京急ファミリー鉄道フェスタ 鉄道部品

鉄道
05 /30 2011
昨日行ってきたファミリーフェスタで買った部品が今日届きました。

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こんなの…側面方向幕。旧1000系のものだそうです。

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すっごい重い…そして夫と息子がすっごい楽しそう……で、どうするのこれ、どこに置くの?
方向幕が8000円送料2500円でした。

順番待ちで30番代だった夫、気合い入れて買ったよう。
よ、よ、よかったね。



おまけの切符
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京急ファミリーきっぷ
親子連れだと1500円で京急線乗り放題。
お得だそうです。
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京急ファミリー鉄道フェスタ

鉄道
05 /29 2011
京急久里浜で行われたファミリー鉄道フェスタに夫と息子が行ってきました。

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車庫の中の様子

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最初の京急電車

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ドアも売ってる部品販売。ドア欲しかったそうです。2000円です。


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帰り

雨の中楽しそうに行って帰ってきました。よ、よかったね。

ニュードキュメンタリー

美術館・博物館
05 /29 2011
一週間前の22日東京オペラシティーのアートギャラリーに行ってきました。

企画展 ホンマタカシのニュードキュメンタリーを観て来ました。
写真を以前いくつか観ていました。ひとつは、かわいい女の子が写っていて「実の娘ではない」と書かれていて、どう観ればいいのか迷った思い出がありました。

「Tokyo My Daughter」 成長してゆく女の子を記録した写真、一見すると撮影者の娘のように見えるけれどそうではない、その事実を知った上で見ると、いろんなディティールが怪しく見えてくる。わざとここに配置したのかな、とか、この子は言われてこのポースをとったのかなとか思ってくる。そう思う自分がまた怪しく思えてくる。
「Windows」イタリアの町に住む11人の未亡人の写真、昔のスナップと組み合わされたシリーズ。見知らぬ外国のおばさんに、懐かしさやその人たちの人生を観ているうちに知らず知らず想像してしまう。けどそれはきっと真実じゃない、観ている側が勝手に思ってるってことを考えながら、でも改めて思ったりする。そんな自分が怪しく思えてくる。午後対談を拝聴したのですが、聞き終わって思ったのは、このシリーズがイタリアの町であることの必然性。多分あるんだろうけど、でも多分ないかも…と思ったりした。
「M」全世界のマックのある風景。これは新聞や雑誌で聞いていて、Mのマークが大きく映し出されているのを想像していたのですが、そうではなくむしろ日常を俯瞰した距離でプリントされている。部分部分を切り出し混雑させる展示方法でより世界の境界や国の違いが希薄になっている印象があった。以前MOTで観たファーストフードの看板をそのままもってきた中村氏の作品の印象が強かったので、その違いを感じながら観ました。
「Together:Wildlife Corridors in Los Angeles 」映像作家とハイウエィの近くで生態観測を行った連作、テキストと一緒に写真が展示されている作品。説明を読みながら写真を観るというこの行為も、真実との距離を考えながら観ました。
「Trails」知床の鹿狩りに随行し狩のようすを撮影したもの、とあるけどどこまで本当なのか分からない。怪しいとおもえば怪しく見えるし、雪の中に残る血の痕がリアルであると思えばそうも見えてくる作品。


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上野散歩

美術館・博物館
05 /28 2011
息子がなぜか写楽の版画を見たがり、新聞屋さんで券をいただいたので、上野の国立博物館へ行ってきました。
ゲームで写楽の絵がでてきて、それで覚えていたようです。構図やインパクトがあるので、「俺これ見たことある、行きたい!」と積極的に言うのでつれてゆきました。
「上野の博物館って阿修羅があったところ?」と聞くので、そうだよと答えました。今ひとつ美術に興味がない息子ですが、見たことは覚えているようす。今回も写楽を見たら思い出してくれるといいなぁ。
 ガイドを聞きながら二人でぶらぶら見てきました。年配の方が多かったので、じっくり見学している人の邪魔にならないよう、そっと見てきました。
 実物を見ないと分からない、服の模様や小さな文字など読んで話し合いました。寛政ってどんな時代だったのかね、とか江戸っ子は歌舞伎が好きだったんだね、と初歩の初歩ですが、そんな事を話して歩きました。
 地震の影響で会期が伸びたこの展覧会。見たいという気持ちが変わらず、元気に一緒に観に行けたのが嬉しかったです。
 そしてミュージアムシアターで上映されている「東大寺大仏の世界」を観ました。美しい映像で大仏を見て、奈良に行きたくなりました。いつか家族で観にいけるといいです。


