百年の孤独

現代小説
10 /29 2016
百年の孤独
百年の孤独G. ガルシア=マルケス Gabriel Garc´ia M´arques

新潮社 1999-08
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やっとやっと読むことができました。
もう何年読もうと思って読めずにいたんだろう。10年以上前だったなぁ。新訳も2006年に出ていて、新訳といいつつ前のままなんですが、それでも読みやすかったです。最初にぺージにブエンディアの一族の家計図が書いてあるから、それ見直しながら読み進んだ。これ読みやすいって言ったけど、最初は読み進みが遅かったです。妻ウルスラとホセ・アルカディオ・ブエンディアの二人が作る生活というか歴史というか不思議な夫婦の生活が暫く続く。不思議な夫ホセ・アルカディオの生活はやがてその子供達に受け継がれてゆく姿を100年にわたって描いている。
これ最初どう読んでいいか分からなかったんだけど、マジックリアリズムといわれているジャンルで、不思議な出来事の間に戦争や街の衰退、自然災害など織り成されている。
殺した男が亡霊となって遠く離れたマコンドの街に現れて会話したり(しかも死者は殺したホセを懐かしんで会話がしたいといってくる)寂しさから土壁を食べる女性が美女だったりと、不思議な個性や出来事がどれもどこか腑に落ちるというか分かるんです。登場人物一人一人の感情や行動に共感、感動してしまう自分がいました。読み進んでいて面白いなと思ったのは、ドフトエフスキーなどの作家はすぐ傍に作者の存在や息使いさえ感じることがあるのですが、これは作者マルケスの気配を感じなかった。もっと透明感があるように感じたのは、この小説に登場する人物ではなくマコンドという街の姿を描いているからなんだと途中から思いました。一人一人の人生は複雑で儚く、起きそうな出来事が次から次へと起きます。それが納得でき面白くて読むのが楽しかった。しんどかったけど楽しい読書でした。これ遅まきながら今年の一番かもしれない。いまさらなんですが、多分買った当初に読んでも半分も理解できなかったと思う。今だから分かるディテールがあります。
アウレリャノの人生が重く深いなぁ。あと生ききってるなって思うのはウルスラですね。夫のホセは最後なんだか木につながれちゃってもうおかしくなってしまうんだけど、(これがなんというか夫に似てる。男の人ってこういう部分あるよなぁっていう性格がでている)亡くなった後亡霊になって妻のウルスラが相談したり木の下にいる彼のもとで泣いたりする。
それからこの一族の女性陣もすごい。女性ならではの執着と嫉妬と呪い、その反面あけすけな人も途中からなんだか吹っ切れて大らかに生きる人もいる。財産ないとか男が働かないとか天候が一向に良くならず環境が最悪なままと愚痴っているより、さっさとやれることはやって後は面白おかしく生きようよってスタンツのほうが結果幸せになれるんだろうな、そのほうが勝ちなんだろうなって思ったりした。メレディオスとかアマランタとか不幸だよなぁ。熱烈な恋をしたからといってそれが確実な愛になるわけでもなく、情けない男は情けないまま、女はこちらはこちらで生きてゆくしかないんだなって思ったりした。

と、こんなことをついつい考えてしまった面白さでした。後半は汽車が走ったり、政治が始まったり、農業がさかんになったりと街が繁栄してゆくんだけど、それにあわせて世界が広がり一人一人の描写が薄くなってしまい、なかなか想像できなくなった。あとがきにも書かれているけれどつじつまが合わないところがいくつかあって、話も前後しているので、この出来事がこのことかな?とぺージを前後しながら読み進んだ。しかしそれを差し引いてもこの小説はすごい。ノーベル賞作家の作品を私がいうのもおこがましいのですが、世界観が世界の表現のしかたでこんなに個性的なのはほかにないと思いました。面白かった。

私が特に面白いと思ったのは、ちょっとした出来事に書かれた叙情的な部分です。殺される前にアルカディオの考えたことやアウレリャノのひらめき、町の人の話に誰がどんな反応をしめしたか、そんな些細な表現がどれも重くそして納得できるくだりで、読みながら人間は感じていることは皆同じなんだなってことでした。それが瑣末であればあるほど人間味が出てくる。そしてそんなことに翻弄されることはくだらないし恥ずかしいけど、皆そうなんだなと、そんなものすごく当たり前のことを感じたりしました。

