ジブリの本棚

DVD
08 /24 2012
ジブリの本棚 [DVD]
ジブリの本棚 [DVD]
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社 2011-06-03
売り上げランキング : 41162


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このDVDを観ました。アリエッティの映画公開にあわせてお勧めの児童文学書を宮崎氏が紹介してくれるDVD。読みたいと思った本を並べます。


ムギと王さま―本の小べや〈1〉 (岩波少年文庫)
ムギと王さま―本の小べや〈1〉 (岩波少年文庫)エリナー ファージョン エドワード・アーディゾーニ

岩波書店 2001-05-18
売り上げランキング : 14898


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日本霊異記 (平凡社ライブラリー)
日本霊異記 (平凡社ライブラリー)原田 敏明

平凡社 2000-01
売り上げランキング : 149795


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聊斎志異〈上〉 (岩波文庫)
聊斎志異〈上〉 (岩波文庫)蒲 松齢 立間 祥介

岩波書店 1997-01-16
売り上げランキング : 143400


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竜のはなし
竜のはなし宮沢 賢治 戸田 幸四郎

戸田デザイン研究室 1983-12
売り上げランキング : 28863


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百まいのドレス
百まいのドレスエレナ エスティス ルイス スロボドキン

岩波書店 2006-11-10
売り上げランキング : 155692


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あおいろの童話集 (アンドルー・ラング世界童話集 第1巻)
あおいろの童話集 (アンドルー・ラング世界童話集 第1巻)アンドルー ラング

東京創元社 2008-01
売り上げランキング : 167053


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ブラッカムの爆撃機―チャス・マッギルの幽霊/ぼくを作ったもの
ブラッカムの爆撃機―チャス・マッギルの幽霊/ぼくを作ったものロバート・アトキンソン ウェストール 宮崎 駿

岩波書店 2006-10-05
売り上げランキング : 197244


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それでも人生にイエスと言う

まじめな本
08 /23 2012
それでも人生にイエスと言う
それでも人生にイエスと言うV.E. フランクル 山田 邦男

春秋社 1993-12-25
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夜と霧を読みたいと思っていて、その前に読みやすそうなこの本を読んでみることにしました。
「生きる意味」とは何かから始まり生きることの本質を語っている講演の内容を本にしたもの、分かりやすく書かれて(語られて)いてどこから読んでもどこを読んでも納得した。

プロメテウスの罠

まじめな本
08 /20 2012
プロメテウスの罠: 明かされなかった福島原発事故の真実
プロメテウスの罠: 明かされなかった福島原発事故の真実朝日新聞特別報道部

学研パブリッシング 2012-02-28
売り上げランキング : 2127


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「このコラムすごいよ」と夫が新聞で始まった連載について話したのは随分前のことでした。震災の後の原子力発電所事故の顛末を書いた記事を毎日少しずつ読んでいたのだけど、私はどうも続かず一冊にまとまったこの本で読みました。夫は今も毎朝読んでいます。読んだことのある記事も一冊で流れを掴みながら読むと、当時の事件の大きさを感じました。特に放射能についての部分が怖かった。

映画
08 /15 2012
夢 [DVD]
夢 [DVD]
ワーナー・ホーム・ビデオ 2002-12-20
売り上げランキング : 3209


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今年の五月に道を歩いていたら道路工事をしていた作業員が休憩をとっていました。その前を通った時、作業員達の話している声が聞こえてきました。「それがさ、すげえんだよ」それは一人の作業員が東北の復興作業をしてきたらしく興奮気味に土地の様子を語っている声でした。「このタンポポがさ、咲いてるんだけどそれがこんな高さなの、すげえでかいんだよ。まじで、ほんとなんだよ」自分の背丈ほどある高さを示しながら彼は語っていました。どきっとした後に、思い出したのはこの映画のワンシーンでした。
この作業員の言葉を信じるか信じないか暫く悩んだけど(それはその作業員が嘘を言っているかどうかではなく、その言葉をどのように自分の中に受け止めるかという外の現実と自分の中の現実との間で悩んでいました)三ヶ月たって、静かにそのことについて考えられるようになりました。
そしてもう一度この「夢」という映画を観たいと思うようになりました。

