オルセー美術館展

美術館・博物館
01 /30 2007
土曜日から上野東京都美術館で始まったこの展覧会。楽しみにしてたので、お弁当もって自転車こいで、早速行ってきました。
十年以上前の学生の頃にパリでみた印象が強く、注視しています。
あの明るく広い館内で、何の注釈もなく題名だけでごろごろ名画が並んでいて、どこからどう回っていいのか混乱し、うろうろしていた貧乏人です(笑)。

今回はゴッホの「アルルのゴッホの寝室」が来ました。これをオルセーで見て帰ってきて、画集との色の違いに唖然とした思い出があります。思わず『違うよー!』と怒ってしまった。この絵は沢山印刷され、色んなところで目にしますが、見るたびにあまりの違いにへこむほどだったので、久しぶりに本物が見れてよかったです。と、言ってもそこは十年以上前の記憶、また自分で思っていた色とは違うんですね。また『違うよー!』(この部屋匂うよー!というCMふうに)と思いながら帰ってきた(笑)。
もっと白っぽかった印象があるんだけど、展示の仕方や壁の色が違うせいか黄色っぽく見えた。でもそこはゴッホの黄色で、すごい綺麗。絵ってこんなに輝くものなのだと改めて思いました。

他にもモネの「ルーアン大聖堂」の黄色もよかった。空の色も聖堂の佇まいも美しかった。
建物をモチーフとした絵が多く、期待以上に楽しめました。

現代はアナログからデジタルへと殆どのものが移り変わっていますが、絵の具を練って、技巧をこらして、一筆一筆魂を込めて描く絵には、目には見えない、でも全身に伝わってくる美しさがあります。実物の絵だけが持つ波動といいますか、ゆらぎみたいなものがあります。

今回は画家がイメージした光の印象を比べて楽しみました。こう年取ってから見ますと、作者の光に対する思い入れというか、慈しみがストレートにきて胸が痛くなります。

人が多いのと狭いので、画面が光ってしまって全体を見渡せない絵画があって残念だった。オルセーみたいに自然光で観たい。日本では難しいことは分かっているのですけど。

平日の午前中にもかかわらず人が多かったです。
行こうと思われている方は早めに行かれるといいですよ。
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結婚式 行ってきました

にっき
01 /29 2007
書くの遅れましたが、結婚式たのしかったです。
牛久シャトーで私のいとこが結婚しました。私が初孫で二番目の男の子だったんで、小さい頃のことを語りあい、大笑いして帰ってきました。

新郎は娘に向かって「天然パーマのお母さんに似なくてよかったなー、君ぐらいの時は髪の毛ぐるぐるだったんだよ」とか、夫に向かい「彼女、生意気だったんですよ」とか言ってた。むー!!!全然変わってない!!
そういう私も30半ばの170cm以上の男にちゃん付けで呼んで、娘にヘン!と言われた。時がたつのは早いものです。
親戚のおばさんには「こ~んな小さな赤ちゃんの時、抱っこしてあげたの覚えてる?」とか言われました。既にタイムスリップな気持ちでした。

どの人にも「お母さんになったねぇ」としみじみ言われ、二人も子育てしてるんだから、お母さん以外の何になれというのじゃ~!と思いつつ、顔を引きつらせながら「どうも…」と笑っておりました。
うれしくて走り回る息子を追いかけては、ばしっと叱ったり、目前にあるトイレが分からないとほざく娘をどやしたりしてたので、確かに貫禄のある母さんに見えたことでしょう(汗)こうやって人は歳をとるのだな。

息子は無事、バージンロードを歩く大役を果たしました。直前まで興奮して、落ち着きなくうろうろしてたのに扉が開いた途端、びしっとなりにこにこしながら後をついて行ってた。子供ってすごいです。本番強いです。親のほうがあがってしまいました(笑)。

ブレイブ・ストーリー 上

ファンタジー本
01 /28 2007
ブレイブ・ストーリー(上)ブレイブ・ストーリー(上)
宮部 みゆき

角川書店 2003-03-05
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映画を見て、小説を読んでみたくなり、まずは上巻を読書。映画では説明のされていない部分が多く、流れはおかしくなかったんだけど、見ていて”ここはきっと小説で掘り下げられているんだろうな”と感じるディテールが多かったので、それがなにか気になって読んでみました。

