大阪旅行 その5

にっき
01 /31 2012
二日目に夫と息子が旅した工程をご紹介します。

D0133.jpg
梅田から河原町まで京とれいんに乗りました。

D0130.jpg
内部がこれ(座ったのは畳のほう)


D0203.jpg
梅小路蒸気機関車館入り口は旧二条城駅

D0202.jpg
入り口前にあるN電

D0341.jpg
C11実物展示カットモデルで遊ぶ子供


続きを読む

スポンサーサイト

ヘンリー・ブラウンの誕生日

絵本・詩
01 /31 2012
ヘンリー・ブラウンの誕生日
ヘンリー・ブラウンの誕生日エレン レヴァイン カディール ネルソン

鈴木出版 2008-12
売り上げランキング : 374379


Amazonで詳しく見る
by G-Tools


図書館でお勧めの絵本にのっていたので読書。

奴隷は、家具や家畜とおなじように、だれかの持ち物としてあつかわれ、主人が売ると決めたら、本人の気持ちなど関係なく売られてしまいます。家族が売られていくのを見ても、どうすることもできないのです。ヘンリーは、そんな奴隷のひとりでした。ヘンリー・ブラウンは、秘密の組織「地下鉄道」の助けをかり、自由への脱出を試みました。ヘンリーが立てた計画は、だれも思いつかなった方法でした。2008年コールデコット賞オナー賞受賞作。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

ヘンリーの父と母は奴隷でした。大きくなって主人に「お前は息子のものとなる」といわれ主人を変えて工場へ移り住みそこで違う主人のもとで働く女性とめぐりあい結婚する。ヘンリーはいつも誰かの物となり、誰かの言うことをきき、誰かの影を意識してくらします。結婚した後も妻や子供と引き離され自由はどこにもありません。
自由の意味さえ分からない小さな時から自由を奪われる恐ろしさ、想像を絶する怖さです。

絵本を読んでつくづく思うのは本当の自分は自分で探し自分で道を作ることだということ。それが他の誰からも滑稽で不思議に思えても、認めてもらえなくてもこれだという確信を掴んだら迷わず離さずにそれだけを考え集中し一心に掴みにゆくものだと感じました。自分で自由を掴み取れ!といいますが、それは外や人から言われるものではなく、自分で自身の力で探し求めてゆくものだと、内側から握りしめてゆくものだと思いました。

ゴヤ展

美術館・博物館
01 /29 2012
行くの諦めていたんだけど、会期が終了間際になってどうしても行きたくなって行ってきました。そんなに行きたいのなら始めから行けばいいのに…と自分につっこみを入れながら鑑賞。よかったです。

学生の時プラド美術館に行って本物の「プリンシペ・ピオの丘での銃殺」を見た時の衝撃を今でも覚えています。大きな絵ですごくて、文字通り息を呑みました。それから「我が子を食らうサトゥルヌス」も怖かった。観ると独特の印象をもたらす絵を描くという記憶と印象があります。
多くの素描を見ることができた。描くことの執念執着愛情を感じた。「着衣のマハ」は布地が綺麗だった。他の油絵も布の動きと質感がよかった表情の巧みな表現力もこれだけたくさんの絵を一度に見ると分かりやすい、モデルの微細な感情や本人さえ気がつかない部分を描いてる。しかも上手に。
カプリーチョスといわれる素描集が面白くよかった。戦争を目撃した後の数々の絵がゴヤの精神的なきつさとそれを乗り越えようとするもがきを見た気がした。「かわいそうなおかあさん」という絵は戦争で死んだお母さんが担ぎ出されている少し後ろから5歳ぐらいの女の子が俯き泣きながらついてゆく絵で、女の子の丸い俯く頭の形の素朴さに涙がでました。絵は静粛に描かれているだけですが、静かでせつない苦しい時間が流れていました。
同じ頃に静物画を描いていたというゴヤの心の流れが一番気になりました。自分の心を鎮めていたのでしょうか。そこ孤独と寂しさはどんなものだったのかと想像したりしました。