最後は壮絶でした。サンタソフィアとピラルの間におきたことはクライマックスというにはあまりに破壊的で同時に賛歌になっていると私は感じた。混沌とした感じがよかったです。長い小説の醍醐味を久しぶりに味わいました。

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百年の孤独というのは焼酎の名前になっていると知り、早速呑んでみました。
40度の強いお酒でした。小説と同様強烈なパンチの効いた、呑んだことを忘れない強い個性のお酒でした

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娘役

現代小説
10 /29 2016
娘役
娘役中山 可穂

KADOKAWA/角川書店 2016-04-27
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男役に続いて娘役が出たので早速読みました。日比谷の宝塚劇場近くの本屋さんにあったのでこれは読まなくては…と楽しんで買い読みました。読了したのは九月ですっかり時間がたってしまったのですが、ここに記録します。

前回の男役とは違い主人公は娘役の女の子とヤクザです。このヤクザの視点で進みながら娘役の野火ほたるの成長をたどるストーリー中山さんらしいドラマティックな始まりと終わりが印象的でした。あとがきに本人も書かれていたように片桐さんがかっこよすぎる。細やかな気配りと大胆な行動、人を率いることにたけていて、なのにどこまでも腰は低い。そんなかっこいい片桐さんが結婚せず、女もつくらず宝塚の娘役を大切に思っているというギャップが面白く、またそのマニアックな世界に不思議とマッチしているお話でした。

この片桐という人はケッヘル
ケッヘル〈上〉 (文春文庫)
ケッヘル〈上〉 (文春文庫)中山 可穂

文藝春秋 2009-05-08
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を思い出した。

この人の男性の書き方が変わったなぁと感じました。距離が近くなった感じがします。前までは敵だったのに、変わったんだなぁって思いながら読みました。と、同時に男性の乾きが足りない感じがしたかな、でも他はすごくよかった。娘役ののび太や、稽古場の様子、役者さんの大変な様子に今回も酔わせていただきました。いつも感じるつめつめなところもあり、一気に楽しく読みました。コンスタントにこうやって好きな作家の新作を読めるのは幸せです。次も楽しみです(><)
建築家に安藤忠雄が確かでてくる。街の様子など関西の空気を感じました。向こうに住みたくなってきたなぁ。

クエイ兄弟 ファントム・ミュージアム

美術館・博物館
10 /29 2016
もうずっと前に見に行ってずっと前に終わってしまったんですが、この美術展の感想を書くのをずっと気持ちためておいてそのままにしてしまっていたので、今書きます。今すぐにです!(あっ、ナイトメアビファクリスマス見たくなった。町長さんがいうんですこのセリフ)

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夏の日差しの神奈川県立近代美術館葉山館 8月20日

2016年7月23日から10月10日まで

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この兄弟が作ったフィルムは人生の中で何回も思い出していました。
そのたびに他にはない感触を心のなかでひそかに楽しんでいて、なんというか、こう個人的な楽しみにつながる密やかな空気というのをこのフィルムは持っているんですね。個人的嫌なというか暗い面を写している。TVでインタビューを聞いたときに、その点に焦点をあてていると話していて、20年以上前から、映像だけでこんなに伝わっていたことに驚きました。
私が始めてこの兄弟の作品を見たのは19歳くらいのころ、ストリート・オブ・クロコダルを渋谷のアップリンクで見たのでした。
当時付き合っていた人に誘われて、何も知らずに見たのですが、この時のなんともいえない映像のざわざわかんを今でも感じることができ、また今回この展示で思い出しました。ビデオ買って家で見直したんですが、皆どのカットも覚えていました。人形のあの表情や画面全体から伝わってくる、伝わってくるはずのないものの匂いとも呼べる形を思い出しました。10代のあのときに感じたものの感触が今でもどこかにちゃんと保存されていて、それが蘇るっていう感覚を経験しています。その感触は純粋なもので、もちろん昔の彼氏や当時の自分のことも想いだすんですが、それよりも、この時に感じたざわつき感と今それを俯瞰して自分がそれに対して感情を付加してゆけることが面白い。形を変えないまま感情を付け加えていける楽しみをこの展示で楽しみました。
他にまねのできない、追従できない映像。すごいのがわかるんだけど、それよりもただこの映像を見ていることがすきな自分を鑑みて掘り返すことで精一杯な自分がいます。
展示最後のほうのやつとか舞台とかみたいなぁ。アリスの映像もよかった。二ヶ月以上たってもこうやって、展示の様々なディテールが浮かびます。これからまたこれらの記憶と一緒に人生をすごしてゆくんだろうな。なんだか楽しみです
入場者数が多くて、皆それぞれこの映像にどんな魅力を感じているのかなとも思いました。

