくっていたらなんと始めて

ノルウェイの森〈上〉
を読んだ時のことが書いてありました。読みながら現実と本の世界の境界が曖昧になりふらふらとした感想を持ったようで、『境がない』とか、『どちらが自分かわからない』というような感想を書いていました。まさしく私と春樹さんの本との原点です。

こんな年越しです。
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建築はほほえむ

まじめな本
12 /31 2004

建築を志す高校生大学生に向けて書かれた本。『「建築学」の教科書』の「小さき場のために」を大幅に加筆したもの。
いい本です。ちょっと感動して泣いてしまった。建築を好きな人にしか書けない文章です。空間について、距離について、隙間について初心にもどって考えました。

建築を愛しているか、建築に愛されているか。最近の東京の建物にはこの問いがなされていません。雑誌のように使い捨てられてゆく空間に憐憫の情さえ沸いている今の心情にぴたっとくるものがありました。『建築家はもうこの国にはいらないんじゃないか』と考えていた矢先だったので、同じように思い私よりずっと深く考えていた作者に感動しました。
言葉がうまく繋がりません(笑)。手元に置いて繰り返し読もうと思った本です。

みっつのねがいごと

絵本・詩
12 /30 2004

冬のある日、まずしいきこりの夫婦が小鬼を助けたことで始まる物語。
みっつねがいをきいてくれると約束され、夫婦は色々話しあいます。ほのぼのした素朴で素敵なお話。年末お金だなんだとキリキリしている人は読んで心をほぐしてみてはいかが?
かくゆう私もキリキリしている人です(泣)。元気に一年すごせたと感謝する心を忘れないで年をこしたいです。希望…。

雪の降る日はナチュラルで…

マンガ
12 /29 2004
朝、冷たい雨の中、出たがる娘と息子を連れてどこかへ行こうと思いつつ重い腰を上げ仕度を始めたら音が消えたので『雨がやんだな』と思って外へ出たら…雪でした。
雪が降ると音が無くなることを暫く忘れていました。懐かしいな、と思いながら外へ出たけど、思いに浸っている間もなく寒かったです。こんな寒さも久しぶりです(泣)。東京は夏、熱が逃げにくくなる分、冬ラクなんだけど、今日はそれでも寒かったです。

雪が降ると音が消えるというエピソードが出てくるのは

Natural (8)
です。青森の合宿である朝音が無いことに気がついた主人公ミカエルが、外に飛び出すとそこは一面の雪。笑いながら痕をつけて遊ぶ彼を地元に住む先輩、西門が呆れているシーンがあります。
好きなんですよ~成田さんのマンガ。今少しずつ見ている能も連載中のマンガが好きではまりました。お勧めです。

人生は廻る輪のように

まじめな本
12 /28 2004

11月に読み終えた「死の瞬間」の作者の自伝。実はこれを書いた後にもう一冊書いているのですが、作者はこの本を遺作と考えていたようで、自分の生立ちや出会った人々経験した事柄を自分の視点で正確に鋭利に書いています。
読んで始めに思ったのは頭のいい人だなぁということ。この本は多分自分が未来にどんな風に思われるのかを想像して書かれています。経験した事柄がどれもドラマチックでありながら、「偶然はない、理由がある」という信念のもとに「私は人間だ」という強い個性で書かれているのです。続きを読む

冬休み突入

にっき
12 /27 2004

昨日図書館から帰ったら息子が逆子体操のかっこのまま寝てしまい、外出はできずじまいでした。お腹の中にいたとき同じかっこをしていたのかな。

本屋に行って驚いたのですが、今

バッテリー
がマンガ化され雑誌に連載されているんですね。
好きな小説です。青年向けですが、大人でも楽しめる物語ですよ。
私は野球をよく知らないんだけど、才能をもつピッチャー巧と広い心を持つ豪の二人が少年野球で知り合い、心を通わせるスポーツものです。巧や豪のキャラクターが魅力的で野球っていいな、と思ってしまうほどです。マンガ読んでみたいなぁ、娘に禁じていて親が楽しむのもなぁ…(笑)。

空間建築身体

まじめな本
12 /27 2004

人間がすごす空間の様々な意味においての性質について映画や小説で表現しているように建築においても説明されている本はないかと思って読んだ本。以前新聞に紹介されていて、何度も借りていながらなかなか読み進めなかった本をやっと読み終えることができた。続きを読む

いよいよ年末

にっき
12 /26 2004
と言いつつ何もしていない私です。
夫がこれからミレナリオに行こうと言ってます。
いけるかな(笑)。
今日の日記は図書館から打っています。
本を検索するのにネットはもってこいですね。
以前に読んだ本などうろ覚えでも検索できるので助かっています。
そんな私が今調べたのは