面白いです。下巻を読み始めてます。
ロールプレイングゲームってたくさんやってないんですけど、ゲームのイメージが伝わってくる。ドラクエやってないんだけど、そんな世界感があるんだろうなと思った。
マザーとファイナルファンタジーⅦぐらいですが、街の様子とかイベントの感じを思い出す。

電気屋のゲームコーナー行くといつまでもデモを見てしまうおばさんです。30分はかるく見てしまう。しかも繰り返し見るので、子供に呆れられてしまう。何で皆見ないの?(笑)綺麗ですごくて、口開けて見入ってしまいます。

毎回見ると濃厚なイメージの放出にため息がでて、小説にはできることなんか無いんじゃないのか、なんて思ったりするんだけど、よく考えるとそんなことはなくて、というか小説にしかできない世界のイメージの表し方というのを感じて、その差異に改めて考えこむことになるのですが、そのあたりのことをこの小説に感じて読んでいます。で、どうかと聞かれると上手く言い表すことができないのですが、作者さんはどんな気持ちでこの小説を書いたのかなと思いながら読んでいます。

幻界の存在の意味が読んで分かった。あとミツルと亘の関係も、読んでみて分かった。

結婚式

にっき
01 /27 2007
今日は親戚の結婚式です。
これからしたくしてでかけます。
息子が花嫁さんの後ろにつく係りになったんだけど、今ひとつ意味が分かっていなくて、困ってます。「結婚についてゆけばいいのね」とか言ってる。それはちょっと違う…。「お母さんも結婚するの?」と聞かれたので、大好きなスネイプ先生と結婚しようかなと言ったら、すごい顔で「やだ」と否定された。向こうもこんな連れ子とは結婚しないだろう(笑)。「じゃ、(息子のお友達)Uくんと結婚しようかな」と言ったら「Uは俺のだからダメ」と言われてしまった。「じゃ、誰がいいの」と聞いたら「Sちゃん(女の子)ならいい」と言われた。…結婚という制度自体の説明をしなくてはならなそうです(笑)

2002年から読んできた本の数が今594冊目で、もうじき600冊になります。こんなになると思っていないかったので驚いています。整理したほうがいいんだけど…あまりの量に既にやる気がうせています。
頭の中に入っているのか…我ながら謎です。

何か記念に企画でもしたいなぁ…500冊のときぼんやりしてたからなぁ。一月10冊ぐらいのペースで読んできたようです。絵本も入っているので、それほど多いわけではないです。ブログに書いている感想とHPのバックアップの感想とは時に全く逆のことを書いていたりします。途中で放り出した本のメモとかもあるので、読み返すと恥ずかしいんですが、まそれも人生ってことで、ごにょごにょ。

今日は晴れるといいなー

ツレがうつになりまして

ほのぼの本
01 /26 2007
ツレがうつになりまして。ツレがうつになりまして。
細川 貂々

幻冬舎 2006-03
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図書館で予約した本が来たので読書。
うつとは”ストレスにより脳内の神経物質のはたらきが悪くなることによって起こる”ことなんだそうです。
ここ暫く夫が「俺はうつだ!」といってるのをはいはいと聞いていたんですが、症状が酷似していることに気付き、慌てて「あなたうつなの?」と聞いてみた。
「だから言ってるじゃん。俺はうつだよ」
との返事。ええー!!!
「でも原因はタバコだってわかってるから大丈夫」
大丈夫って、あんた…。
一週間位前にセロトニンが出てないとか、バナナシェイクが効くんだとか、ぶつぶつ言ってたのはこのことだったのかと、間近にいたことに驚いています。

眠れなくなったり、食欲がなくなったりはしてないので、軽いうつなのかなと思ってます。禁煙して三ヶ月目、様々な症状に興味深々で観察を続けていますが、うつにまでなるなんて、依存(中毒)ってすごいんだなと感じています。