府中市郷土の森博物館

美術館・博物館
10 /29 2016
10月2日に夫と行って来ました。
目的はプラネタリウムでKAGAYAさんの「オーロラの調べ」だったのですが、公園は広く昔の建物を保存していたりして、そして常設展示も見ごたえがあり、一日楽しみました。

大國魂神社に行ってから歩いて博物館に向かいました。
途中でお昼を食べ
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(確か800円くらいおいしいおそばでした。きのこそば)

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役場

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尋常小学校

古い建物が園内に移設してあり、商店の建築構造とか、同じ地域でも河岸段丘の上と下での暮らしの違いとかが建物で分かって面白かった。中には保存状態が心配なのもあったけど、身体で分かる分かりやすい展示で楽しかった。
常設展はくらやみいちなどの街の今でも行われている大きな行事の解説や、昔の町の様子などが分かりよかった。地形をみて模型やビデオで確認することができて面白かった。
府中の歴史やどうやて今の街並みが形成されてきたのか、それが分かりやすく展示していました。

天気の良い日にふらりといってぶらぶら楽しむよい場所でした。
ピカチュウが出現していて、ポケGOも一生懸命やりました。
オーロラの調べは色んなオーロラを見ることができてよかった。ピントがあっていないせいなのか、画像のせいなのか、結構酔いました。KAGAYAさんのプログラムでこんなに酔ったの初めてかも。オーロラ見に行きたくなりました。

甘味報告

甘味
10 /29 2016
いろいろ更新したいのですが、とりあえず甘味報告(笑)

先々週(だったかな)
てくてくきっぷというのを東京日本橋周辺でやっていたので、映画を観た帰りにぶらぶら歩いてみました
(シーモアさんを見た後だった)
天気がよかったので、有楽町から銀座、日本橋とあるいていたら「しずく」というお店をみつけ入ってみることに
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店内おしゃれです
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食後のほうじ茶はぽっとでお茶菓子付

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ほうじ茶プリン(確か650か600円くらい)
甘くなく食べやすい、そしてなにより落ち着く店内でした。

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これは聖なる呼吸を見た後に渋谷東急本店 立田野で食べたクリームあんみつ
きなこアイス添えです。黄なアイスが増えると俄然味に複雑性が増します
白玉がやわらかく、求肥、寒天がおいしかったです。豆が塩気があり全体の味を引き締めておりました
そこへ密の甘さがまた折り重なってこうひとつの宇宙を構成していました

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これはてくてく切符の時に山梨アンテナショップで食べた信玄餅アイス
信玄餅がついているソフトクリームです。冷たいので、信玄餅がちょっと固くなっていますが蜜との愛称が抜群でした

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これは昨日10月28日に日本橋高島屋の叶匠壽庵のあんみつバニラアイス添え
甘納豆にほうじ茶の寒天、柔らかい白玉と重たいあんこと栗の甘露煮がついていて864円でした
バニラアイスは5時以降につくサービスでちょっと、いやかなりうれしかったです。
このお店は丸の内側にもあって以前行ったことがあります。

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この時は夏で栗が渋皮がついてないですね。ここのお茶が美味しかったです。

どこかに幾たびにあんみつ食べてるなぁ(笑)

箱根旅行 その7(箱根湯本と甘味)

甘味
10 /21 2016
箱根湯元までバスで戻り甘味を…

あんみつやさんをめざしつつ、ここにもたちより

「茶のちもと」
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ほうじ茶くず湯800円 お月見なかんじです