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昼頃出て、国立科学博物館へ移動し、常設展を見てまわりました。
 36Oが新しい番組を上映してて嬉しくなった。新しい番組は宇宙のできるまでで、壮大で広大だったけど、映像にしてみると面白かった。いつも新たな感動がある映像です。
 日本館で行われてる企画展「日本のボタニカルアート」は植物図鑑の絵(太田洋愛画伯)の原画が素晴しく綺麗でした。本物の美しさ色の鮮やかさに感動しました。
 地球館で行われてる「宝石サンゴ展」も色々なサンゴがあり、その生態から加工までの流れが観られて面白かったです。
 

それからもうひとつの企画展「かはく標本動物園」を観てきました。

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動物園にいた動物の骨格標本や剥製を保存してきたかはくの展示は、様々な動物の骨があり、その動物達がすぐ傍の動物園で生きていたのだと思うと感慨がありよかったです。

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象と職員の骨…もちろん職員さんの骨はレプリカ(?)です(笑)

子供と色んな物をみて話し合いながら手を繋いで帰ってきた土曜日でした。

アリクイにおまかせ

ほのぼの本
05 /28 2011
アリクイにおまかせ (おはなしだいすき)アリクイにおまかせ (おはなしだいすき)
竹下 文子 堀川 波

小峰書店 2010-05
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課題図書に並んでいたのを読書。夜寝る前に読み聞かせたらとまらなくなり、一気に読みました。元気でかわいいココちゃんは片づけが苦手、お母さんに怒られてしぶしぶ片づけを始めていると、そこへ三匹のアリクイがお掃除にやってきます。
かわいらしい絵で楽しく読むことができます。片づけができずにお母さんに怒られるココちゃんに子供は感情移入したらしく、アリクイが来てくれたらいいのにな・・・と思いながら読みました(母も)。
めんどくさい、またすぐ使うから…と片付けようとしない心理は大人も同じです。
ひとつひとつの物に思いをこめる大切さを気付かせてくれる一冊。
必要な物だけを大切に持つことと心の豊かさの関係も考えました。

ある小さなスズメの記録

まじめな本
05 /27 2011
ある小さなスズメの記録 人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯ある小さなスズメの記録 人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯
クレア・キップス 梨木 香歩

文藝春秋 2010-11-10
売り上げランキング : 1095

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かわいらしい表紙が目に入り、本屋で絶賛されていたので読書。実際にいた雀クラレンスの観察日記。片方の羽がなく自然界では生きていけない雀を作者が育て12年と7ヶ月育てた記録。最初に書かれているように感情よりも育児(雀)と成長の本となっています。
作者の知性と感性で書かれた文章は、知己に富んで様々な国で訳され読まれているというのが分かる美しい文章でした。しかし私には記録として書かれている分、作者のた大きな愛を感じました。クラレンスを観察し細かく研究し、たゆまぬ努力で愛情を注いだのが伝わってきました。とても愛された雀なんだなぁと思いました。

戦争中に子供達の緊張を和らげるため芸を披露するクラレンスの情景がかわいらしい。お金では買えない大切なものを一匹と一人は戦争の中で子供達に与えることができたのではと、思いました。

どんな小さな動物でも驚かされる一瞬はあります。それは毎日見て観察していると、訪れます。言葉にしたり他者に言うとその感動は小さくなってしまうけど、心を通わせ繋がる瞬間が動物を飼っていると訪れる瞬間がある。あの楽しく嬉しい時を思い出した本でした。

全日本ダートトライアル選手権 第二戦

にっき
05 /23 2011
15日の日曜日、夫と息子が「2011年JAF全日本ダートトライアル選手権第二戦 がんばろう東北!がんばろう日本!トライアル」を観に那須にある丸和オートランドまででかけてゆきました。

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こんな車や

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こんな走りを観てきたそうです。
いいですね。私も行きたかったんだけど紫外線が怖い歳になりました。
あともう20年若かったら…(笑)