違う角度から社会や人間を絶えず観察して眺めて描く、根底には絶えず紅いマグマのような感情がたぎっていた画家だったのだと思いました。

普通に生きる

映画
01 /28 2012
「医す者として」と一緒にもらったチラシの映画も一緒に観てきました。「普通に生きる」このチラシの子供達の笑顔がとてもいいのです。
娘の友達に障害を持った妹さんがいる子がいて、そのお母さんと時々ランチするのですが、妹さんの笑顔がとてもいいんだといつも嬉しそうに話してくれます。そのことを思い出して見てみたいとずっと思っていました。
うまく伝わらないかもしれませんが、何かを背負った子供達の笑顔はとても素晴しい。どうしてなのか何故なのか理由は分からないけれど、皆を幸せにしてくれる。他とは比べられない幸せをくれるのです。

そして障害を持った子供のお母さんはいつも元気で明るい。お友達のお母さんも弱音を吐いてもいいのに、いつも楽しそうにしています。不愉快にさせてしまうかもしれないと思いつつも、大変なこともあるでしょう?と聞くと将来のことや自分の体力がいつまで続くかという不安らしきことを話してくれます(不安だとはいわないんです。一生懸命に生きてるんだと会うたびに励まされます)。
この映画を観て彼女の言っていた事や不安をより身近に感じました。

静岡県富士宮市にある「でら~と」という生活介護施設。重い障害を持った人たちがここに集まり生活しています。そして宿泊もして親や家と離れた生活をしていく様子をドキュメンタリーで紹介しています。
お金には変えられない生きるという事の重さと素晴しさ、関わることで見えてくる様々な命の形を思いました。
「医す者として」でも言われていましたが、環境を変える、そのためには考えを変え、行政を変え、人を変える。一人のお母さんの感受性が施設を作らせ人を集めてゆく経過を観てゆくうちに心が温かくなり、買うことのできない物の重みを胸に感じました。最後に所長さんがこのお金に変えられない素晴しい物をこれからの社会は認め大事にしてゆかないと大きな損失になる、と言っているところが印象に残りました。

あとどうしても妻の負担が大きくなるのが気になった。介護するのも会を推し進めるのもどうしても女性のほうに力点がいく、夫は仕事だし日中いないから…という理由は分かりすぎるくらい分かるんだけど、そこから社会を考えなくてはらないと思った。難しいけどいつもリスクを背負うのは母なんだなと思った。

続きを読む

医す者として

映画
01 /27 2012
去年12月に上野の東京藝術大学大学美術館に行った時にロビーで貰ったチラシの映画が見たくて先日行ってきました。

医す者として」長野県佐久市にある佐久病院のドキュメンタリー。

長野県佐久市(旧南佐久郡)佐久総合病院。終戦5か月前、信州千曲川沿いにある小さな病院に青年医師・若月俊一(1910~2006)が赴任したことから、この物語は始まる。周辺の農山村への「出張診療」、「全村健康管理」(今でいう健康診断を軸にした健康予防管理活動)を全国に先駆けて行ってきた。また、健康に対する啓蒙活動の一環として取り組んだ「演劇」や「病院まつり」は地域づくりにつながっていく。

農村に出張して健康管理の大切さを解きながら、過酷な労働に耐えている農民の身体を診て回った記録。やがて農民と共に病院は様々な社会問題と密接につながりながら農民の医療を進化させてゆく映画でした。

多くの映像と院長である若月先生の講演、当時を生きた人たちの言葉を繋ぎながら当時がどんな様子であったかを徐々に知り感じてゆく映画。最後にこの若月先生という人がきになって本を手にとってみました。

若月俊一の遺言―農村医療の原点
若月俊一の遺言―農村医療の原点若月 俊一

家の光協会 2007-06
売り上げランキング : 170990


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

最初に書かれている先生の生い立ちを知り、何故農村に住む人たちにあれほど愛情を注いだのか、またつきることのない前進の精神の理由の一部が分かりました。様々な本を読み哲学を知り、人を愛しむ心を持った人なのだなと思いました。