この映画を最初に映画館で観た時は、私は学生でした。そして黒澤監督が日本人でよかったという感想を持ちました。今見直してみて、改めて監督の思っていたこと、憂えていたことがじわじわと理解できるように思います。
セリフのひとつひとつ、役者の視線一つに深い愛情と思いやりを感じます。あの頃から私達は何を学んで何が進歩したのかなと改めて考えながら見ました。

夢黒澤 明

岩波書店 1990-04-26
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セリフとコンテが載っている本。

桃畑
「違うよ!桃なら八百屋で買える!でも、花の咲いた桃畑はどこで買うの?」

トンネル
「聞いてくれ!お前達の気持はよく判る。しかし、第三小隊は全滅した!お前達は、全員戦死したのだ!」

赤富士
「そりゃ、大人は充分生きたんだから死んだっていいよ、でも子供達は生まれてからいくらも生きちゃいないんだよ」

鬼哭
「……むかし、このあたりは一面のお花畑だった。それを水爆やミサイルがこんな砂漠に変えちまった……ところが最近、その死の灰の積もった地面から不思議な花が咲き始めた」

水車のある村
「儂かね?百と三つさ、もう人間をやめてもいい年だが、あんた、生きるのは苦しいとかなんとか言うけれど、それは人間のきどりでね、正直、生きてるのはいいもんだよ、とても面白い!」

「水車のある村」のこのセリフを笠智衆さんが言うのがすごく好きです。何度も見たい映画です。

マルドゥック・スクランブル

DVD
08 /15 2012
マルドゥック・スクランブル 圧縮 [DVD]
マルドゥック・スクランブル 圧縮 [DVD]鈴木信吾

キングレコード 2011-08-24
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娘が好きで映画館に行って見てきたという映画をDVDでみてみました。

マルドゥック・スクランブル 燃焼 [DVD]
マルドゥック・スクランブル 燃焼 [DVD]鈴木信吾

キングレコード 2012-07-25
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そして次作もDVDで見てみた。

原作を読んでいないので映像だけの感想です。冲方さんの小説も読んだことがないので、こういうSFがあるんだなぁと思いながら見ました。金のネズミ、ウフコックがかわいい。このウフコックをとりあっている物語のように思えました(おおざっぱですみません)燃焼のほうのカジノのシーンは面白かった。この部分のくだりを文章で読んでみたいと思いました。
しかしウフコックって父性性があるなぁと思った。今の若い子(とひとくくりにはできないけど)こんなふうに優しく守ってくれる大きな存在が欲しいのかなとか思った。成長というよりも愛に立ち止まり、それから次へと歩き出す物語がいいのかな。加速してゆく精神性よりも滞留する感情に重きがおかれているような、自分でも何を言ってるか分からなくなってきたけど、冒険の意味が随分変わってきたのだなぁと思ったりしました。

マルドゥック・スクランブル〈改訂新版〉
マルドゥック・スクランブル〈改訂新版〉冲方 丁

早川書房 2010-09-24
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改訂版がでているようなのでこれを読んでみようとおもってます。

メリダとおそろしの森

映画
08 /12 2012
去年「カーズ2」を観た時から楽しみにしていました。ピクサー好きなのと、ケルトの要素があるのと馬が出てるので、もうそれだけでわくわくしたたんだけど、どんどん映画館で縮小されていってるのであわてて見に行きました。息子は同時上映のトイストーリーのショートショートが楽しみだったみたい。彼はトイストーリー大好きです。
ショートショートは「月と少年」もあり、これもよかった。ピクサーはこういった観ることを楽しむ映像を作るのがうまいなぁと思います。星の感じや少年の帽子をめぐるちょっとした仕草で空気をかもしだすことができる。
トイストーリーのショートショートはあれはある角度からみると強烈な批判にもみえる。おもちゃであることを追及するとでてしまうのだろうけど、違った意味で面白かった。

メリダとおそろしの森は母と娘の物語。保守的な考えの母となんでもやってみたい娘、政略結婚に利用されそうになり娘が怒る。分かりやすい構図の中にある主題は自分をみつけること、それもまた定番のテーマなのだけど、母と娘という視点から男社会(ケルトの男達)を眺め、青年にはない長女としての問題点が浮かび上がってるところが面白いと思った。
メリダの愛馬が黒の葦毛馬(アンガス)でかわいかった。動きが好きです。ラプンツェルの馬はアニメっぽくなりすぎて苦手だったのだけど、デフォルメの仕方がすきです。
廃墟に落ちたときに舞う埃の感じとか、森の木々や小枝が散乱してる感じもよかった。
母のドレスも簡素なんだけど振り返ったときの裾をさばくときの動きや質感が楽しかった。楽しんだ映画でした。
辛口な批評が出てるけど、民族性や細かい動きに面白さがつまっていて、大画面でみると一層面白い映画だなぁと思いました。メリダの声も気にならなかった。

