雪の日のたんじょう日

児童書
12 /31 2012
雪の日のたんじょう日
雪の日のたんじょう日ヘレン・ケイ バーバラ・クーニー

長崎出版 2008-11
売り上げランキング : 377933


Amazonで詳しく見る
by G-Tools


年末に雪の物語を読みたくて読書。12月の始めに誕生日を迎えるスティーブンが主人公。毎年雪は降らないけど今年はプレゼントに雪が降ってほしいと願うスティーブン。念願かなって雪は降るのですが大雪になって…。

自分の誕生日を楽しみにする少年の心がかわいらしい物語。雪が降りすぎて友達が来られなくなってしまってがっかりするスティーブンを母親が悲しそうにみつめます。妹の面倒をみたり家の手伝いをしたり、いたっていい子のスティーブン、その彼が自分の誕生日に哀しみにくれる姿は読んでいて一緒に悲しくなります。
しかし大雪で立ち往生した家族を暖かく迎え入れたことで話は一転してゆきます。当たり前のことなんだけど、人間の暖かさがにじみ出てる話。都会ではもうなくなった人情が溢れています。

雪の結晶を折り紙で作っている妹との会話に「雪の結晶はひとつとして同じ形のものがないのよ」というお母さん。「人間だってそうじゃないか、人間ということでみんなおなじだけど、ひとりひとりはちがっている」というお父さん。立ち往生したクレインさんの娘キャロルを面白い子だと思うスティーブン。物語のディテールが優しさと愛にみちています。
雪がやみ、かえっていったクレインさんは「誕生日に悲しそうな顔をしている子供にはなにかしてやらなくっちゃって思うんだよ」と友達を連れてきてくれます。こういった大人の優しい眼差しに支えられているから子供ものびのびと穏やかに育ってゆくんだろうなと思ったりしました。


一年があっという間にすぎてしまいます。特に仕事をやめて次の仕事を始めた夏すぎから時間が一気に加速したような忙しさでした。なんとかここまで来たというほうがあってるかな。やっと周りをみられるくらいになって今年が終わろうとしてます。
年末に書いていた今年の一冊も書いてない(汗)
怪物はささやく
怪物はささやくパトリック・ネス ジム・ケイ

あすなろ書房 2011-11-07
売り上げランキング : 22553


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

が今年のベストです。

やりたいこと感じたいこと書きたいことがいっぱいあります。今の仕事が三月までなので、四月から少しは落ち着く…かな。


皆さん一年間ありがとうございました。
来年も良い年でありますよう。
よいお年をおすごしください(^^)
スポンサーサイト

あっというまに年末です

にっき
12 /15 2012
あっというまに15日になってしまいました。今年も二週間とちょっとです。手伝っている仕事が一月にピークを迎えるので、年末という感じが例年よりもっとない感じです(汗)
こんなに長くブログを書かなかったのも始めてなんじゃないだろうか…ああ、少しづつでも書いてゆきます。

最近観た映画などなどをメモ代わりに書きます。

希望の国
よかった。まいっているときに観て力をもらいました。本や新聞を読む時間もなく、どんどん物語が読めなくなってもう読もうともしなくなっていたけど、この映画をみてその力をもらった。やっと心が動きだした感じがした。フィクションだけど物語の本当の意味を知ってる映画。これが物語だと思いました。雪の中で盆踊りを踊るお母さんの姿を観てどの言葉も思い浮かべられない、そのこと自体、自分が日本人なんだと思ったりした。すごいシーンでした。

エヴァンゲリオンQ
序破急のQだと思っていて、最後の映画だとばかり思い、観てみたくて見に行った。希望の国を見て翌日のことです。物語がもっと観たくなった。破がかなり興味深いエンディングだったので、そのつづきが気になってしかたなくて、始めて映画館で観ました。物語が急展開しています。面白かった。私はファンでないので、どう読み解いたかという感想はいえないのですが、TV放送の頃から知っていたので、自分の中でのエヴァンゲリオンという作品への解釈がまとまってきた感じがしてます。総体でみて漠然としか思えないんだけど、自分なりの答えが出せたので心のもやもやが晴れてほっとしたというのが感想です。