まだカキ氷もやっていて
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まろやかみたらしカキ氷 950円
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みたらしの甘いたれにバニラソースもかかっていて下には寒天や白玉や羊羹があり…至極のあじわいでした
このとき急にへんなテンションになってた…私…


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このお店は箱根湯元で有名な和菓子屋さんなのですね。定番の和菓子をお土産にもってかえりました。
おうちに帰ってからも楽しめるそれが甘味…(陶酔中)



そして
「茶房うちだ」
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白玉クリームあんみつ 950円
想像通りの美味しさでした。
素晴らしかった…。
ちもとさんのほうじ茶くず湯と前日に食べたアウトゥンヌは 箱根スイーツコレクション2016のメニューで、このうちださんにもメニューがあったのですが、どうしてもあんみつが食べたくてあんみつにしました。このあんこと求肥、フルーツのバランスがよかったです。甘すぎずでもさっぱりしすぎてないかんじがよかった。真ん中のプリーンとかね、濃いのとさわやかなのが入ってて色んな味を楽しめました(語るなぁわし)


子供のころ来た以来のほんと何十年ぶりかの箱根湯元で、懐かしさと新しさを楽しみました。
また家族ではなく友人とふらりときたので、普段見られないところいけないところに行けてよかった。
ありがとう~楽しかったです。

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干物屋さんの猫、お客さんに味見に配っている干物のかけらをひたすらまっているところ。素敵な招き猫さんでした。

箱根旅行 その6(湿生植物園)

にっき
10 /21 2016
ラリック美術館を出て、次何処にいこうかという話になり、星の王子様ミュージアムが近かったのでその前までゆき、売店を散策。開館して間もない頃行ったことがあったのですが、ミュージアムショップの品揃えが変わったのでみてみました。本も何度か訳本がでていますね。好きな本なのでうれしいです。
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で、せっかく緑が綺麗なので湿生植物園へ行ってみることに
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700円

入ってすぐに見ごろの植物の一覧が
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山の上でこれだけ多くの花が今の時期に咲くとは知らず、それだけでもすごいと思ってしまいました

入り口付近には食虫植物の展示が
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なんというか、どうして栄養が足りないからって虫を食べようとおもったんだろう…そんなに植物の世界から孤立したかったんだろうか…彼らは…とか思ってしまった。
群生しているのを見ると孤独というより嬉々として植物の世界から離れたがったようにも見えるのですが…にしても前人未到の地へいきたがるのは生物に備わった本能というものなのでしょうか

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これたしかトリカブト
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ホトトギス

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サワギキョウ

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高原の植物がこんなに綺麗だなんて久しぶりに思い出しました。
誰にも見られないのに(観るのは昆虫だけでいいのだなぁ)ひっそりと静かに咲いている草花の生命の静かな賛歌に癒されました。

もう一つ驚いたのはここに古代杉の大木の跡があったこと。大きな木の根っこが水に浸かって見えていたのですが、昔ここに大きな大木がすっくと立っているところを想像し、その誰にも観られず無言で湿地の中で生物の鎮魂のように大木が立っていたのかと心が洗われる気持ちになりました。静かな山奥の荘厳さをかんじました。またそこに大木がたっていたことを知る私たち人間の心持もなぜか不思議と心落ち着く出来事になりました。こうやって歴史を知ることができるのは人間の唯一のとうとい部分かもしれません。

箱根旅行 その5(箱根ラリック美術館)

美術館・博物館
10 /21 2016
二日目は箱根ラリック美術館へ
雨が降ったり止んだりしながらバスに乗って移動
バスは運転手さんが優しくて、目的の場所を聞いてくれたり乗り間違っても笑顔でフォローしてくださったりして、ほんとうれしかった。優しいバスのおじさんおにいさんに支えられました