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いいですね。見てるとわくわくします。

デジカメにこんな画像も入っていました。
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機関車を観に行ったんですね。金太郎です。
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復興の祈りが書かれたステッカーが貼られています。

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帰ってきた二人に色々街の様子や、立ち寄った温泉の話しを聞きました。
夫は入り口でうちのハチロクがエントリー車と間違えられたのを、嬉しかったような寂しかったような顔をして話してくれました(笑)。

絵本三冊

絵本・詩
05 /21 2011
最近読んだ絵本三冊

きたきつねのしあわせ (いきるよろこびシリーズ)きたきつねのしあわせ (いきるよろこびシリーズ)
手島 圭三郎

絵本塾出版 2011-04-27
売り上げランキング : 644989

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表紙の絵が愛らしくて、しあわせという言葉に力強さを感じて読書。キタキツネの夫婦の話。子育てを終えておいてゆく夫婦。メスのきつねが先に亡くなってオスのきつねは最後の旅に出ます。自然の残酷さ老いの悲しさを描きながら、それでも生きて幸せだったと感じるオスのキタキツネの心のありかたがジンとくる話し。北の大地と生きることを重ねて考えてしまう絵本です。




ものすごくおおきなプリンのうえで
ものすごくおおきなプリンのうえで二宮 由紀子 中新井 純子

教育画劇 2010-04
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課題図書であることと題名と、絵に愛嬌を感じで読書。おおきなプリンの上で縄とびすると…と考えてゆくのが面白い絵本。子供にうけました。ありえない突拍子のない発想や物語に子供達は過剰に反応しますね。ありえないけど、想像すると楽しいというところでしょうか。最後がどきっとしたのですが、他の方はどのように読むのか読後の感想を聞いてみたい一冊でした。




わたしの足は車いす (あかね・新えほんシリーズ)わたしの足は車いす (あかね・新えほんシリーズ)
フランツ=ヨーゼフ ファイニク フェレーナ バルハウス

あかね書房 2004-10
売り上げランキング : 431483

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障害をもつ子供が主人公の絵本って少ないように思います。珍しく題名になっていたので読書。車椅子の女の子が朝起きてお買い物にいく話しです。一人でマーケットに買いにでかけるアンナ、じっとこっちを見てる女の子や同情的な目でみる大人の中で車椅子を押して街にでます。
アンナの色々な気持ちを追いながら、街の人の視線、言葉、行いについて考える物語。寂しくなったり悲しくなったり、マーケットでリンゴの袋をとってもらうと『私にだってそれくらいできる』と思う反面、小さな段差さえ誰かの助けがないと昇れない自分に悲しくなる彼女。そんなアンナの心理を絵本を読みながら息子と一緒に考えました。

絵本の中では太っていると公園でいじめられていた男の子が、車椅子を押してくれます。そしてアンナは自分で「助けてください」といえるようになります。自分の事を理解してもらいたいと思い、自分も変わらなくてはと変化してゆくようすが素敵です。車椅子の人困っている人をみかけたとき、どうしてほしいのかと相手の立場になって考えるきっかけをあたえてくれる絵本。

クジラと海とぼく

ティーンズ
05 /19 2011
クジラと海とぼくクジラと海とぼく
水口 博也 しろ

アリス館 2010-09
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課題図書の一冊を読書。写真家で海洋ジャーナリストの作者の子供時代から仕事を選ぶまでの物語。海に惹かれた幼少期から大学時代、繰り返される海との出会い、そしてくじら。海に惹かれ続ける作者が人生の中で自分の道を見つめる軌跡がかかれてます。自分が何をしたいのか、自問しながら周りを見て、環境や状況をつぶさに観察しとらえ道を開いてゆく、絶えず、自分はどうしたいのか、何になりたいのかを考え続ける意思の強さに感動しました。会社に勤め、ある程度地位やお金が得られれば忘れてしまいそうになる好奇心や探究心を追い求める姿が素晴しいです。何故を問う人すべてに読んでもらいたい一冊。
「啐啄同時」の言葉を胸に道を切り開くことをやめない作者の素晴しさに感動しました。

カラフル

DVD
05 /19 2011
カラフル [DVD]カラフル [DVD]