日本橋
日生劇場で観てきました。仕事場の傍で毎日見ている日生劇場に入ってみたかったのが理由の一つでもう一つは坂東玉三郎の演技を観てみたかったから。目がすごいなぁと思った。目の演技が心の芯を見通すようなすごいもので、でも迫力はあるけど怖くはなかった。優しい感じがした。それは役のせいでもあったのかな。彼の美しいという意味が(少し)分かったようにおもいました。

フランケンウイニ-
好きな短篇の映画で、ブラックさは少なかったけど、楽しく観た。すごい山場はないけど、一つ一つの動作やキャラクターの一つ一つが面白い。シャベルを握る時の手の向きを変えるところとか、人形独特のディティールの細かさがあった。物語はたんたんと進むけど、主人公ヴィクトリーのお母さんとお父さんの子供を観る眼差しがあったかくて素敵だった。お父さんは息子に友達がいないことを悩むけど、お母さんは「自分の世界をもってるだけ」という。彼の研究を暖かく見守り好きなだけやらせているところがいいなぁ。ああはなれないなぁと呟くと、進学に悩んでいる娘がじろっと私を見ました。個性って本当にやっかいで自分のぶんでさえ手を焼くから、だからこそ周りの人と認め合ってゆかなくちゃならないものなんじゃないかなと思ったりした映画でした。

荒野の呼び声

音 楽
12 /08 2012
あっという間に12月も上旬が終わろうとしています。
今週は連続七日間の出勤でした。下のぐだぐだいっていたことが嘘のような忙しい毎日です。以前もけっして暇なわけではなかったのですが、忙しさに拍車がかかり慌しく生活しています。
以前書いた職場でのすれちがいが嘘のように今仕事しています。うーんあれはなんだったんだろう。原因はいくつかあるのですが、それをはっきりさせるよりも仕事をしていたほうが楽しいし終わったことなのでと、いささかドライな感じで時間が進んでます。うーーん、あれはなんだったんだろう。今は仕事が楽しいです。失敗もするし、いやな事もあるけど、やっぱり図面いじってるのが好きみたい。建築の世界のはしっこで仕事してるのが楽しくてしかたありません。今の職場が古き良き時代の建築物に囲まれているせいもあって、精神的に満たされてるかんじです。二ヶ月後にはまた元の場所にもどるので、そしたらまたブルーになっちゃうのかな(汗)
地下鉄の駅からでたらそこは村野藤吾の建物があるっていうだけで、嬉しくなってしまいます(^^)。


荒野の呼び声 -東京録音-
荒野の呼び声 -東京録音-矢野顕子

ヤマハミュージックコミュニケーションズ 2012-08-08
売り上げランキング : 4477


Amazonで詳しく見る
by G-Tools


しんどいときに聴いてたCD。TVでFMのDJが集まって対談する番組を見て、この曲が紹介されてて、気になって買ってしまった。時々無性に矢野さんの歌が聞きたくなります。
”こんなところにいてはいけない”という曲です。旅立ちを促してる曲で、こんなところにいてはいけない、直ぐに旅立つべきなんだと歌われています。若い時はそれは具体的な転機を示してると思ってしまったけど、この年齢になるともっと内面的な改革や気持の切り替え方を歌っているように聞こえてきます。なにが正解で何が間違いか分からないけど、少なくとも今の状況や自分を変えることができる、そう聞こえてきました。

その次の曲”学べよ私”は歌詞を読むより、歌で聴くほうが全然いい。歌詞で受ける印象の間逆を歌で感じました。学べよ!自分!!!ってかんじでしょうか(^^;。


Get Together ~LIVE IN TOKYO~(初回限定盤)(DVD付)
Get Together ~LIVE IN TOKYO~(初回限定盤)(DVD付)矢野顕子X上原ひろみ

ユニバーサルミュージック 2011-11-23
売り上げランキング : 5197


Amazonで詳しく見る
by G-Tools


このCDもいい、コンサート行きたくなりました。

月夜野

東京下町在住・本・建築・ハチロク好き