スプートニクの恋人

村上春樹
11 /07 2015
スプートニクの恋人 (講談社文庫)
スプートニクの恋人 (講談社文庫)村上 春樹

講談社 2001-04-13
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久しぶりに読み返したくなって読書。
職業としてのーを読んだあとで読み返すとなんともいえないものがあります。どのようにして書かれたのかを頭の隅に思いながら読みました。すると後半でくり返しでてくるイメージの意味や、ミュウとすみれと僕の関係性が今までよりすっきりと、また違った形で考えることができた。
今まで私はあまりミュウに感情移入してこなかった、というか好きではなかったんだなぁと思ったりもした。あと三人が話す会話のちょっとした部分がすごく気になって印象に残った。たとえば、すみれがいなくなって、島に僕をミュウは呼び出すんだけど、悩みを打ち明けたあとで、あなたのせいではないと僕が言うと、私はその言葉をききたかったのだとミュウは返す。この微妙な言葉のやりとりが今の私には避けがたい人間としての利己的な部分に思えた。にんじんの母との別れも、僕にさりげなく、本人も気がつかずに嫌なことを言っている。それを僕は感じていながらも受け止めている。それはまぎれもなく、自分本位な行動行為で、しかし人間として仕方のない自分を守るための術であることがわかる。ということが今の私にわかる。どこまでも自分についてしか考えられない人間(大人)と他者との関わりと関わりのなさとの向こうにすみれが現れてくる。そのとき既に僕の手には血が染み込んでいる…ということなのかなと、今回の読書ではそこまで考えた。・・・まだまだだな私。
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入間航空祭

にっき
11 /07 2015
11月3日入間航空祭に行ってきました。
夫がずっと行きたがっていて、息子がいかないっていうんでずっと誘われていて、いや私はいいからといっていたんだけど断りきれず一緒にいきました。
なぜそんなに足が運ばないかというと10年前の2005年に一度行ってとても混んでいた記憶がある。(その後の日記に15万人って書いてある)行くと楽しいんだけど、とにかく混むというのと、やっぱり女なのでトイレとか並ぶの困るなぁって思ってて、遠のいてました。
しかし今年は少なかったのかな、混雑はひどくなかったです。対応もよかったのかな、トイレもそんなに並ばなかった。物販がちょっといけなかったけど、でもとても楽しかった。基地の人、そして関わったすべての人に感謝です。
夫と息子は2010年にもいってて、これも混んでいたのかな、でも今見ると楽しそうだなぁ。

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で、行ってきました。朝9時ごろついたけど、入場はスムーズで、トイレも空いてた。
そしてこの青空、雲ひとつない天気でした。

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マニア垂涎ものの飛行機たち・・・。

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ブルーインパルス

こう民間じゃない様々な飛行機が並んでいるのを観ることが普段ないので、圧巻でした。
鳥のようなに様々な表情をもった飛行機が静かに翼を休めているように見えた。

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これは先日の守谷の洪水で活躍したUH-60J救助の様子を実演してくださいました。

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落下傘

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C-1

午前中の飛行展示が終わって休憩している間に人がわっと増えてきました。この間にトイレにいったんだけど、すでに人でいっぱいに。列に並んでいると、故障したトイレを治して周る若いお兄さんの姿がありました。トイレ掃除をする若い男の人たちは珍しくまた、とても頼もしく見えました。あの人たちはアルバイトだったのかなぁ基地の関係者だったのかな。若いのに進んで掃除してました(仮設トイレで詰りぎみだったのを、連携プレイで丁寧に治してた)偉いなぁと思いながら同時に感謝して利用させていただきました。

ブルーインパルスの飛行は追記に↓

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14歳の水平線

児童書
11 /01 2015
14歳の水平線
14歳の水平線椰月 美智子

双葉社 2015-07-18
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この間子どもが14歳になって、新聞の書評でこれをみたので読んでみることに。14歳の加奈太と父の征人。夏休みに実家である天得島へかえりすごす親子の物語。父の14歳の時間と息子の今の時代が交互に描かれ昔の島と今の島の歴史を同時に感じながら、中学二年生という特別な時間軸を膨らませている作品。この時期独特のやるせない気持ちや、言葉にならない行動感情を表している。自分でも育てて思うのだけど、まだまだ幼い部分と、一人で考えは始めている部分があって、親としてそれに水をさしちゃいけないなとは思っているんだけど、なかなかつい観てると言葉にしていってしまう。加奈太をもどかしく見守る父とどう距離を保っていいのかわからない二人に、子どもだけのキャンプの話がもちあがる。子供同士で大人の観ていないところでいろいろあって、それでもなんとかなって…というくだりがいい。最後に住所とか交換してもきっともうこんなふうには会わないんだろうなと回想する部分とか、現実感があった。途中インディージョーンズやフットルースなど、懐かしい映画の題名もでてきた。

光圀が思考について語るくだりが印象に残っています。
何も考えないってことが難しいときは思考を流していくといい、と彼はいいます。ヨガでならったとかで、湧き出る考えを次から次へと流し、あたまをすっきりさせるというもの。これやってみようと思います。滞留する思考はいいものを生みませんね。

月夜野

東京下町在住・本・建築・ハチロク好き

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