タバコはもうどうでもいいんだそうです。少し前までタバコを吸い始めてしまったことを激しく後悔していましたが、今は禁煙を始めたことを悔いています。一見変化はなさそうですが、その深さにぞっとします。
心の病気って難しいなぁと思いました。シリアスになってしまった。

岩窟王

DVD
01 /25 2007
巌窟王 第1巻巌窟王 第1巻
アレクサンドル・デュマ 前田真宏 中田譲治

メディアファクトリー 2005-02-25
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映画「ブレイブ・ストーリー」の製作と同じと知り、以前から興味があったDVDだったので、レンタルして見てみました。即、続きが観たくなった(笑)。面白かったです。まだ一巻しか見ていないので、くわしい感想は言えません。小説も読もう読もうと思いつつまだ読んでいないので、だめだめなんですけど、とりあえず、面白かったー!とメモのような自己主張を(笑)。

見えない誰かと

現代小説
01 /24 2007
見えない誰かと見えない誰かと
瀬尾 まいこ

祥伝社 2006-12
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瀬尾さんのエッセイ。携帯に連載された短い文章がたくさん入っています。どれも若い頃の話でおとぎ話のようにやわらかで、優しいエッセイ。面白い校長先生や、印象に残った同僚の先生の話。担任を持ったときの話。教え子の中学生の話。大学生や教員の視点から、おだやかに子供について語れていて、楽しく読むことができました。

小学生と幼稚園の子供を持っている親として先生に望むことは、子供のことを第一に考えてくれるということです。
保護者によく見てもらおうなんて思わなくていいんです。子供にとって一番いいと思う教室作りや指導をして下さっていれば、そこに一貫した哲学なり考えがあれば、賛同したり時には意見しあったりして子供を中心に一緒に育っていければいいと考えるのですが、なかなか教員の側にも親の側にもそれを意識さえしない大人がいて、何のための教育か分からなくなります。

世間体とかランクとかばかりに気をとられている公立校を見ると、そうさせたのも私たち保護者なんだなと、反省してしまいます。うちの小学校の先生はいつも忙しそうで、きりきりしています。ゆとりとかぜんぜん感じられなくて、子供と一緒に先生の心配したりしてます。

瀬尾先生は中学生と交流をしながら、子供と接しているのが楽しいようすが伝わってきます。楽しいといっても楽な楽しさではなく、子供に対する真剣なまっすぐな気持ちが伝わってきて、気持ちがよくなります。

教師どうしの微妙な関係や、保護者とのふれあいを暖かく穏やかに語っていて、読んでいるとやわらかい気持ちになります。茶目っ気のある校長先生や、ムードメーカーの生徒の話を、どこかメルヘンのように読んでいる自分に気付き、こんなゆとりのある学校にゆかせたいなと思ってしまいます。

「図書館の神様」のもととなったエピソード「図書室の神様」の話も面白かった。

獣の奏者Ⅱ

ファンタジー本
01 /22 2007
獣の奏者 II 王獣編獣の奏者 II 王獣編
上橋 菜穂子

講談社 2006-11-21
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読みました。よかった。あんまりよかったよかった言うと疑心暗鬼になられるかもとか心配しつつ、でも、よかった(笑)。
最後泣いてしまった(また)、この人の小説は胸が熱くなるときの気持ちが独特です。あ、きた…こんにちは、って感じです。言ってることが既に意味不明。

いや、これ、いいですよ。言葉にならないままお勧めです。娘、分かってるのかなぁ。このエリンの深い感情を。難しいです。

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獣の奏者Ⅰ

ファンタジー本
01 /19 2007
獣の奏者 I 闘蛇編獣の奏者 I 闘蛇編
上橋 菜穂子

講談社 2006-11-21
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去年のクリスマスに娘にプレゼントした本。実は私が読みたくて買った(笑)。読みたいんだから早く読んでよーと言ったら、ぺろっと読んでしまい、その後も繰り返しページをめくっているので、お勧めの本が気に入ってもらえて、ちょっと嬉しかった。そして拝読、面白かったです。Ⅱを未だ読んでいないのですが、先に感想を。