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山の中にあってラリックって実はあまり期待していなかったのですが、よかったです。数々のラリック作品とラリックという人の職人として、また工業作品としての成功をどうやっておさめていったのかが分かる展示でした。デザインや製品向上への意欲、また芸術作品が人にもたらす豊かさを熟知している経験の豊かさ深さに感動しました。
高価な豪奢なイメージがありますが、デザインに起用しているものは雀や蜂などの虫だったり野に咲く花だったり、その詳細な生活の中での観察眼にも驚いた。東京での庭園美術館の作品などで知っているつもりだったけど、こうやって山の自然の中でみるとその精緻で繊細な心がより深く伝わってきました。
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休憩室から眺める庭の緑とか、夏の終わりの雨に濡れた植物の美しさをかんじました。

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隣に設営されているレストランにあったオリエント急行
中にははいらなかったのですがとても保存状態がよかった
中にはいれるのってすごいなぁ

箱根旅行 その4(仙石原)

にっき
10 /21 2016
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仙石原へぬけ、ススキの丘にいってみることに

このときはまだでしたが、ちょうど今頃は見ごろのようで、金色に輝いているのだろうなぁ

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宿はこんなかんじ。広かったです

夕飯は仙石原にもどりお蕎麦屋さんへ


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ここ、あたりでした。美味しかったです。


部屋からは富士山が見えるはずでしたが夜から雨になり、朝になっても雲が去ることはありませんでした…残念
でも鳥の声を聴いたり、花が咲くのをみたり、なにより空気が澄んでいて気持ちよかったです。
山の空気で心も身体もリフレッシュしました。


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箱根旅行 その3(箱根ガラスの森美術館)

美術館・博物館
10 /21 2016

次に向かったのがガラスの森美術館

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入り口にはスワロスキーの飾りが

園内にもたくさんのガラスが…

イタリアがコンセプトで、建物から館内から食べ物からみんなイタリア。イタリアにきたみたいな気持ちに
ちなみに奥に見える山は大悪谷

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ジェラート ストロベリー400円

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のどかに泳ぐかるがも達


ここ、館内の雰囲気がとてもいい

イタリアなのかというとそういうわけではなく・・・雰囲気がそんなかんじなかんじなのです

開催されていたのは「炎と技の芸術 ベネチアン・グラス展」
ベネチアングラスや古代のグラスからピカソなどの現代のガラス作品まで幅広く色んな作品が展示してあります。
見ごたえがあり、外にでるとキラキラしたガラスに癒されるという、室内でも室外でも楽しめる美術館でした。

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画像の大きさがばらばらですみません


もちろんスイーツも忘れていません。
ラ・カンツォーネ アウトゥンヌ Glass 紅茶付 1280円
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マロンクリームとパイのデザート 驚いたのがソースにちりばめられた黄色のフルーツが柿だったこと
季節を充分にかんじる一品でした

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カンツォーネ(でいいのかな)の生演奏もついていました。

夜が綺麗なんだろうなと思ったのですが、美術館なので夕方でおしまい。
でも結婚式かもしてるみたい。お店の人が気軽にそして丁寧に話しかけてくれたり対応してくださって気持ちよくすごせました

箱根旅行 その2(ポーラ美術館2)

美術館・博物館
10 /16 2016
長くなってきたので続き

どんどん展示室は下にさがり、B1B2へと
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スーラの点描の面白さと、色の不思議を感じるコーナーもありました

展示を見終えて吹き抜けにもどると模型がありました
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まっすぐな軸にそって建物が設計されているのが分かりますね



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建物をつらぬく吹き抜け

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光が刻々と変化するのがわかります。
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水の流れている天井、水の作り出す光の波紋が地下から見えます

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建物が面白くて仕方がない(笑)この螺旋階段はどんな用途が…

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変える頃にはB1Fのカフェにこんなに光がさしていました

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入館したときと光が全く違うのがわかりますね
光のマジックが見られる素晴らしい美術館でした


箱根旅行 その1(ポーラ美術館1)

美術館・博物館
10 /16 2016
先月箱根に一泊二日の旅行に行ってきました。
すっかり遅くなったのですがちょこちょこ書いてゆきたい…そのいちです

9月10日8:26東京発の小田原行きに乗って出発
辻堂すぎてみた電車
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私鉄の新車を輸送しているところだった(のかな?)
東海道線のそれぞれ駅のホームにはカメラを持った男の人たちが連なっていました