森と氷河と鯨―ワタリガラスの伝説を求めて
この本に出てくる物語を語る人の話す言葉は少し前に読んだデルスールを思い出すのです。
そんなぐるぐる遊びをして年末を楽しんでいます。

短い文章を並べようと思ったのに、どうしても長くなってしまう。
性格なんだな(泣)。

リアルに生きてるか

にっき
12 /25 2004
酔ってしまえばみな同じ?(笑)。小3の娘と「ハウルの動く城」談義をしたりして楽しみました。娘はここ毎晩、買っておいたロマンアルバムを熟読し、主な場面の台詞をほぼ覚えてしまっているのです。なので私が言った場面の台詞をすらすらと話してくれるのです。なので「そうそうそこでさ、ハウルがさ…」などと話しているうちに会話が盛り上がってしまいました。10年前には想像もしなかった会話です。子供って親が思いもしていない部分で成長している生き物なんですね。…ほんとは計算とか漢字練習という場面で成長してもらいたいんだけど(笑)。息子は息子でディーゼルとか機関車の種類ばかり覚えています。だからそんな部分で成長しないでって(泣)。

機嫌をよくした娘が寝る前に「ドラえもんが来るような気がする」と言出し(娘のプレゼントの希望は本物のドラえもん)親としては「そうだね、来るかもね」と返事して寝ました。朝起きてドラえもんがいないことに絶望し「サンタさんはいないんだ…」と言っていました。
「寝ている間に来たのかもしれないよ。でも、あなたがいい子だからのび太のところに帰ったのかもよ」とか「(娘が)ダメダメ人間じゃないから子孫がドラえもんをよこさなかったんじゃない」とか、色々言ったんだけど疑心暗鬼のもよう…。

でも朝起きて、だるまのような大きな機械の目がキラーンとか光ってたら、怖いと思うんだけどなぁ(笑)。大体日中一緒にいなくちゃならないのは私だよっ、とか、心で突っ込みをいれてしまいました。

娘のプレゼントは 
ゾロリしんぶん大しゅうごうと色鉛筆セットでした。…我が子ながらマニアックなプレゼントを喜ぶ姿に逆に感動しました。

息子のプレゼントは声の出るプラレール山手線です。「次はうえのー」「2番線ドアがしまります」などを言う電車とレールのセットです。朝からずっと遊ばれて頭割れそうです(笑)。外回りと内回りの切り替えができてアナウンスが変わるんですよ。息子の場合、朝起きてすぐ箱をみつけ「かっちょいいー!」とため息をもらしました。誰がくれたかとか、どうしてここにあるかなどは問題ではないのです、今が大切。…リアルに生きてます。

歌が生まれるとき

にっき
12 /24 2004
子供がいるのでそんな大人気無い事はいいません。鶏肉を用意し、二人の子供とケーキ作りをしました。材料の半分以上が試食になってしまったような気もしないでもないんだけど……。子供たちと騒ぎながら果物を並べたりするのもあと数年なのかな。

太りたくないんだけどこの時期太りますねー(笑)。今日行った薬局では寒さのストレスでビタミンCが減り風邪を引きやすくなるそうです。ビタミンCは溜めておけないので数時間置きに補給したほうがいいと説明されていました。皆さんもマメにビタミン摂取して年末を乗り切りましょう。

慌しい一日の中で息子のひょうきんさが慰めになっています。なんというか、彼だけミュージカルの世界に住んでいるんです。「早く行く仕度しなさい!」と怒っても「はやく~いくのよ~♪」と言いながら走ってくると思わず笑ってしまいます。年末年始をミュージカルにしたら面白いかも…。「おおそうじは大変だ~♪」…とかね。

科学の目科学のこころ

まじめな本
12 /24 2004

長谷川さんの本2冊目。こちらの本のほうがくだけていて、科学を分かりやすく書いていて、親しみやすい本です。「始めに」にも”科学という人間の営みに関して思うこと、考えることを、書きつづったものである”書かれているので科学興味がある人、また科学なんて分からないと決めつけそうになっている人に勧めたい本です。続きを読む

リアルな世界?!!