主人公は10歳のエリンという女の子。闘蛇(とうだ)という猛獣を世話する母親を亡くし、すべてを亡くして一人遠い場所で生活しなければならなくなるところから話は始まります。

文化人類学を学んだ作者のファンタジーはアジアのファンタジーでディティールのひとつひとつが親密な印象を与えてくれて好きです。読んでいても安心感があるというか、世界感にゆるぎがなくて不安になることがありません。娘もそんなバックボーンを感じてくれたようで、色々感想をいいあって楽しみました。

両親を失いながら遠い土地で育つこの巻は、蜂飼いのジョウンとの交流が印象に残ります。蜂の生態の面白さと、生きる世界の面白さが混ざりあって楽しく読めた。
細部に生き方の違いや考え方の違いからくる行動の差や、物事のとらえかたが違う人物の表現の仕方に、物語の広がりを感じながら読みました。そのなかで主人公の性格がのびやかに成長してゆくようすが気持ちいい。身分や差別、国同士の戦いを背景に描きながら、徐々に自分らしさを持ち始める少女の繊細で細やかな心の動きがよかった。
「闇の守人」でもそうだけど、美人ではないけど一本気持ちの通った涼やかな女の子(女性)を描くのがうまい。”女三界に住む所なし”というけど、主人公が自分の居場所を探してゆく生き方の鮮やかさにいつもはっとさせられます。

闘蛇 イメージ


闘蛇のイメージ。乗ってみたくなる。怖いけど(笑)。

かぼちゃスープ

絵本・詩
01 /18 2007
かぼちゃスープかぼちゃスープ
ヘレン クーパー Helen Cooper せな あいこ

アスラン書房 2002-05
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図書館の幼児お勧めリストにあったので、寝る前の息子に読み聞かせました。
ねことりすとあひるは仲良し三人組。何をするにも一緒で役割分担が決まっています。ある日、あひるが役割を変わりたくなって騒動が始まります。
仲良しだった三人が些細なことから喧嘩して、あひるさんが「出て行く!」と言い出すところは読みながら笑ってしまいました。
反抗期で何を言ってもすぐに出て行くと言う息子は、黙ってもじもじしてました。「あひるさんはどこに行くんだろうねぇ」と言うと「知らないよ、どっか遠くなんじゃないの」と、つっけんどんに答えてた。
翌日夫が同じように読み聞かせしてて、同じこと言われて”うっ”となってました。

息子にとって身につまされる話のようです(笑)。
それでも何度も読んでいるのは、優しい絵と穏やかな語りだからなんだろうな。出て行く!と言い出した反抗期の子供にお勧め(笑)。

続編もあるようなのでこれも読みたい。

こしょうできまりこしょうできまり
ヘレン クーパー Helen Cooper かわだ あゆこ

アスラン書房 2005-11
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ダーウィンの悪夢

映画
01 /17 2007
ダーウィンの悪夢を観てきました。去年「ホテル・ルワンダ」を観たとき、この映画が話題にのぼり繋がっている感じをうけたので、映画館で観ようと決めていました。
アフリカのヴィクトリア湖に1960年以降からすみ始めたナイルパーチという巨大魚を獲り生計をたてる湖畔の村を舞台としたドキュメンタリー。
感想はたくさんあって一言ではいえません。これをみて私に何が言えるのか、どう伝えればいいのかと考えるとほんと難しい。

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ブレイブ ストーリー

映画
01 /16 2007
ブレイブ ストーリーブレイブ ストーリー
亀山千広 宮部みゆき 千明孝一

ワーナー・ホーム・ビデオ 2006-11-23
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以前から観たかった映画をレンタルしました。原作読んでないので、なんとも感想言いにくいのですが、原作読んでみたくなりましたよ。
宮部さんの小説は昔「理由」を読みました。読み始めると一気に読めるというかはまる作家さんです。このブレイブーも小説ではどんなふうに書かれているのかなと気になった部分が多々ありました。
最後もよかった。主人公の年齢が娘と同じなので、一緒に話しながら観ました。

