三月も下旬です...

にっき
03 /24 2014
あっという間に三月も下旬になってしまいました。
中学と大学というW受験を終えて、なんとか落ち着くところに落ち着きました。
娘の大学受験が最後の最後まで長引いたので、心行くまで受験を経験することができました(苦笑)

子供達の行く末なので親である私は気を揉むしかなくて、なるべく気楽にと思ってはいたのですが、一年半~二年という長い歳月に最後はばてばてになりました。娘は今、遊び方を思い出すのに苦労しています。この二年弱色んなことがありました。そんなことをつらつら考えながら卒業式に出席すると胸が熱くなります。
子供が自分で道を選び、掴みとれるように配慮しました。なのでそれぞれの選択に悔いや後悔がないことだけが親としての自慢です。そしてその道に誇りを持つ時は、親の私達ではなく子供自身の誇りとなって未来を照らす光になってほしいと望むばかりです。

受験が終わったらやりたいこといっぱいあったのに、今は放心しています。フルタイムの仕事も始めて一年半となりました。柔らかい心をすっかり忘れて無表情な毎日を過ごしていると、どんどん心が乾いてゆきます。パリパリになっていることすら分からなくなってる感じ。これからとりもどせるかなぁ。


とかいいつつも結構遊びました(笑)
忘れないうちにメモしておきます。

2月9日
昭和館

2月16日
物流博物館
東京タワー
旧新橋停車場 鉄道歴史展示室


2月27日
ICC 「都市ソラリス」展 磯崎新

3月3日
山形大学・愛媛大学
卒業・終了 合同美術展覧会

3月6日
UPLINK 「ドストエフスキーと愛に生きる」
上映後 柴崎元幸氏の公演

3月10日
映画「ホビット」

3月11日
杉山守作品展「TODAY」


3月23日
さいたま芸術劇場「コンタクトホーフ」

他も思い出したら追記します。


読んだ本も

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これは再読

どちらも感想書けなくて辛い...いつか書きたい
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ラッシュ プライドと友情

映画
03 /02 2014
時間が空いたので観たかったラッシュを有楽町で観て来ました。大きなスクリーンで大きなスピーカーでエンジン音体験したかったのです。二月公開で忙しい時なので諦めていたのですが、よかったです。ニキ・ラウダの時代は知らなかったのですが(夫はよく知っているらしい彼も観たがっていましたが、今日はてっぱくに行っています)すごいレースだったんですね。二ヶ月足らずで復帰と訊いているのと実際映像でみるのでは大きく違いました。

この二人の人間性の違いというのが、伝わってきた。ラウダの徹底した理性的アプローチに対してジェームズ・ハントの野生的な運転の才能、どちらも互いを意識し嫉妬してる。自分にないものを持っているから。似ているのに全く正反対の資質を持ち合わせている二人の気になる感じが印象に残りました。ここらへんの友情というのは男の人じゃないとわからないのかなぁ。
雨が降りレースを中止しようというラウダの様子はずっと後のセナを思い出しました。でも復帰して最後のGPでラウダは同じ雨の中の決勝を走ることになり、彼は途中で降りてしまう。これは怖いのではくて、二ヶ月足らずで血の滲むような苦痛を味わって復帰したラウダにしかできない行動なのだと、映画の中で気付きました。尋常ではない状況で自分の命を懸けるのは自分の哲学に反していた。しかしハントは自分の哲学でそれに対して走り続けることを選ぶ、同じ走ることに貪欲でありながら行動が正反対であることが面白かったです。これはもう頭で考えるとかそんなのではなくその人のもつ魂の、生きる形なのだと感じました。
その後の二人の生き方も対照的で、命の形、生きるスタイルを感じた。
昔の富士スピードウェイがでてて、おおってなった。あと走行シーンがよかったです。

独立器官

村上春樹
03 /02 2014
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村上春樹の短篇が読みたくて買い続けているのですが、コラムや記事が面白くて読み終わった後も(また読み始める前に)手にしています。今まで気になった記事や小説が目的の場合、他の紙面をよく読むことはなかったんですが、こんなきっかけもあるのかなと驚いています。特に連載されてるコラムが好きみたいです、私。
今号は芥川賞の発表号ともあって賑やかなので、色々読んでみたいとおもいます。

今回も面白かった。読み終わって思ったけど、この小説は遠い始点で物語が書かれているのが多い(かな)。事象があってそれを誰かが語る、もしくは第三者が訊くとかそういのが多い気がする。ラジオ講座の本でも第三の視点が話題になっていたからそれで気になっているのかもしれません。
今回は医者が当事者なんですが、今整形外科に通う用事があって、その先生とだぶってしまった(笑)不思議な話ですがどこか強い説得力を私は感じました。他者から与えられる間接的な暴力というものを考えた。