アニプレックス 2011-04-20
売り上げランキング : 1735

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原作を読んだのはいつだったかと調べてみたら10年ぐらい前だった。思い出しつつレンタルで観てみました。真という自殺を計った男の子の魂にのりうつった罪深いぼく、真の人生を観察しながら生きるとはどういうことなのか徐々に学んでゆく物語。原作読んだ時すごく感動して、いい小説だなぁと思っていて、それから少しして映画になったりドラマになったりしたのだけど、なんとなく観ないできました。アニメになった本作を観て、解っていたとはいえ自分が思っていた「カラフル」とは印象がずいぶん違うことに驚きました。
それぞれにそれぞれの問題があり、切羽詰った状況で、でもそれは傍から見ても分からない、という思春期独特な危機感。それゆえの生命感の希薄さを懐かしく思った。早乙女君のような子が私にもいました。ぶらぶら家のまわりで時間をつぶしていたら、誘われてそのまま電車に乗って遊びに行ったりした。小学生だから(当時小学生だったんです)電車賃が50円だった思い出があります。それから彼女の家に遊びに行って一緒にご飯食べたり、遅くまでくだらない話ししたり、すごく深刻な話をしてみたりした記憶を思い出しました。
映像になると違った角度から物語を追うことができた。真をとりまく同じ年齢の子達のそれぞれの個性が立体的に見えたように思えた。二子玉川の風景と風景が興味深かった、実際にある物(トースターや桐の箪笥、食器棚など)がちゃんと描かれてるところに感動した。

わたしのとくべつな場所

絵本・詩
05 /16 2011
図書館で今年の課題図書が並んでいたので早速読書

わたしのとくべつな場所わたしのとくべつな場所
パトリシア マキサック ジェリー ピンクニー Patricia C. McKissack

新日本出版社 2010-09
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題名とこのかわいらしい笑顔にひかれ読みました。12歳のパトリシアは”とくべつな場所”に行きたくてフランシスおばあちゃんに許可をもらいます。おばあちゃんの「どんなことがあっても、胸を張って歩くんだよ」という言葉に見送られバスに乗ります。
1950年代差別のあった時代、バスに乗るのも、ベンチに座るのも制限されている街をパトリシアは一人で歩きます。自分を拒絶する言葉の書かれた建物の並ぶ街。歩いているだけで怒られ、立っているだけで追い出されてしまうパトリシア。その小さな心はくじけ、泣き出してしまいます。教会の庭にいたメアリーさんに励まされ、再び胸を張って歩き出すパトリシア。どうしても行きたかった”とくべつな場所”は映画館ではありませんでした。それは……。

素朴につぶさに語られる差別への問い。表情豊かな絵がパトリシアやおばあさんの暮らしを感じて、身近な物語として読めます。ひたむきな少女の心を社会がこんなにも無責任に無意味につぶしていいものではないことを感じさせてくれる絵本。公共の意味を感じながら”とくべつな場所”について考えました。

虫と歌

マンガ
05 /15 2011
虫と歌 市川春子作品集 (アフタヌーンKC)虫と歌 市川春子作品集 (アフタヌーンKC)
市川 春子

講談社 2009-11-20
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表紙がとても綺麗です。どれも素敵なコミックでした。それぞれに個性のあるキャラクターが出てきて、タッチが微妙にちがうところがよかった。最初に読んだせいか「星の恋人」が印象に残る。「虫と歌」もいい。もちろんそれ以外もいいです。「日下兄妹」「ヴォイライト」「ひみつ」どれも独特な世界観で、ふわふわ読んでいるとはっとする部分があり、そこが面白かった。

「ヴォイライト」「日下兄妹」はハウルの動く城を思い出した。映像的に似ているものがあるように思う。音の視覚化や、虫の繊細な感じがよかった。他の作品も読んでみたくなりました。

冲方式ストーリー創作塾

ティーンズ
05 /13 2011
冲方式ストーリー創作塾冲方式ストーリー創作塾
冲方 丁

宝島社 2005-06-02
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図書館でふらっと見てふらっと読書。もって帰ったら娘にみつかってずっと娘が読んでました。中高生向きの小説書き指南書というところでしょうか。娘が好きだと言っていた作家の本です。
読みやすくとんとん小説を書くコツというか作者の書き方が書かれてる。プロットからふくらませかた、編集との会話、最後には応募する新人賞募集要項まで、読んで書いてみるかぁーって気持ちがわいてきます。
とにかく書きなさいという作者の訴えに、これからの小説界をみすえた願いのようなものを感じました。