RUBBER

DVD
08 /07 2012
ラバー [DVD]
ラバー [DVD]
トップ・マーシャル 2012-04-20
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息子が臨海学校に行っている間、子供が観れない映画がみたいなぁと思って、これ観たかったの思い出して観てみた。タイヤがある時突然意志を持って自分を侮辱するものを破壊しまくる…とそんな内容ですが、主題は『理由なんかない』です。どうしてタイヤなのか何故それほど怒りに満ちているのか、意思はどこからくるのか、などとは考ず、ひたすら転がるタイヤの行く先と物語の行方を見守る映画。

どのレビュー見てもくだらないとか、最低の映画とかあって、それを読むのも面白い。確かに人に薦められる映画じゃないけど、面白いよと小さな声でいいたくなる。

私が面白いと思ったのは、はじめは潰す感触を楽しんでいたタイヤが徐々に狂気に目覚めてゆくところ、そこにはストーリーらしきものもあって、タイヤに感情移入すると不思議な感じがして楽しかった。タイヤなので人の傍にいても怪しまれない(笑)じっと女性をみつめてても不審がられない(大笑)。そして何をしても疑われない。
タイヤが振り返るところとか驚いた。目があるらしい(^^;水も飲んでたのかな(よく分からない)。
途中場面をひっくり返すようなところが何度かあるんだけど、特に山場らしいものは感じられなかった。リアルうんぬんのやりとりのひっくり返しがくると思ったんだけど。そういった期待を裏切る意味でも期待しないで楽しめる映画でした。食べ物に毒を入れて自分で食べてる人が謎だった。あの人が一番ある意味で怖かった。
これからは、ドアの隙間からタイヤが覗いてたら怖いと感じるようになった(^^;

やまわろ

ティーンズ
08 /05 2012
やまわろ
やまわろ釛子 ふたみ

大日本図書 2010-10
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表紙の絵が綺麗だったので読書。ミステリーふう(?)で読み始めからわくわくしました。多感な年頃の高校生が授業の一環として山登りをさせられるのだけど、それぞれに思ってること考えていることが折り重なって、その上に河童ならぬ山童(やまわろ)の存在が霧のようにまとわりついてくる。寂しい山の生活にやまわろは友達を欲しがっているという、やまわろでなくとも人はいつも誰かを欲しがり寂しがっている。そんな人間の性についてこの物語は光を当てているのだろうなと思いました。恋人がいても友達がいても一人ぼっちでも、皆一人の人間として一人分の寂しさと悩みと友を欲しがる心をもって生きてる。一人じゃないという言葉は一人だから生まれてくるのかなと思ったりもした小説でした。

アートを生きる

まじめな本
08 /03 2012
アートを生きる
アートを生きる南條 史生

角川書店(角川グループパブリッシング) 2012-03-17
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美術の仕事をする作者の経歴とその仕事を紹介している本。一度会社員になってから本当にやりたいこととして大学に入りなおし、現代美術に携わってゆく道のりはすごくて、苦労はもちろんめきめき音をたてて人間が変わってゆくようすを想像しました。自分は何か、どうしたいかを問い続け時に白髪になりながらも道を進んでゆくようすはさらっと書かれてるけど大変だったんだろうなと思いました。

様々な芸術家、美術収集家、美術展の事がコラムで書かれていて、知っている作者のものもあれば、行ったことのある美術展もありこんな顛末があったんだと読んで面白かったです。ジェームズ・タレル、ボイス、第一横浜トリエンナーレ、森美術館…。

現代美術は私にとって当たりはずれが大きいというか、大掛かりだからといって感動的というわけではなく、分かっているつもりでも実際観ると驚く作品があったりします。その”なにか”を探しにいつも美術館に行ってしまうのですが、作者はその”なにか”の形をこの本のなかで追及しているかんじがしました。一人一人の価値観で観る現代美術は何通りもの訴えかけが形があり美しさがある。美術をみて感じることの楽しさを思い出させてくれた一冊です。

月夜野

東京下町在住・本・建築・ハチロク好き