当時のフィルムもさることながら登場する人たちの言葉や表情がよかった。90歳をすぎた助産婦さんのかくしゃくとした姿、役場の人たちの表情が健康や自分の仕事に責任を持ち誇りをもって挑んでいたことが伝わってくる。助産婦さんの勉強した動機が素晴しいと思った。昔牛の隣で出産した女性は次々と産褥熱で死んでいったそうです。それを見て彼女は助産婦になることを決心し、一生懸命勉強したそうです。出産し死んでゆく女性達を見て、このままじゃいけないって思って勉強するその感受性に意味があると、その感じ方に助産婦さんの個性が宿っていると感じました。助産婦さんはいい経験をさせてもらった、自分の事を幸せだと言っていました。過酷な生活の中で必死に生きてきた人にしか言えない素晴しい言葉だと思いました。

記録フィルムの間に若月院長の言葉が挟み込まれています。手術して失敗してもその通り伝える、何も隠さない隠したり嘘をついたりして家族の信頼を失うほうが怖い、私は患者さんとその家族と共にいたいと言った言葉に感動しました。
大学病院で長い間入院して死んだ心臓病の弟の事を思い出します。失敗を誤魔化され経過を隠されて疑心暗鬼のまま治療を受け続けてきて、身体も心も疲れました。
患者も先生も人であるところから始めたいと改めて思いました。

最後に医療も介護も福祉も地域事業もばらばらではなく一つとなって推し進めてゆくことの大切さを皆が唱えていました。豊かな想像力をもち感受性を使って二束のわらじで歩いてゆく、難しいけど上手にそれを行ってゆける社会になってほしいそう願ってやまない映画鑑賞でした。

大阪旅行 その4

にっき
01 /26 2012
心斎橋を通りなんばにむかい歩くことに。通りの店の並びが気になって仕方なくなってくる。
神田にあるような古本屋の隣がコスプレのような洋服屋さんだったり、ファンキーなお店の隣にナチュラルなお店が並んでいて面白いと娘が言い始め、よく見ると強い香りが流れる石鹸屋の隣に御茶の店があったりして驚きました。匂いとかお店の雰囲気とかあんまり気にしないところなんだねと話しながら歩き、途中娘の服を選んだりしてショッピングを楽しみました。さすが関西、商売がうまくって娘と二人でそんなところにも関心しました。

中華料理の551で昼食。
D_0198.jpg
野菜かたやきそば(でいいのかな)と豚まんが人気メニューなのですが、ここではランチ(たしか1300円)をたのみました。去年の六月にも来たんだけど、やっぱり私は点心を頼みました。なんだか美味しそうで(笑)次にいったときは豚まん食べます(お土産に買って帰りました)

それから大阪城に向かいました。
D0199.jpg
城内の途中にあったピースおおさか(クーポンを使うと入場が無料になったけど)時間がなくて入場しなかった。ゆっくり見てみたい建物でした。

D_0200.jpg
これも城内にあった建物、昔科学館だったようです。どこかでみた建物に似てるんだけど思い出せなかった。どこかなぁ。

D_0208.jpg
大阪城天主閣。始めて間近で見たのですが迫力ありました。入場がクーポンで無料だったので入ってみました。面白かった(笑)かっこよかったです。

D0211.jpg
ぷらぷら歩きながら大阪歴史博物館へ、城の中には色んな観光客やボランティアでお話ししている関西のおいちゃんおばちゃんがいました。関西弁を聞きながら歩いているだけでも楽しかったです。
そして大阪歴史博物館に入場(これもクーポン利用で無料でした)。大阪の歴史を早足で勉強しました。地元の歴史館というのは郷土色があって面白いです。
特に近代のコーナーにあった歌舞伎のファサードが興味深かったです。
江戸東京博物館にあるのとはちょっと違ってて、その違いを感じて楽しみました。


edo03_20120126210234.jpg
江戸東京博物館の小屋入り口

D_0214.jpg
大阪博物館の小屋入り口

同じ中村座なのですが、こうやって見ると随分違いますね。
大阪のは一部分に青竹が使われていたのが印象に残っています。

D0213.jpg
館内から見た大阪城。実際の城を眺めながら当時の城下町の様子が現されているジオラマを見るのは面白かったです。大阪城の模型を見てあの辺りに「武士の住宅があったんだね」と娘と話しました。