映像の動きがいいですね。映画館で観たくなった。予告を観た時も、扉の開く感じがかっこよくていいなぁと思ってたので行けばよかったなと…後悔先に立たず。
CGいっぱいありました(ってゆうか全部なんだな)。気になって仕方なかった。私が古い人なのですねー(笑)。服の感じとか背景にさりげなくふんだんに使われていてどきどきした。マッピングとか想像してしまう貧乏性(苦笑)こんな自分の癖が嫌いです。
木の葉の感じとか、ノイズ(灰色のもやのような物体)の感じがよかった。あ、ぼけぼけなこと言ってる気がする…。

広告批評 (309号(2006NOV))

にっき
01 /16 2007
広告批評 (309号(2006NOV))広告批評 (309号(2006NOV))

マドラ出版 2006-12
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毎年、世界のコマーシャルの入ったDVDが付録の号が出ると見ます。
テロが起きてからコマーシャルもどぎついギャグがなくなっていましたが、ちょっとづつ再燃してきたように思います。
先週TVで見たタイのベビー・フェイス・フォームのCMの続きを全話みました。男勝りの女の子がボーイフレンドを獲得するまでのCM。ドラマになってて面白かったです。お勧めです。
他にもありえない出来事を綴ったバンコク保険のCMが好きです。

CMって短い時間でふっと笑える面白さがあって楽しい。

エレファント・マン

にっき
01 /15 2007
エレファント・マンエレファント・マン
藤原竜也

ポニーキャニオン 2003-01-16
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藤原さんの他の演技も見たくて借りて見たビデオ。バトルロワイアルとかオイルとかビデオで見てすごいなって思ってたんだけど、やはりすごい。舞台観たいなと思ってしまう。
以前金閣寺の最後の場面をTVで偶然見て、びっくりした記憶があります。映像には出ないもうひとつの世界というか、舞台ならではの気があって、それがやっぱりすごい。実際みてそのすごさに感動したので、また観たい。目が離せないというかなんというか、うまくいえないんですけど(といいつつ言ってますが)もう一つの世界を加味してくる印象がある。蜷川さんの舞台見たいなぁ。近所のレンタルショップにはこれしかなくて、悶えてます。

このビデオではエレファント・マンが色んな人と交流を持って、様々な感情が芽生えてくる場面が好きです。醜い体からきれいな言葉が出てくるところがいい。

小鳥たちが見たもの

現代小説
01 /13 2007
小鳥たちが見たもの小鳥たちが見たもの
ソーニャ・ハートネット 金原 瑞人 田中 亜希子

河出書房新社 2006-12-12
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ソーニャさんの新刊。早速読みました。今回の話は前二作とはまったく違った流れで主人公は男の子。暗くて悲しい話です。
帯にサスペンスと書かれてあるのですが、これがサスペンスなのか私には分からなかった。サスペンスを読んだことないんで、どうなのだろう…。読んだ後の第一印象はさまざまな怒りについて書かれてある本だということ。読んでるのとても辛かったです。「銀のロバ」読みたくなった(笑)。9歳の少年、エイドリアンは父にも母にも見捨てられ、祖母の家で育てられますが、ひきこもりになった叔父のローリーとあまり幸せそうでない生活を送る。
誰もが大切な何かを失って抜け殻のように暮らします。その日常が訥々と綴られていて、なんというか外国の話に思えなくなってくる。喜びの影に隠れている怒り、怒りたくないのに憤る気持ち、悲しくて湧き上がる怒り、さまざまな怒りが提示されています。
あまりに色んな怒りがあって、そのひっくり返しがないのかとかさえ思ってしまう。でもひっくり返らないのは、私たちがよく知っている現実です。なんでこんなに苦しい文章をこの人は書くんだろうと思いつつも、それを知っている自分に気づきえぐられるような気持ちになります。
ただの悲しい話じゃないと思う。今読まれる小説なのではと感じた一冊。

ピーター・パンインスカーレット

ファンタジー本
01 /13 2007
ピーター・パン イン スカーレットピーター・パン イン スカーレット
ジェラルディン・マコックラン こだま ともこ

小学館 2006-12-01
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ピーター・パンの続編が出たと知って、すごい気になってて、我慢できずに読んでしまいました。ピーター・パンの話を読んでないのに、先に読んでしまいました。バリの自伝的小説とも言われている「小さな白い鳥」(2005-03-06読了)が好きで、ピーターのその後を知りたいという興味もありました。

