月末の読書

にっき
01 /31 2010
突然始まった入院生活で読んだ本とDVDのメモ

マイケル・コリンズ【字幕ワイド版】 [VHS]マイケル・コリンズ【字幕ワイド版】 [VHS]
ニール・ジョーダン

ワーナー・ホーム・ビデオ 1997-09-05
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前から見たいと思っていた映画。アイルランドがイギリスとどのように戦ってきたのかが分かるアイルランド歴史の映画。マイケルコリンズは戦いに貢献した人物の名前、彼の行き方人生にそって映画が進みます。
戦いというのは特に内戦というのは、辛くひどいもので、昨日までの戦友が今日敵になってしまうようすや、英国や外国との関わり方のり姿を感じました。
アランはその中でも、独得な役柄についていて、演技も興味深く見ました。この人はどこか報われない人生、望んだものが手に入らない運命を背負った人を表現するのがうまいです。それは彼自身のせいでもあり、時代のせいでもありそのどうしようもない人間性がうまく表現できていたと思います。正統派であろとしてなれない首相イーモン・デ・ヴァレラの役をこなしているように感じました。そしてアイルランド系の彼だと思って見ているからかもしれないけど、肩や表情の強張り方に、出演する強い意思を感じたように思いました。

あの路
あの路
平凡社 2009-09-09
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star『あの路』、大人のあなたに読んでほしい
star哀しいけれど優しさのあるラストに涙

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きみは金色の雨になる
きみは金色の雨になる
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starsしとしとと降る金色の雨・・・
stars忘れられない1冊
stars研ぎ澄まされた文章
stars乾いた硬質のセンチメンタル

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新聞の記事を読んで「あの路」が「きみは金色の雨になる」が原作だと知り、二冊を読んでみました。
「あの路」は読んでいましたが、ストーリーが今ひとつ分からず、昇華できなかった部分がありました。この原作を読み分かりました。「きみはー」は山本氏が亡くなった弟に向けて書いた本です。一緒に暮らした幼少期から、成人した後の弟との会話、様子、そして死の直前の様子、その後の様子と小さな物語で綴られています。その一つに三本足の犬の風景があります。激情にまかせてではなく、淡々と静かにしかし心の奥底にしみこむように書かれた話しは、読みながらきみと語りかける亡くなった弟を想わずにはいられません。
イルカを探しにでかける僕、愛はなんの役にもたたず自由だと語るくだりが印象にのこります。
善意も悪意も、そのまま全て受け止めれば、きっと善意になる。という僕が最後にみたイルカの情景が心にいつまでも心に残りました。
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大学病院のウラは墓場

まじめな本
01 /29 2010
24日の日曜日、久しぶりにでかけ、その事をUPしようと月曜の夕方記事を書いていたら、息子が事故にあいました。走っている車にキックボードでぶつかり転倒、柄が大腿部に当り大腿部骨折になりました。命に別状はなく五日たった今では上半身は元気です。下半身は足をワイヤーで吊って固定され病院ですごしています。ワイヤーから降ろされる日が六週間後、病院生活の始まりです。

大学病院のウラは墓場―医学部が患者を殺す (幻冬舎新書)
大学病院のウラは墓場―医学部が患者を殺す (幻冬舎新書)
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stars良書
stars題名に難あり。内容は星5つ。
stars一読の価値あり
stars素の意見だと思います
stars人生には運・不運があると思いつつ、諦めきれないのが人情というもので…

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今月から図書館でアルバイトをしています。返却された本の中に面白い題名があったのでこの本を読書していました。大学病院の中ってすごいんだなぁと思っていた矢先の事故で、疑心暗鬼だった私の心は現代医療の素晴らしさを体感しました。やはり子供が泣き叫んでいるときに的確な診断をして処置をしてくれる先生に心から感謝と尊敬をしました。今の医療は色々あるけど色々感じていることもあるけど、本当に困ったとき助けて欲しい時に頼れる先生にめぐり合うことができる事に感謝しています。(息子は救急車の中で三つの病院に断られ(担当医がいないなどの理由で)行った先に小児整形外科の先生が待っていらしたのです)。人の心と医療についてリアルに考えながら読んだ一冊です。