D0228.jpg
それから通天閣へ、展望室までクーポンで無料で登れたので、待ち時間40分でしたが並んで登ってみました。
周りの人が関西人だらけで関西弁聞きながら昔の通天閣の様子やビリケンの椅子に座って待ち時間を過ごしました。賑やかで(展示も人も)見て聞いてるだけでも楽しかったです。
エレベーター階には
D_0226.jpg
こんなマンガも、どこまでも楽しませてくれました。

通天閣を後にして近くにあるワールドスパへ行きました。世界の温泉に入れるところです(笑)去年お友達に連れてきてもらってすっかり気に入ったので娘ともう一度入りに行きました。楽しかったです。世界のお風呂ですよ(笑)東京には絶対ありえないお風呂がたくさんあります。娘と笑いながら入りました。ここのお風呂はやみつきになります。なにがって行ってみるとわかります(笑)クーポンで100円割引(900円)で入場しました。

お風呂に入って出てみるとあたりはすっかり暗くなっていました。
D0229.jpg
夜の通天閣を楽しんでホテルに帰りました。

ホテルでは梅小路に行った夫と息子が寒さに震えながらも楽しそうに帰っていました。

大阪旅行 その3

にっき
01 /25 2012
二日目 電車ツアーの夫と息子達と別れ娘に行きたい所はないかと聞いたら「大阪観光がしたい」というので大阪名物を見てまわることに。
大阪周遊パスを購入、2000円で地下鉄乗り放題(スルットKANSAI)の一日乗車券と観光名所のお得なチケットがついたセットです。夫に教わって買ったのですが重宝しました。

まず中之島にでかけ
D_0179.jpg
大阪市中央公会堂

D_0175.jpg
中之島図書館

D_0181.jpg
日本銀行

と見学。
D_0183.jpg
D_0184.jpg
周辺の建物を見ながら

大阪市立科学館へ。常設展を見学(周遊パスクーポンで無料)
東京の科学館との違いを楽しみました。科学賞をとった大阪の人の展示が面白かった。

D_0190.jpg
それから国立国際美術館へ
常設展を無料で観られる日だったので見学。
企画展は水玉の人でした。ロビーに日が差して綺麗でした。


そして堀江に観てみたいビルがあるというので移動
D_0194.jpg
ファッションビルなのですが、壁面に植物があり面白かったです。
中も奇抜な内装で竣工してからけっこうたってるのに綺麗でした。
大切に使われているんだなぁと思いながら心斎橋のほうへ移動、そこからなんば方面へ向かいました。

観たブルーレイ三作品

DVD
01 /24 2012
地元のレンタル屋さんが月末までレンタル料を安くしているので色々見たかった映画を観てます。

ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島 [Blu-ray]
ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島 [Blu-ray]
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2011-12-14
売り上げランキング : 1579


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

三作目楽しく観ました。ユースチスの展開や、王がかっこよかった(^^)子供とわいわい言いながら楽しみました。朝びらき丸に乗りたくなった。アールヌーボな船、いいです。

ツーリスト [Blu-ray]
ツーリスト [Blu-ray]
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2011-07-27
売り上げランキング : 2153


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

ベネツィアと二人のかっこよさがいい。最後が面白かった。ベネツィア行きたくなりました。
メイキングも面白かった。建物をよく使ってて豪華なホテルやパーティ会場が綺麗で素敵だった。ボートに乗るアンジェリーナがかっこよかった。背筋をぴんと伸ばし操縦する姿が綺麗でした。電車の中で彼女に声かけられたらどうする?と夫に質問して笑われた。私が男だったらどうしよう(笑)綺麗でした。