分厚い本ですが、読みやすく楽しく世界に入ってゆくことができました。かつて子供だった彼らが大人になり、でもネバーランドの危機を感じ、子供になって、ピーターに会いに行く。するとそこは…と、どんどん話しに引き込まれてゆきます。

展開などは話さないほうがいいのかな、ネバーランドの世界を存分に楽しめる一冊です。読み終わったとき、なんともいえない幸福な気持ちになります。
この話の中で特に気に入ったのは、大人になることは嫌なことじゃないんだ。夢を持ち続けながら大人になることもできるんだという意味あいが含まれているところです。
大人なんかにならないと繰り返し言うピーターにウェンデイや他の(かつての)子供たちが、戸惑いながらも大人の自分を認め受け入れ始める。その時間の隔たりを取り去るあたりがすばらしいなと思いました。

早くに父を亡くし、大人になりたくないピーターにネバーランドを「ピーター・パン」を与えたバリ。85年たって子供のままで、大人になることを許している物語のように感じられました。

新しいパソコン

にっき
01 /13 2007
ニューパソコンで書き込みです。XPすごいですねーあ、もうじきVistaなんですね。98を使っていた身としてはすべてが画期的です。
「いっとくけど、すごい進歩を実感できるよ」と言われていたので、覚悟はしてたんですけど(?)想像以上です。新しくしたくなかったわけではなかったんですよ。いつも夫に「98が一番だ」と言われてて、そんなもんかなぁと思ってたんですけど、こんなに違うのは驚きです。
窓の角っこが丸いのとか、やたら小窓がでてくるのとか、新鮮な驚きです。

夫は同じ理屈で「車はハチロクが一番だ」といいます。
だんだん騙されていると気づき始めたこのごろです(笑)

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グレート・ギャツビー

村上春樹
01 /12 2007
グレート・ギャツビーグレート・ギャツビー
スコット フィッツジェラルド Francis Scott Fitzgerald 村上 春樹

中央公論新社 2006-11
売り上げランキング : 67

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読み終わりました。あえて村上春樹カテゴリに(笑)
感想は…難しいというのが第一印象。あとがきで”この作品の他に何がすごい作品なのだ”と言わすにはいられないと書かれれば、村上ファンとしては、そのとおりです!と言うしかなく(笑)それ以上には何も語れません(^^;。

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「のだめオーケストラ」LIVE!

音 楽
01 /11 2007
「のだめオーケストラ」LIVE!「のだめオーケストラ」LIVE!
のだめオーケストラ 東京都交響楽団

ERJ 2006-11-15
売り上げランキング : 2

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楽しく聞きました。ドラマは家事などしながら見てたので、ちゃんとみてないんですけど、ちょっとしか見れなかったんですけど、でもでも面白かったです。最終回は他の家族が笑いながらみてました(私は風呂入ってたりした)。
マンガ読んでいて、千秋がすっごくのだめを好きな話しだなぁと思っていたので、音楽で聞くとなおさらその思いが強くなります。二人の接点というのが音楽(ピアノ)なんですね。

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ハヅキさんのこと

現代小説
01 /10 2007
ハヅキさんのことハヅキさんのこと
川上 弘美

講談社 2006-09-30
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6ページぐらいの短編ばかり詰まった一冊
どれも短い話ですが、それぞれ違う味わいがあり、面白かった。
「ハズキさんのこと」が始めに書かれ、短編を書くきっかけになったというだけに、他の作品と違う味わいがあった。「琺瑯」もよかった。「誤解」「動物園の裏で」も面白いなぁと思った。

「グッピ-」で読んでいた本の登場人物が恨めしくなって、庭で燃やしていると、母に焚き火しちゃだめと怒られる主人公。”一瞬泣きたくなったけど、笑うことにした”というくだりが好きです。泣くことと笑うことの微妙な感じがよかった。