ショートショート

ショートショート
03 /02 2014
見たショートショート その2


・お勘定
ドイツ/2009年/バーで待ち合わせた男達の会話はいかにかっこいい車に乗っているか、自分達がクールであるかという内容で、いかにもなのだけれどお勘定はお金ではなく...。
はっとする、そしてそれが皆知ってることだからどきっとする。4分という短い映画ですがインパクトが強い。最後に男達が観にいく映画が皮肉を一層強くしてる。

・もう一回
日本シンガポール/2011年/グリーンカードを取得し家に帰ってきた男のみたものは。
これは男性のほうが分かるんじゃないかな。胸の痛い、そして仕方のないことだけど仕方なくないことの話。

・スウィート&ソルト
2012年/年をとった男がスーパーで魚を買って料理しようとするが...。
暗喩がこめられていて、どこまでも深く解釈できるんだけど、でもどこか面白い。年取った男の表情がなんか憎めなくて見続けてしまった。にしても、女ってこんなふうに見えるんですかね(笑)

・パリのオーダーメイド菓子店
2012年/オーダーメイドを受ける菓子店の二人の男がウエディングケーキを作る。
一見仲の悪そうな性格も合わないように見える二人ですが、言葉や行動の端々に相手を思いやりがあって、この二人...という話。かわいらしい話でした。

・リトルスーサイド
2012年/人類に嫌われているある虫の話。
観てても愛着はないんだけど、なんだか結末がきになる映画でした(笑)見方を変えればたしかにそうだよなぁと思ったりした。一見残酷な話ですが監督の愛情を感じました。

・窓辺の友情
2014/病気の少年が窓から外を見るとサラリーマンの男性が...。
心の温かくなる話でした。男性は少年のために毎朝同じ時間に色々なコメディを見せてくれるんだけど、それは決して少年だけの為ではなく...という話。他者を思いやる時に沸く力のようなものを思い出した。

・パラダイス・カフェ
2008年/メキシコ/レストランの厨房で働く男の話。
もうひとひねり欲しかった。主人公の男の社会的背景やどうしようもなさは伝わったけど、魅力を感じなかった。

・オー、シット
2011年/多分仕事の面接と思われる大事な用事をすませるために、ぴかぴかの車に乗ってスーツ着て移動している男の悲劇。
ああ、運が悪かったなぁと最初は思うんだけど、どんどん悪運が降ってくる。女性にもめぐり合うんだけど...。途中からそのありえなさに笑ってしまうんだけど、身に覚えがあるというかあながち誇張ではないところが、自分の心の奥底で分かってきて笑えなくなってしまう。遠くに見える竜巻に人はなす術もないんだろうなぁ。

・レモネード・スタンド
2012年/ベニーとおじいちゃんは仲良しで、なんだか知らない間に家族がいなくなったので二人でレモネード屋を開くのだけど...
この二人、始終にこにこしながら生活してるけど、まったくもって変な二人(笑)で話もへんなふうに展開してゆく。しかし男二人がにこにこしてるのはこんなにも罪がないのかと思ったりした。

・パープルマン
2010年/韓国/北朝鮮から逃げてきた17歳のヒョク、社会主義にも資本主義にも染まれないヒョクの生活は...。
実際の人物を映画化している。ほとんどがクレイアニメで、その滑稽さが人生の過酷さを逆に怖いまでに現していると思った。こわい映画だった。

・ゴーストのおいしいレシピ
2008年/アメリカ/愛想の無いケーキ屋のおばあさんが亡くなりその後にケーキ屋を営もうとする人がやってくるが、店は誰にも渡さない!とおばあさんがゴーストになってやってくる話。
この話とても好きになりました。原作があるみたいで「The Bake Shop Ghost」心が暖かくなる話。結末も分かるんだけど、物語が”まだこの街には人情が残っていました”と語られるくだりが好きだなぁ。

・ピーターパンは大人になり、ジョン・レノンは死んだ
2008年/フランス/子供達にピーターパンのその後を話して聞かせる大人は...
病院の一室で大人になったピーター(かも?)が子供達に話している。「人は夢をみるのを忘れると大人になってしまうんだ」というセリフが印象的。

・アリア
2012年/白人の男の子と恋してるアフガン系の少女。彼女の待ち受けてる運命は...。
自由な恋愛とは程遠い文化を持つ家族の物語。お父さんがとても優しくて、深く娘を愛していて、その姿が素敵でした。本当に深く生きている人は深刻な時にも真に静かに、しかし動く人なのだろうなと思った映画でした。

月夜野

東京下町在住・本・建築・ハチロク好き