「不機嫌」と「甘え」の心理 なぜ人は素直になれないのか PHP文庫「不機嫌」と「甘え」の心理 なぜ人は素直になれないのか PHP文庫

PHP研究所 2004-05-06
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これも返却本の中から気になって読んだ本。依存と愛情、執着と愛憎の違いについて分かる本。以前この人の本を呼んだことがあったのを思い出した。心理面で辛い時にひかれ手にしているようです(笑)。前回は当時アルバイトしていた人間関係に悩んでいた時に読みました。骨折の痛みから甘えたり不機嫌になったりする息子のベッドの傍らで読みました。色々たいへん参考になりました(笑)。

エントランス・スペース・プロジェクト

美術館・博物館
01 /23 2010
夫に「君のブログは更新が止まっているけどやめてしまったのか?」と聞かれて慌てて「いや最近忙しくて、書くの面倒ってわけじゃないんだけど、画像UPするのも成功する回数が少なくて、いろいろ面倒になったわけじゃないんだけど、書く意欲がなくなってくるっていうか、疲れてるっていうか…」と延々言い訳をしつつ、その言い訳を書けばいいのかとここに来ました(笑)。

toukyou.jpg
面倒じゃないんですが、時間がないといいますか、そのわりには遊んでるんですが、いやはや(汗)
上記の画像は東京現代美術館、奥に建設中のスカイタワーが見えます。

ここの「エントランス・スペース・プロジェクト」の井上氏の漫画を観に行ってきました。
ブルータスの特別編集号を見ていてもたってもいられなくなり行ってきました。強くなりたいで始まる10枚の原稿の奥にある大きな一枚の漫画、あえて漫画と言うのは前回見た「最後のマンガ展」で見たときにこの人の墨の使い方はマンガだなと感じたからです。水墨画の陰影に部分部分マンガのベタの使い方をしているところがあり、水墨画とマンガの中間のような印象を持っていました。原画(あえて原画といいます)を見るとそう感じさる部分が強くて、今回も見たとき『ああこの人の絵はマンガだな』と思うのです。何をしてマンガかというのは私ははっきり言えないんですが、作者の軌跡を感じる、マンガ家として描いてきた道筋を感じる絵です。立体でありながら二次元といいますか、不思議な立ち上がり方をする絵です。前回見た時の印象が忘れられず、いても立ってもいられず行ってきました。
先週の水曜日に、地下鉄木場駅から歩いてゆきました。公園の中を歩き、去年見たジンガロのあった場所をぬけて美術館に到着。開館から一時間この絵だけを見てきました。とても美しく強い絵でした。よかったです。好きな絵や場所にいると時間を忘れいつまでもそこにいたいと思ってしまいます。近くに住んでいたら毎朝毎夕観に来るのになぁって思ってしまった。木場の人いいなぁって思う(笑)。
光を手にした武蔵その傍らには鬼が蠢き、肩には影が落ちている。北斎のような炎とも水ともとれる波のうねりのなかにたくさんの形を感じた絵でした。
ビデオ上映もされていて製作の様子も分かって面白かった。
大きな絵を見ていてサインが書かれていないのが不思議に感じたんだけど、最後の言葉を知って分かった気がした。最後のマンガ展、熊本を巡回し大阪で行われるそうで、行ってみたくなったりしてます。行けないけど、行ってみたいなぁ、建物にどのようにレイアウトされるのか気になる、とっても気になってます。

カラーひよことコーヒー豆

ほのぼの本
01 /14 2010
カラーひよことコーヒー豆
カラーひよことコーヒー豆
小学館 2009-11-26
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おすすめ平均 star
star暖かくほっこりと心を癒してくれます
star小川さんの意外な面がわかり、同時に励まされるキュートな最新エッセイ集。
star癒やされ、元気がもらえたエッセイ集。手にとって、よかったー!