アシスタント制度が面白かった。それから小説業界に”必要なのは、千人の中堅作家と、一万人の新人と、百万人の同人作家です”という言葉が一番ずばっときた。

これも面白そうです。読んでみたい…いつか。
冲方式アニメ&マンガ ストーリー創作塾冲方式アニメ&マンガ ストーリー創作塾
冲方丁

宝島社 2009-01-10
売り上げランキング : 95754

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神的批評

まじめな本
05 /13 2011
神的批評神的批評
大澤 信亮

新潮社 2010-10
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新聞で書評を読んで読書。宮沢賢治、柄谷行人、柳田國男、北大魯山人 についての批評というのかな、考察です。こういった本は難しくてうまく読みこなせないんですが、なんとか読みました。この歳になって解らないっていえるようになりました。以前は恥ずかしいというか、知らない事が多すぎて、今でも多いけどめちゃくちゃながらも生きてきて、自分の物差しができるようになったかなと思ったりしてます。
批評家の文章ってどう読んでいいのか分からずに読んだんだけど、最初の宮沢賢治の暴力は面白かった。ずっと繰り返し読んできて、最近富に宮沢賢治の言う献身ってなんだろうと考えていたので、参考になった。自分を棄てたら他者を幸せにすることはできません。またへりくだった考えも過剰になると卑屈になります。そんな不思議に様々な角度からヒントをもらいました。特に「よだかのほし」についての考察が面白かった。少し前に学生の読書感想で同じようなイラストを新聞で読んだのでつながってるかんじがした。

柄谷行人論はよく解らなかった。作者がこの人について思っていることがうまく伝わってこなかった。柄谷さんをしらないので無知な私のほうがいけないんだと思う。先日の新聞でデモに参加されたことが書かれていた。これから知りたいと思う。最後の段落がよかった。

柳田國男と神の言語。これは面白かった。柳田國男は実家が出身と同じところで、民俗学者ということは知っていたけど、あまりよく知らなかった。この批評を読んでもっと知りたいと思うようになった。民俗学ってなんだか解らなかったし、何を考えた人なのかも想像がつかなかったんですが、生きることを必死に考えた人だったんだとわかった。無知もいいところです。

どれも神とまつわる文章で、必然、死や生、生き方について語っている。どの批評も最後の持って生き方がすごい。AからB、BからCと例えが変わってゆくなかで本質をとらえながらついてゆくという読み方が充分にできなかったけど、それでも面白いと思えた読書でした。

ちいさな死神くん

絵本・詩
05 /13 2011
ちいさな死神くん (講談社の翻訳絵本)ちいさな死神くん (講談社の翻訳絵本)
キティ・クローザー とき ありえ

講談社 2011-04-26
売り上げランキング : 195892

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題名と素朴な絵に惹かれて読書。かわいくて心温まる絵本。
死神くんはちいさな男の子です。彼が迎えに行った人は皆、哀しみ涙を流します。
そんなある日、一人の女の子エルスウィーズを迎えにゆくと、女の子はにっこりと笑いました。

微笑んで迎えられ戸惑う死神くん。死を笑顔で迎えようとする彼女の短くてはかない人生にその秘密があります。そして短くてはかない人生だからこそ、死神くんを生きている気持ちにさせてあげられたのでした。病弱だった弟を思い出しエルスウィーズと死神くんが遊ぶ二・三ページで涙がでました。
やがて二人に別れがきますが、死神くんのことをエルスウィーズはとても好きになっていました。

素敵な最後です。単純な物語なのに、ちいさな男の子が死神というだけで、様々な想いがよぎる絵本です。

夕凪の街桜の国

マンガ
05 /13 2011
夕凪の街桜の国夕凪の街桜の国
こうの 史代

双葉社 2004-10-12
売り上げランキング :