にっき
12 /23 2004

科学の本を読んでいて、ふとラリーってすごいリアルな現場だって感じてしまいました。科学と人間のもつモチベーションの戦いといいますか、融合といいますか、人間世界の持ちうる全ての力を統合した芸術という印象をもってしまいます。…傍からみれば只の環境破壊なのかもしれないけど、ある側面からみればこれほど人の素晴らしさを表現しているものはないとも思えます。世界は全て表裏一体…段々何言ってるのか分からなくなってきました(笑)。

今日の番組ではカットされていた16戦最後のステージでのローブのインタビューが印象的でした。2位のグロンホルムがリタイアして単独トップに立ったときのコメントだったと思うんですけど、一人でトップを走るのはしんどいという話の中で「守りに入った走りは大変なんだ。カーヴを曲がるのにも一呼吸前でブレーキを踏まなくてはならない、そうすると全てのリズムが狂ってとてもやりにくいんだ」と、いうようなことを言っていました。モチベーションはともかく、そのローブのコメントに人間の持つ根源的なものの素晴らしさ、人との関係のすごさを感じました。
嫌味で言ってるんじゃyないんですよ(笑)。多分、彼はラリーそのものをとても愛しているんだなと感じたのです

幸せなのか…?

にっき
12 /22 2004
映画毎に印象に残る台詞がありますね。
先日レンタルで見た「イノセンス」を思い出しつつ見てます。イノセンスでは少佐の言う「幸せ…懐かしい価値観ね」という台詞が好きです。「うる星やつら ビュティフルドリーマー」を思い出すシーンもあって難しいけど好きな映画です。「アヴァロン」もよかったですね。あーまた全部見なおしたくなってきました。年末で忙しいのに…。

上野に息子と電車を見に行ってきました。明日から上野は人がすごくなるだろうから、上野電車の見納めです(笑)。北斗星もそう思って見ると新鮮でした。しかし、駅周辺はすごい警戒体制でどこを見ても警官がいました。

クリスマス準備

にっき
12 /21 2004
「水晶を持って怒られるのはピピンだよね」
「ガンダルフはどうしてフロドに安全な道を教えてあげていなかったのだろう…」
…です。
買い揃えた「指輪物語」にはまってしまったよう。
寝る前熱心に読んでいるのです。小説は歴史物しか読まなかった夫がはまったので『よしよし』と内心、微笑んでいたのですが、彼にとってはエルフの歴史もエントの世話好きさも戦国時代と同じようです。彼のつっこみは鋭いので一緒にトールキン教授に聞きたくなってしまうほど(笑)。ファンとしてつい「それはトールキンワールドなんだよっ」と話を打ち切ってしまうんだけど、きっと教授には深い理由があるんだろうなぁ、なんて故人を思ったりしてます。

午前中に娘のクリスマスプレゼントを買ってきました。色鉛筆のセット、です。かわいいですね(笑)。すぐ無くすので買わずにいたのですが本人はとても欲しかったようです。大事にしてほしいな。息子のプレゼントは夫にお金を渡して買いに行かせたほうがベターでしょう(笑)。なんでも「うえの~」というプラレールが欲しいんだって、夫が(?!!)。夫にはハリーポッターの新刊を買いました。これは私が読むためです。

買い物をしていたら、知らないおばさんにほうれん草の冷凍の仕方を教わりました。勝手にしゃべってくれたんだけど…(笑)下町らしい風景でした。おばさん曰く「もう三日もしたら青物は高くなるから今のうちに冷凍しておきなさい!」とのことです。御意。

はじめて考えるときのように

まじめな本
12 /19 2004

若者向きの哲学入門書という解説だったのでリラックスした気持ちで借りて読みました。始めのほうはスラスラと理解できたのですが、中盤から終りはなかなか難しくて何度も読みなおしました。そして分かりました。難しいと『ま、いいか』と読み流してしまうんですけど、この本は友達と軽い会話を楽しんでいるように哲学を友達のようにして読むことができました。続きを読む

デルスウ・ウザーラ-沿海州探検行-

ほのぼの本
12 /17 2004

この本、良書です。そんなの読んだ人はきっと分かってるのでしょう。新聞で黒沢明が好きだった本と紹介があって興味があって読んだ本。今の地球では探検や冒険は皆無に等しい世の中ですが、昔のノンフィクションはどんなだったのだろうという興味もあって借りて読みました。続きを読む

わたしのおじさん

ほのぼの本
12 /17 2004

植田さんの本と聞いて借りた本。作者ももちろん好きです。いしいしんじさんとは別な雰囲気があってよかった。この本は女性が読んだほうがいいと思う。生まれ変わりや生死の境って男の人と女の人では微妙に違うと思うんですよ。それはやはり女が子供を産めるという特性があるからなんだけど、そこらへんのなんとも言えないもやもやとした境界をリアルに優しく描いていると思う。子供の記憶とあまい草のしるの味、忘れていたものを五感で思いださせてくれる物語です。

月夜野

東京下町在住・本・建築・ハチロク好き