ソーシャル・ネットワーク [Blu-ray]
ソーシャル・ネットワーク [Blu-ray]
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2011-12-21
売り上げランキング : 590


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

フェィスブックは大学生が作った、としか聞いてなくかっこいいイメージだけだったのですが、これを観て見方が変わった。アメリカのエリート大学生の様々な面を知りました。やはり原動力は女の子なのか…と思ったりした。

大阪旅行 その2

にっき
01 /22 2012
宇治神社から戻り平等院近くの小さな居酒屋さんで昼食
D_0165.jpg
確か600円だったと思う。これだけついてお新香もお皿にいっぱい食べてこの値段、すごい。おなかいっぱい食べて満足しました。

それから駐車場に戻り大阪へ…と思ったらライトがつけっぱなしになっていて、バッテリーがあがっていて足止めに。
実は朝東京から京都に来る途中、高速警察にスピード違反でつかまったばかりの夫の二度目の失態でした。
つれあいとして私が激怒!もう不注意ですまされない範囲の行動に呆れるやらがっかりするやらで怒りまくってしまいました。しょげる夫と私をなだめる子供達…ありがちな旅先の気まずい家族に。
ジャフのお兄さんありがとうございます。とても忙しそうに走って来て去ってゆきました。いつみても思うんですがかっこいいですジャフの人。

京都から大阪まで高速で行く予定だったんだけど、遅くなったので街中の混雑を避けるために一般道で移動。一般道の渋滞に巻き込まれぐでぐでて新大阪のホテルに到着しました。

気を取り直して大阪の駅や心斎橋を散歩。
D_0170.jpg
グリコ看板には『がんばろう日本』の文字が、今までとは違う日本を改めて思ったりしました。
子供達は始めての大阪なのでTVで見たところだと喜んでいました。
お好み焼きを食べてホテルに帰宅、電車乗っても関西弁聞いても興奮した夜でした。

大阪旅行 その1

にっき
01 /20 2012
6日(金)から9日(月)まで大阪に旅行に行ってきました。
車での強行(?)旅行でしていろんな事があって面白かった、とぎりぎり言える楽しいたびでした。

6日の早朝に東京を出発、昼前に京都に到着したので、平等院に行ってきました。
D_0159.jpg
ここなかなか京都観光では行きにくい場所にあり、去年娘が行った修学旅行でもいけなかったというので行ってみることに。下の子には10円玉に描かれてるところ、と説明してみた。どれだけ分かっているのか…覚えていてくれたらいいな。
ここ夫は修学旅行で、私は建築の卒業旅行で行った。当時は別館ができてなくて平等院の完成当初の佇まいは想像するしかなかったんだけど、今はCGや復元像まであって当時の鮮やかな色合いや美しい装飾をイメージすることができました。数年前に大規模な修復工事が行われたので、状態がよく見れてよかった。
しかし豪華な建物です、娘に「どうしてこんな形にしたんだろう」と改めて問われるとそこには当時の人たちの色々な想いが詰まっていることに気がついたりして、白砂を踏み鳴らしながら色々考えた観覧でした。

D_0164.jpg
それから川を越えて安治上神社にお参りをしました。
よく見えないのだけど、この奥に神社があるのです。山と一体になっていて、質素で厳かな社でした。国宝です。後ろの木々の景観も含めすべてが国宝の神社です。伊勢とは違う山の存在を感じる社でした(写真を撮っても伝わらない種類の美しさだったので中の画像がないのです)久しぶりに自然と一体になっている社を拝観しました。
宇治は最初、うさぎの道、「兎道」と書いて「うじ」と読んだそうです。なのでこの社にはうさぎの絵や置物が売られていました。二つの山になったお清めの砂も印象的でした。