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やっと読み終わりました。雑誌に載ったエッセイ集。小川さんらしい豊かで素朴な視点で世界を眺めることのできる一冊。周りの物事や人に感謝し喜びを描くこのエッセイはどこを読んでも心温まるものでした。
疲れた夜にひとつ読み、ああ、世界っていいものだな、って思いながら眠りにつくことができました。

小鳥の話から犬の老後に至るまで、毎日普通に生きていることの素晴らしさ、何もなくてつまらないことなんてない日常に気付かせてくれる本です。

怒らないこと

まじめな本
01 /14 2010
怒らないこと―役立つ初期仏教法話〈1〉 (サンガ新書)
怒らないこと―役立つ初期仏教法話〈1〉 (サンガ新書)
おすすめ平均
stars怒る人は頭の悪い人だ、肉の塊だ
starsわかりやすくて、びっくりします!
stars怒りは火遊びのようなもの
stars怒りを観察し、発生しないようにする
stars怒ったところで何も解決はしない

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以前読んだ本の中で紹介されていたこの題名が気になっていたので読書。誰も好き好んで怒っているわけではないのに、それが原因で人間関係やさまざまなことがスムーズにいかなくなるのはどうしてなのかなってずっと思ってて、特に子供ができてからは心底思うようになったので、何故怒るのか怒らなくてはならなくなるのかをこの本を読んで考えました。

仏教の教えから怒りが何か、どうすればよいのかを教えてくれる一冊。「お母さんだってあなたを怒りたくはないのよ」と言いながら怒っている私は典型的な”怒りたくて怒ってる人”であることを知りました(笑)。
怒りが一番安易に陥りやすい悪の感情で、それをどうすれば解決できるかというヒントが書かれてあります。
以前非常に腹が立つことがありまして、どうしても許せないことがつれあいの親族に起こりました。このとき私は強い怒りに囚われ、強く深い怒りで自分の身体と心を壊してしまいました。怒りというのは自分も他人も破壊する威力があって、そこからは誰も幸せになることができないと身を持って知ったので、この怒りとはどこからきて、どこへゆくのか興味がありました。
殺されても犯人に怒りをむけることができないまでには、自分を高めることはできそうにありませんが、怒りの感情を意識して、自身をコントロールするまでに鍛錬したいと思いました。

「アリス・イン・ワンダーランドの」世界展

にっき
01 /06 2010
11日まで日テレで行われている映画「アリス・イン・ワンダーランド」の世界展に行ってきました。

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実は去年12月28日にでかけてました。今頃書き込みです。
月曜日の昼過ぎに着いたのですが待ち時間が80分でした。ディズニーらしくアトラクションのような感じで子供二人と楽しんできました。
扉の前に集まって二人が選ばれ扉を開けます(シンデレラ城のようなかんじ)。私たちのグループは息子とあわせて子供が二人だったので、息子があけました。「俺は女じゃないから、俺はアリスじゃないから」と言いながらも照れながら怖がりながら(笑)開けていました。

映画で使われた服や小道具、シーンの再現が行われていました。
娘は一昨年文化祭で発表の題材にしたので興味深々に展示物や空間を眺めていました。お茶会の様子や、赤の間、白の間の違いなどを見比べたりして楽しみました。
帽子屋の服が面白かった。糸をたすきがけしてたり、つぎはぎのような服が面白かった。どの部分も丁寧に作られていて驚きました。アリスと二人の女王の服がかわいかった。女優さんこんなにウエスト細いんだなぁなんて思ったりしました。

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映画公開が今から楽しみです♪

謹賀新年

にっき
01 /01 2010
明けましておめでとうございます。

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今年も明治神宮に行ってきました。
昼前後に行くのですが、今年は人出が少なかったように思います。帰り道も去年一昨年と通路が違っていました。屋台もあまり混んでなくて、並ばずに買えるほどでした。不景気の影響でしょうか、空いていて拍子抜けするような気持ちで出てきました。

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毎年原宿の方へゆくのですが、今年は渋谷まで足を伸ばしてみました。
元日のためか駅も空いています。

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ついでにと副都心線渋谷駅を見学。いつも人で賑わうこの駅も今日は静かでした。
安藤忠雄の作品をじっくり見ることができました。
元日から建築見学した一日でした(笑)。

慌しい毎日で、なかなかここに書き込みに来れる日も少なくなってしまいました。
私にとって書くことは心の栄養といいますか、自分確認の為もあるので書かずにいるのは心身辛いことです。これからもできるだけ書きに来れたらなぁと思っています。年末年始の忙しさが去ったら時間がとれるといいなぁ。なんて思いながら新年を迎えています。
今年の抱負は小説を一つ書くこと、です。
読めるようなものができるのかわからないけど、少しづつ形にしてゆけたらいいなと思っています。

今年も宜しくお願いいたします♪

月夜野

東京下町在住・本・建築・ハチロク好き