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以前から読みたいなと思っていたコミックを読書。このお姉さんどうしてはだしで会社からの帰り道、川端歩いてるんだろうとずっと思ってたんですが、開放的な気持ちになるためではなく、靴を履いているのがもったいないからなんですね。広島の話しとは知っていたのですが、それぞれの話しの展開の風合いが違っていて、それぞれによく深く考えさせてくれるコミックでした。

最初の「夕凪の街」が好きだなぁ。学生時代に広島を訪れたことがなかったので、社会人になってから一緒に行きたいと言ってくれた友人と二人で旅しました。旅行でうかれていた気持ちが、原爆記念館で一気に哀しくなってしまって、この気持ちをどうしようかと戸惑う間もなく泣きながら二人で公園を歩いた思い出があります。「桜の国」で記念館入って気持ち悪くなる子がでてきますが、そんな昔の記憶を思い出しました。辛いからこそ忘れたくなる。でも忘れたいって気持ちを含めて忘れちゃいけない。いやだからこそ忘れないはずだと根拠の無い自信があります。傲慢にならずにでも卑屈にならず、この絵の女性のように生きる気持ちをずっと自分に問い続けていきたいと思いました。子供が子供のうちに訪れたい、広島。

「夕凪の街」で平野さんが思う”「死ねばいい」と誰かに思われたこと”というのは
ランド・オブ・プレンティ スペシャル・エディション [DVD]
ランド・オブ・プレンティ スペシャル・エディション [DVD]ヴィム・ヴェンダース

アスミック 2006-05-12
売り上げランキング : 39190


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の映画のワンシーン、9・11にビルを爆破させた国にいたアメリカの女の子の言葉を思い出す。ビルが崩れてゆくのを町の皆がTVで見て喜んでいる時のショックを語るくだりを思い出します。


夕凪の街 桜の国 [DVD]夕凪の街 桜の国 [DVD]

東北新社 2008-03-28
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映画にもなっているんですね。見たいと思います。

タミヤプラモデルファクトリー

にっき
05 /09 2011
何を思ったのか今年のGWの夫のフットワークは軽く、昨日以前から行ってみたかったという新橋のタミヤプラモデルファクトリーに二人はでかけてゆきました。

プラモデル屋さんで見てみようみまねで始めたミニ四駆を持って走らせることに。
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コースには急な坂が…。
遅いながらも楽しく走らせてきたそうです。他の人の迷惑にならなかったのか心配…。


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ミニ四駆ってちょっとした工夫や変化で劇的に動きが変わるので見ていても楽しいです。
疲れて一緒に行けなかったんですが、今度は見にいきたいと思いました。

百年の夢

映画
05 /08 2011
百年の夢 [VHS]百年の夢 [VHS]

ビデオメーカー 1995-03-25
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ずっと前に買ってしまっておいたビデオを引っ張り出して観てみました。
十年以上前に観て、これは買っておかなくちゃならないと思い、当時高かったんだけど買って嫁入り道具(?)としてもってきた。白黒の単調なドキュメンタリーなのだけど、静かな中に様々なものが入っている映画だと思う。
地震の後、生きるということについて考えた時に思い出して見直してみた。

<説明>
カルパチア出脈に暮らす老人たちを、日常生活とインタヴューを通して描いたドキュメンタリー。72年に完成していながら、チェコスロヴァキア当局により16年間輸出禁止になっていた、88年ニヨン国際映画祭グランプリ受賞作品。ポーランドとチェコスロヴァキアの国境からウクライナを経てルーマニアに至るカルパチア山脈の東側、スロヴァキア共和国のファトラ山地。この痩せた土地で、老人たちは、厳しい自然条件と孤独と戦いながら農業や羊飼いを生業として暮らしている。
ある老人は、精緻なからくり人形作りに熱中し、「百年生きてきた」と自称する羊飼いは、第一次大戦で各地をめぐり、数カ国語ができると自慢気に語る。病気のため歩くことができず、20年間漆を使って働いてきた老人は、ついに自分で家を建ててしまう。死ぬ前にようやく村に一員として認められた老婆、めんどりと一緒に暮らし、めんどりに聖書を読んできかせる老人…… 。彼らの愛や家族、夢、労働や人生の意義が語られる。インタヴュアーは脚本・監督のドゥシャン・ハナック。製作はユライ・クラール、撮影はアロイズ・ハヌセック、音楽はG・F・ヘンデル、ヴァクラフ・ハレック、ヨーゼフ・マロヴェッチが担当。日本では1989年に「老人の世界」の邦題で、山形国際ドキュメンタリー映画祭の招待作品として上映された。