景観で思い出したのですが、平等院は上にあるアングルから少しずらすとホテルの一部が屋根の向こうに見えてしまいます。カメラを構えてみて気がついたのですが、そうかこれが京都の人が言っている景観の美なのかと思いました。何気なく私たちは空を見たり、建物を認識したりしてますが、やはり古い仏閣や神社にどんと近代の建物が入ってしまうのは、残念でなりません。建てる自由もあるけど、昔の空をそのまま残す自由もあってほしいと思った京都観光でした。

ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~

DVD
01 /20 2012
ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~ [DVD]
ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~ [DVD]
ポニーキャニオン 2010-04-07
売り上げランキング : 15678


Amazonで詳しく見る
by G-Tools


娘が学校で太宰について作文の宿題があったので、太宰について語っていたらこの映画を見たかったのを思い出して鑑賞。どうしようもない、その一語につきる太宰と妻との映画。彼のどうしようもなさがとても魅力なのは何故なのか、これについて語り始めるときりがないのだけど、浅野忠信が演じている太宰をみているとなんとなく分かってくるような気がしてきた。文章で想像するよりもより身近に感じられる映像でした。松たかこさんの(なぜかさんが付いた)佇まいがいい。凛としていてでもたよりなげなかんじ、静かに耐える姿に力強さをプラスした素晴しい演技だった。妻について語る太宰の言葉がいい。太宰の作品を声に出してみると違った輝きが生まれることも実感した。
最初、借金作って謝る松たかこ扮する奥さんが笑うところがいい、笑うところじゃないのに、もう情けなくて悲しくて思わず笑ってしまう「すみません笑ったりして」ってセリフを言った後のふっと見せる寂しい表情がすごかった。最初で最後の自分を憐れむ表情でした。それからの生きる気迫、強さに圧倒されました。すごく魅力のある人だったんだろうなぁ太宰さん(あっ、またさんがついた)。最後の場面でふっと二人が手を繋ぐところがよかった。聖少年、聖少女のような感じがした。

ノーカントリー

DVD
01 /13 2012
ノーカントリー スペシャル・コレクターズ・エディション [Blu-ray]
ノーカントリー スペシャル・コレクターズ・エディション [Blu-ray]ジョエル・コーエン

パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン 2010-09-16
売り上げランキング : 4653


Amazonで詳しく見る
by G-Tools


怖かった。想像していたのと違っていた。複雑な話で一回観ただけじゃよく分からないかも。でも怖いから何度も観れないと思った映画。面白いというのではない、色々な要素が混ざっていてファーゴのように全体を俯瞰できないスケールの多きさに驚いたし怖くなった。恐怖ではなく世界の広さに対する恐怖、田舎で保安官をやっていた男が最後に”この国は人に厳しい”という結論にでなくてはならない寂しさ、人の可能性の大きさに怖くなった。シガーのあるようでない自我がであった人に恐怖をもたらす。モスの行動のたくましさと生命力の強さ、心の弱さ優しさがマットに伝わってきた。
最後が興味深かった。家を出てきたシガーがちらっと靴の裏を見る、そのしぐさで彼が何をしたのかわかる。唐突な展開でありながら、次への恐怖と静かな時間の流れを感じました。うーーんでもよく分からない。どきどきしながら時々ふっと感情が平板になるところが自分でも怖かった。怖い映画でした。血がいっぱい流れた。見直したいけど怖い。メイキングがよかった。この映画のイメージの色は血の赤だなぁ。

ファーゴ

DVD
01 /12 2012
ファーゴ [Blu-ray]
ファーゴ [Blu-ray]
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2010-07-02
売り上げランキング : 7725