「島」では、同じ場面が違うイメージによって語られるくだりがあり、そこがよかった。ユリさんのミサの帰り道、高架下の空気を じめじめとした空気 と形容しておいて、最後に からだを持っていかれそうな旨い空気 と変化しているのが面白いと思った。記憶の変化なのか、感情の変化なのか。

「あとがき」で書くことの不思議と当然について語っている。「此処彼処」のあとがきでも書くことについて書かれていたので、それを思い出した。

此処 彼処 (ここ かしこ)此処 彼処 (ここ かしこ)
川上 弘美

日本経済新聞社 2005-10-18
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どれくらいの愛情

現代小説
01 /09 2007
どれくらいの愛情
どれくらいの愛情白石 一文

文藝春秋 2006-11
売り上げランキング : 1786

おすすめ平均 star
starこの作品で「直木賞」を!!
star今一番お薦めの作家。
star思考の動きの順

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面白かったです。あとがきにも書かれていますが、前作「もしも、私があなただったら」の続きというか、延長にあると感じた一冊。
もしもーの最後を読んだとき、”この後、作家さんはどう考えるのだろうな”という気持があったので、続いていると感じたとき、うれしくなった。

もしも、私があなただったらもしも、私があなただったら
白石 一文

光文社 2006-04-20
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…と、ここまで書いて感想いろいろ考えたんですが、うまくいきません。うまくまとまらない。いくつもの事柄いろんな角度で書いている小説だと思う。
個人的な感想になってしまいました

ロープ

にっき
01 /08 2007
行ってきました。NODA・MAPの「ロ-プ」観てきましたよ。
藤原竜也くん、かっこよかったです。素敵でした。
いや、それだけじゃないんですけど(笑)

発表された台本を読んでから行ったので、今回はストーリー展開をしっかり頭に入れて行くことができました。
去年見た「贋作 罪と罰」は大竹さんが主演した以前の舞台も見ていたので、その違いなどを楽しむ余裕があったのですが、今回は新作なので緊張しました。で、よかったです。
台本を読みながら作ったイメージを気持ちよく壊してくれました。いや当たり前なんですけど、壊されるためにいったんだけど、最後のほうで、ぐあーっと言葉と舞台と空気が一塊になった感じがした。

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日本科学未来館

美術館・博物館
01 /07 2007
久しぶりに日本科学未来館へ行ってきました。
先月娘が社会科見学に行き、私も行きたくなったというのが動機(笑)企画展「65億人のサバイバル」が面白そうだったというので、企画展も見てきましたよ。
未来の道具:ナノカーボン AFM(原子間力顕微鏡)
住環境:宇宙農業 バイオマスタウン
エネルギー:地熱・風・太陽・水素 光触媒
などをキーワードにブースを見学しました。
常設展にも関連のクイズがだされ、企画展で学んだことを常設展で応用しているという展示の方法もよかったです。より深く企画展を楽しめました。

久しぶりにメガスターでプラネタリウム「闇の色」を楽しみ、その後はサイエンスライブラリーでいろいろなビデオを楽しみました。ここのライブラリービデオは面白いのが多いので、お勧めです。
私は脳と感情のBBS番組をみましたが、隣のブースで流れていた、マヨネーズ工場とお菓子工場のビデオのほうが面白そうだった(笑)盗み見て楽しんでしまいました。

アール・デコ・ジュエリー

美術館・博物館
01 /06 2007
東京都庭園美術館で行われている「アール・デコ・ジュエリー展」へ行ってきました。シャルル・ジャコーのジュエリーデザインや、その時代のジュエリーなどの宝飾を見てきました。
見る前からに気になっていた、ルネ・ラリックの「四匹の魚」といブローチがとても綺麗で気に入りました。
どれも100年近く前のデザインとは思えないほど斬新で新しいと感じるものばかりで、美の普遍性を感じました。
来館者の人がみんなおしゃれで、周りの人たちをみているのも楽しかったです。装身具の関心の高さに驚きました。私はただ”きれいだなぁ”と思っているばかりでした。
杖の柄のデザインや、指輪の細かいディテールの書き込まれた図面ともイラストとも絵画ともいえる美しい絵を原画で見ることができました。
同展は14日までです。興味のある方は是非行かれてみてください。