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箱根登山鉄道を乗り継いで強羅へ向かいバスで第一の目的地
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ポーラ美術館へ
この入り口素敵です。
地形を見ると谷にそって作られたみたいです。地下へもぐる様にエスカレーターを降りてゆきます。
手前のエントランス付近は散策もできる森になっています

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入り口まで山の緑が見渡せます。天井のガラスの庇には水が一定の速度で流れています。
日建設計の設計だそうです。繊細だなぁ。

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どんどん下にもぐってくかんじ

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すごい~と興奮しつつ降りてみてからお腹が減っていることに気付きご飯を食べることに

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ちらし寿司とそばとデザートとお惣菜がついた、おしゃれで素敵でおいしいランチでした(1940円)テラスごしに山の緑と空が眺められる店内も素晴らしく素敵なマダムになったような気持ちになりました。

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食事を終えて展示へ
「ルソー、フジタ、写真家アンジェのパリー境界線への視点」
有名な美しい女性の作品が自然光の入る展示室に展示されていて、豊かな気持ちで観賞しました。天気がよかったのと五山中だったので、山の澄んだ光が心地よかったです。

フジタの作品は2015年に銀座のポーラアネックスで見た「フジタ、夢みる手」で見た絵も多くあり、なんだか久しぶりで嬉しかった。違う場所で同じ絵画を眺めるって面白いですね。絵は変わっていないのに自分が変わってる。


聖なる呼吸

映画
10 /15 2016
近所のスポーツクラブに通い始めてるんですが、週に何回かヨガのレッスンがあってそれに参加しているうちに、先生によってヨガの指導が違っていることに気付き、また、ストレッチとか柔軟体操ってヨガの動きにとても似ていて、それってどういうことなんだろうって思ってたので10月10日に見に行ってきました。


ヨガの知識は全くなかったんですが、形や流れはなんとなくやっていたので、この映画に出てくる人たちのヨガがすごいってことは分かりました。と、同時に帰ってから図書館で本をさがしたら、殆どの本にこの映画に出てくる人がでてきた。アイアンガーさんはマットを今一般的になっているヨガマットを作った人で、バタビジョイスっていう人の道場の写真も本によくでてくる。ハタヨガの意味をこれで知りました。

見始めて最初に思ったのはインドという空気と人の生活のゆるやかさ、きりきりした顔の人が一人もいない、街は賑やかで人もたくさんいるのだけど、日本のように自分のことだけを考えて歩いている人がいない。カーストがあり貧困があり女性は家にいなくてはいけない国なのに、リズムは穏やかで深い呼吸ができそうな感じがあった。
アーサナについて語りながらそれぞれの師は人生を語り呼吸を語っていました。自分の身体を自分でみつめることによって、何をつつながってゆけるかを考える。自分を考えて他者にいきつく、あ、これシーモアさんでも言ってました。
途中パタビジョイス氏が亡くなってしまうのですが、そんな出来事も風が吹くかのように穏やかに息子がヨガをしているシーンになる。あ、死ぬっていうのはこの国ではそういうことなのだなと、とても自然に納得できる。水があって緑があって、家があって、ヨガをする人たちがいて。

このヨガも少し前まではインドで廃れかけていたそうです。そのヨガをクリシュナマチュアリアという大学の教授が探し集め時の国王の君主に雇われ、秘術としてではなく女子供にも平等に体力を育むものとして発展させたそうです。外国に広まっていったことで宗教性が薄くなってしまっているけれど、ヨガを行う南インドの人たちはその心にいつも神がいるというインタビューに答える国の人をみて、神を持つ国の心の強さを感じました。
インド行ってみたくなりました。

渋谷のアップリンクで一番前のクッション席に座ってみました。足伸ばして映画の間ずっと呼吸を深くして見た。途中ヨガの指導をしている場面では一緒に呼吸したりして、鼻で喉を使って呼吸すると自然と音がでる、とか、アーサナの作り方とか、リズムとかとても参考になりました。ヨガを極めているわけではないけど、呼吸についてヨガについての考えやルーツを知ることによって、これからもっと深くヨガや自分をみつめることができるようになると思いました。
映画の間ずっと意識して呼吸してたら、元気になりました。