Amazonで詳しく見る
by G-Tools


面白かった、なんでもっと早く観なかったんだろう。自分にあほといいたい。雪の中に死体があるこのポスターが怖くてしかたなかった。怖いの苦手なんだけど見たい気持ちもある、そんな葛藤を上手く表してる映画だと思った。長い間名作(今でも名作だと思うけど)として人気だった意味がやっと分かった。ブルーレイで鑑賞。特典の出演者コメントがいい。好きな役者さんが出てるスティーヴ・ブシェーミさん好きです。
実際にあった物語、としているけどそれがまずミソ(笑)最近になって嘘のリアルが気になってきたけど、これは先を行く映画だったんだなぁと思った。ドキュメンタリーも現実にあった物語もそれが映像になった時点で違う視点、意味合いが生まれてしまう、その映画というトリックをこの映画は見事にあばいていると思った。それでいてこの世界に酔う。そしてそこに現実を感じる。この女性警官の佇まいと、ヘンな東洋人のおじさんの嘘と、犯人二人の存在感が迫ってくる。それを感じた時、虚構と物語の枠を超えてくるものがある。ああ彼は迷うことなくこの人を射殺するのだな、と感じる流れのなかで、またそれを感じている自分という人間性にはっとする時、他者との違いのなさを恐怖として受け取るのだという事実に改めて驚愕しました。←何を言ってるのか自分でも分からないけど(苦笑)ストーリーを追っていてそこに不自然を感じなくなったり、共感したり、先が読めると思ったりしている自分が既にその人であることを体感しているという二重の事実に気がつくと怖くて面白い映画だと思った。
警官夫婦の健全さが、観ている時は感じないのに観終わると心に染みてくる。同じ人間なのに、その差は何かを考える時、自分の過去を振り返るのと同じ重さを感じた。

トゥルー・グリット

DVD
01 /10 2012
トゥルー・グリット ブルーレイ&DVDセット [Blu-ray]
トゥルー・グリット ブルーレイ&DVDセット [Blu-ray]
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン 2011-09-09
売り上げランキング : 4643


Amazonで詳しく見る
by G-Tools


先週借りて観た映画DVD、ずっと観たかった映画の一つ。コーエン兄弟の映画ということで気になっていました。まだ観てないんだけどノーカントリーみたいなのかなと、怖いのかなと思いながらどきどきしながらみた(12禁でもあったし)ひどく恐ろしい映像ではなかったのがほっとした。そして面白かった。
主人公の女の子14歳なんだけど、すっごい勝気で聡明で正義を持ってる。無駄死にした父への復讐を、あらゆる手を使い自分も使い運命までも使って行う話。この登場人物の人間性が面白い。セリフがこんなに楽しいと思った映画は久しぶりでした。一人一人の個性が生きてる。ああ、この人ならこんなふうにいうんだろうな、と思わせるセリフと演技に魅入られっぱなしでした。その人間臭さにわくわくした。誰もが一癖も二癖もあってそこがストーリーを面白くしてる。観てると、あ、そうだよな、って思う部分がたくさんでてくる。
賢い女の子の物語で終わってないところも監督ならではなのでしょう。最後がいい、女の子が蛇に噛まれた後の物語がそれまでの物語をひっくるめ総括し次の世界にいってる。正義も勇者も勝者もいない、そこにはただ人間が埃にまみれて、一つの銃を持って生きてるだけ、生きるか死ぬかは人間が決めることじゃなく、幸せもまた他者が決めることじゃない、って思わせてくれた映画。最後の最後歳をとった少女の生き様がいい。忙しくて結婚してる暇なんかなかった、なんて言ってみたかった。

DVD鑑賞

映画
01 /04 2012
イリュージョニスト [DVD]
イリュージョニスト [DVD]
スタジオジブリ 2011-10-08
売り上げランキング : 10030