過酷な生活をする老人達、家族に見捨てられたり、独りぼっちになったりして一人で生きてる人が多い。想像を絶する環境の中でひたすら生きることに没頭する人の姿に私は美しさを感じる。特に車輪に両足を轢かれ膝立ちして生活する老人が印象に残ります。そこには同情も哀れみもなくひたすら生きることへの執念と感謝を感じる。絶望と貧困に裏打ちされた中でその姿は、生への純化した祈りのようにさえ見えます。

この映画を繰り返し見て、繰り返し考えてゆきたいと思う。どうやって生きるか、何を中心に考えなくちゃいけないかを改めて想う時に見たい映像です。

金のかんむり

まじめな本
05 /02 2011
金のかんむり (花岡大学仏典童話集)金のかんむり (花岡大学仏典童話集)
花岡 大学 菅沼 晃 木暮 正夫 くすはら 順子

佼成出版社 2006-09
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「百羽のつる」を読んで他の作品も読みたくなって読書。お経の中にあるたとえ話や物語を、子供にもわかりやすく書き直したものが仏典童話。花岡大学さんが書いた仏典童話の本。人間の心に怒る欺瞞や疑心、傲慢な感情をわかりやすく諭す小話が載っています。
私はこの中でも「大きな人」という話が一番印象に残りました。親が死んで財産を分けることになった兄と弟。兄の分もほしくて、弟は兄の財産をうまく盗もうとしますが、旅の途中で川底に落としてしまいます。その後、魚の腹の中から見つかった財産を、漁師から受け取った兄は、またそれを弟に与えようとするのです。
漁師はこの兄をはじめ愚かだと思うのですが、思い直し、大きな人だと尊敬します。

 この人は、なにもかも、ちゃんと見通して知っている、ほんとうにえらい人かもしれないと思った。
そうでなければ、みんなから、ばかみたいにあつかわれながら、そのことなどにちっともとらわれずに、平気でばかみたいに、にこにこと笑っていられないからである、大きな人だと思った。(P59)

ティム・オブライエンの「失踪」のなかの一文に

愚者は許しも忘れもしない
愚者は人は許すし忘れる
賢者は許すが忘れない

という言葉があったのを思い出しました。

ほんとうに偉い人はいつも微笑んでいる人なのかもしれないと、最近思い始めています。

第二音楽室

現代小説
05 /01 2011
―School and Music第二音楽室―School and Music
佐藤 多佳子

文藝春秋 2010-11
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「聖夜」の続編ということで読んでみました。
四つの短編からなっている。
「第二音楽室」「デュエット」「FOUR」「裸樹」それぞれ違うタイプの女の子がでてくる。私は「デュエット」と「FOUR」が好きだった。ほんのちょっとしたことや出来事をいろいろ考えてしまう年頃の女の子の心理を思い出した。今になって思えばなんでもないことが以前はこんなに新鮮で大切なことだったなぁと思ったりした。(最近過去を振り返る機会が多いです)男の子の好きになり始めの気持ちや、三年生がとてつもなく大人に見えた時の頃を思いだす。
「FOUR」の西澤君が結構好き。無駄に(笑)大きくて不器用なんだけど一生懸命なところがいいなぁ。千秋や中原さんの不器用な好きさも懐かしい。あの頃に戻りたいとは思わないけど、あれはあれでよかったんだなぁなんて思ったりした。
「裸樹」の最後がいい、お互いアンバランスな性格だけど支えあってるところがいい。これを友情というにはもったいないくらい。母親の立場になるとこういった絆は大人や親とは決してもてないので、どんどんぶつかってほしいなんて思ったりする。そして友達のありがたさを思ったりした。

リコーダー吹いた時や、ギター鳴らすとき、和音を作ったときのなんともいえない共鳴感が表現されていて、歌を歌う時や他の人が出す音を聞いて自分の存在を確かめるという感覚、感性が現れてるくだりがどこも良かったです。言葉ではなく心で繋がるものの形を読んだ気がしました。

月夜野

東京下町在住・本・建築・ハチロク好き

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