シーモアさんと、大人のための人生入門

映画
10 /15 2016
この映画ずっと前から気になっていて、今日やっと見てきました。



予告でこのシーモアさんは戦争で失った仲間を思い出し涙します。その姿と表情に純粋なものを感じて、どんな人なんだろうと思ったのがきっかけです。

監督はイーサン・ホーク、でも彼はあまりでてきません。シーモアさんの生活が主でその中にピアノがありインタビューがあり、小さなコンサートがある。そのどれもが音楽に対するシーモアさんの愛にあふれていて、そして同時にとても孤独で孤高なものを感じました。
六歳のとき親にピアノをねだり、日曜の朝早起きして譜面を広げ弾いてみるシーモア少年。起きてきた親になぜ泣いているのかと聞かれると、曲が美しすぎたからと答える、そんな子供の感受性のまま歳をとった人のように感じました。もちろん、純粋なままでいられないのは分かるし、インタビューでは結構きつい質問もされています。私はアマチュアになったんだという彼の精神性、自分の中に信じるものを求め真実を探し出し教師として生徒を指導する。その姿は音楽の神様のようです。
練習がうまくいったときに全てがうまくいくと感じ、うまくいかないときは全てが無能にだめにおもえた、そこから学んだことは才能の中に人格があるということだ。など、彼独特の格言と、先に述べた経験談がたくさんでてくる。もっとシーモアさんの話を聞いていたくなる、そんな映画でした。

公開指導をしている場面で彼は生徒達の呼吸について語っています。先週「聖なる呼吸」という映画を先週みたのですが、その映画でも呼吸について語られていました。深く大きく呼吸することの大切さ、その生き方そのものが作品に表れてしまうことを実感しました。そうか、呼吸なのかと、思いました。

シーモアさんは絶えず笑顔で優しく指導していますが、ぬるいわけではありません。かなり辛らつなことを解説している。でもそれに愛情があるから怖く聞こえないんだとおもう。この人のピアノを弾く姿に何度も涙がでました。そして、戦争の出来事をよく覚えてる。鹿の思い出などは聞いているだけで綺麗だった。スタンドバイミー思い出すなぁ。孤独で自分に厳しい、そして境地にたった豊かさをシーモアさんの全身に感じた映画でした。最後の言葉がすごかった。

お久しぶりです

にっき
10 /15 2016
お久しぶりです。元気です。倒れていませんでした。元気なら元気でまたどっかいってしまってました…。


浅草橋で某児童書のイベントに参加したりしてました。楽しかったです。久しぶりのオンリーイベントだったのですが、学ぶことろが多かったです。今の若い子は…って大人はいうけど、いやいやすごいです。偉いなぁ。素晴らしいなぁと思ってばかりでした。
いやいや関心しているばかりじゃいけません、少しずつ書いてゆきたいです。

イベント会場からの眺めです。前日に三月のライオンのアニメをみたばっかりだったので、ぽいなぁって思いながら写真とりました。

ごぶさたしておりました

にっき
10 /01 2016
二週間近くご無沙汰しておりました。
元気ですといいたいところですが、倒れておりました(^^;
一週間病床でもう一週間は回復期でおりました。
夏の疲れがでたのでしょうか…熱はそんなに上がらなかったと思うのですが、扁桃腺が腫れて先週の今頃はひたすら寝ておりました。菌が頭にきてたみたいで(怒っていたわけではない)頭痛が何度か繰りかえしやってきて、何も考えられなかった(泣)
熱ぐらいなら起き上がってなにかできるのですが、のども腫れ会話もできずひたすら寝ておりました。
かかりつけのお医者さんがお休みですぐに病院にいけなかったのも敗因のひとつでした。
これからはもっと気をつけようと思いましたよ。回復も昔のようにもりもりというわけにもいかなくなりました…歳はとりたくないなぁ
先月は誕生日月間でもっともっと遊ぶつもりだったのに…ああ

箱根に行ってきたレポートも書きたい…おいおい
身体と相談してゆっくり記事あげてゆきます(^^)
みなさまも体にお気をつけて
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ポーラ美術館の吹き抜け

月夜野

東京下町在住・本・建築・ハチロク好き

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