Amazonで詳しく見る
by G-Tools


映像が美しいといわれて観たDVD。よかった。最後がちょっと悲しいけど、物語の雰囲気がそのまま生きていると思う。カットの一つ一つ、シーンのひとつひとつがいい。このマジシャンの癖やちょっと不思議な動きが好き、大男で不器用で自分を生きることしかできない。でもそこにはちゃめっけと哲学があって、誰にも理解してもらえないけど、でもそれで一人の人として成されてる感じが伝わってきた。
映像が美しいのだけど、ちょっとCGしすぎるところが気になった。メイキングを見るとわざと彩度を上げているところとかあるみたいで、人によって感覚が違うのだけど色みがきついと感じる部分があった。
でも場面の一つ一つが絵みたいで、物語があってそしてよけいな物が動かない。シーンごとに気になる部分がちゃんと示されているアニメで、それもよかった。ホテルの椅子やベッドルームのスチーム。女の子が彼とキスする場面のショウウインドウとマジシャンが入るショウウインドウ、欲しい物があるショウウィンドウが皆違う。旅立つ時の車内と、去る時の車内、朝の光と夜の闇が当たり前のように訪れて、その中で登場人物が変わってゆく姿が美しかった。女のこへの最初の贈り物が靴というところもよかった。くりかえし眺めたい映画。


十三人の刺客 通常版 [DVD]
十三人の刺客 通常版 [DVD]
東宝 2011-05-27
売り上げランキング : 6509


Amazonで詳しく見る
by G-Tools


これも観たかったDVD、途中まで黒澤映画みたいで(それを期待して)わくわく観た。でも最後がなぜか???という終わりで、なんでなんだろうと。面白かったし、現したいものも分かるのだけど、いやどう感じていいのか分からないまま観終った。レビューを見ると監督が…と書いてあるけど、どうなんだろう。何が自分の中で腑に落ちてないのかが分からない。
俳優さんたちの演技がよかった、ふつふつと沸く憎悪と自分の腕を役立てたいという武士達の志が伝わってきた。十三人目の山賊は役どころでは分かるのだけど多分うまく機能していなかったのではないかと思う。血なまぐさい戦いの中でどこか飄々とした風格というのを現したかったのかもしれないけど、生臭い場面を作ってしまったのがいけなかったように思う。累々と横たわる死体の中で呆然と立ち尽くす男の憐憫をもっと感じたかった。
それから馬がたくさんでてきてよかった。密会の茶室が気になった。建物が美しかった。
イリュージョニストも建築がよかった。

13ウォーリアーズ [DVD]
13ウォーリアーズ [DVD]マイケル・クラントン

東宝 2001-01-25
売り上げランキング : 60714


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

以前見たこれを思い出した。

岳 -ガク-

DVD
01 /02 2012
岳 -ガク- DVD通常版
岳 -ガク- DVD通常版
東宝 2011-11-25
売り上げランキング : 839


Amazonで詳しく見る
by G-Tools


夫が観たいと言っていた映画を一緒に鑑賞。夫はコミックを読んでいて、隣で説明聞きながらみた。山ものが好きで、ろくに登ったこと無いのに読んだり知った山登りの人のことを自分の事のように嬉しそうに語ります。ちょっとうらやましいらしいです。そんな男心を不思議に思いながら見ました。
山を登る人というのはどこか特殊で魅入られたというのが適当かと思うのですが、好きで好きでしょうがない、そこに何故?とか、どうして?とかはなくとにかく好きなのだと思う。山の精霊のような三歩と遭難者との物語、そこには山が好きだという一つの想いで繋がっているようでなりませんでした。ちょっとうらやましい。飛び込んでしまうときっと素晴しい世界なんだろうな、でも大変なことも確か、元気でおおらかな三歩の過去と様々な登場人角の過去、それでも山にくる登山者に対する賛歌のような映画だなと思いました。
ありがとう、感動した、また山に来い!という三歩の言葉に集約されたストーリーの映画でした。

おめでとうございます

にっき
01 /01 2012
あけまして おめでとう ございます
今年もよろしく お願いいたします

最近書くことが苦手になってしまって、まさか私がっと思いつつもゆっくり書いてゆきたいと思います。
思うことは色々あるのですが、苦手になってしまったので(笑)また書きにきます。
こんな始まりですが一年がんばります。よろしくお願いいたします。

月夜野

東京下町在住・本・建築・ハチロク好き