ワイルド・スピードX3

映画
01 /04 2007
ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFTワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT
ルーカス・ブラック ジャスティン・リン ナタリー・ケリー

ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン 2006-12-22
売り上げランキング : 63

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ドリフトと聞いて観ない訳にはいきません(笑)。見てたら案の定、ハチロク乗りの夫がぶつぶつ言い出した。それからはドリフト談義でした。主人公が練習している道路は、のこぎ○山じゃないかとか、この道は…と色々言ってた。最後の決勝はガードレールがないので、外国なのかな?CGも多く多用されていて、すごいなぁと思いました。
ドリフトキングもいましたね。楽しそうでしたね。レース見に行きたくなります。と、いうより遠出したくなります。

マザーボ-ドがっ…

にっき
01 /04 2007
壊れてしまったようです。2日に更新を終えて終了させようとしたら、みるみる壊れていきました。昨日は秋葉原でパソコンを見てきました。今はいろんなのあるんですねー。画面も画期的に綺麗でびっくりしました。
以前から買い換えたいとは思っていたんですけど、いろいろ検討して最後の最後で「今は買い時ではない」と夫が言い出して、毎回喧嘩になり、買わないという結果をたどるので、今回は平身低頭で夫の言うことを聞いています。売り場を回って説明聞いたりしてね、薀蓄の好きな世代です。
「何でもいいよー動くなら」という私に「買ってからあれができないこれができないって騒ぐだろ、ちゃんと聞いとけ」と怒られます。
「だって、そんなの聞いてないもん~~」……言われたことをぜんぜん聞いていない妻ということに気づいていません(笑)。

ヨドバ○はたくさんの人がいました。DSを買うお客さんでゲームフロアはいっぱいでしたよ。

初詣

にっき
01 /02 2007
初詣


昨日は明治神宮へ初詣に行きました。門松の竹の中には何が入っているかと、息子に聞かれたり、「はつもうでに行くよ」といったら「はつもうって駅はどこにあるの?」と駅名を聞かれたりして笑ってすごしました。
原宿の臨時改札ホームに心ときめく夫と息子。もう慣れたけどね。初乗りでした。

帰りに表参道ヒルズに寄ってきました。
去年の秋に私だけ行ったんですが、家族で行くのは始めてで、安藤氏特有の階段やスロープを上り下りして楽しみました。
画像をHPに更新したので興味のある方はご覧ください。

表参道ヒルズ


原宿の模型やさんに行ったりと、年始から個性的な一日をすごしました。
あけまして、おめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

現代小説
01 /01 2007
海
小川 洋子


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小川さんの小説を充分堪能できた一冊でした。短編も中篇(というのかな、ちょっと長い小説)もどれもよかった。題名を見て内容を思い出せるって結構すごいと思うので、読んだ後も忘れることのない小説ばかりでした。

「風薫るウィーンの旅六日間」この話は、何処か可笑しくて面白い。なんだろう、すっごい無駄な経験なんだけど無駄じゃない、そんな話。
「バタフライ和文タイプ事務所」この話すごい好きです。文章がいい。小川さんだーと私は思ってしまう。
「銀色のかぎ針」短いんだけどいいです。明るい日差しを感じる。
「缶入りドロップ」歳をとって幼稚園バスの運転手になる男の話。結婚したことなくて、子供の扱いが全然わからないんだけど、泣く子供を宥めるために思いついた苦肉の策がとても素敵。
「ひよこトラック」この話、一番好きになった。ひよこがつまったトラックが家の脇の道をごとごと通ってゆく姿が見えるようです。心がきゅっとなる話。
「ガイド」は何かよくないことが起こるんじゃないかって、どきどきしたけど、最後がよかった。シャツ屋さんのおばさん、どんな人かなとか思った(笑)。

「ひよこトラック」
あんまりかわいかったのでイメージを書いてみました。
ちょっと違うんだけど、こんな感じという感じで……(笑)
二度目のひよこトラック

月夜野

東京下町在住・本・建築・ハチロク好き