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オリバー・ツイスト

イギリスの本
01 /24 2008
オリバー・ツイスト〈上〉 (新潮文庫)オリバー・ツイスト〈上〉 (新潮文庫)
チャールズ ディケンズ Charles Dickens 中村 能三

新潮社 2005-12
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年末年始に「どん底の人々」を読み、ロンドンの貧困階級の人や、普通の暮らしをしたいのに生活が堕落していった人たちの様子を読んで、この本を思い出し読書。

去年の秋頃(2006年9月10日)映画をレンタルで見て、原作を読まないと分からない部分があるなと読むまでは感想はいえないなぁと思っていたのもあって、文庫版を買って手元においておきました。映画ではオリバーが純真な少年だなと思うと同時に、周りの大人たちの様々な人格や階級に囚われた人たちによってできる社会の闇が浮き彫りにされている気がして気になっていたのです。

物語は重くややこしいのですが、とても面白かったです。まずイギリス人が見たイギリスの内側、一人一人の人間性が描かれているように感じました。ユダヤ人、教区司教、貧民院、泥棒を働く男たち、死んでゆく老婆やお金持ちの言葉、どれもひねりながらも細やかな感情の描写がされていて、その鮮やかさにはっとしました。人格者だった人が堕ちてゆく様子や、どん底の暮らしをしながら美しい心を持つ女性など、主人公をとりまく人たちの生活が綴られている様は絵画のようにも感じました。ブリューゲルの絵のような小説でした。

26歳のときの小説だそうで、他の作品も読みたくなりました。もう一度映画見たい。
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コメント

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TBもどき

TBがないので、
サイトのご紹介をさせていただきました。
(@^^)ゞ

ありがとうございます

ナローボーターさん、こんにちは。
オリバー・ツイスト読んでくださったのですね。ありがとうございます。この記事を読んでインスパイアされたなんて嬉しいです。
この時代の人の生活に興味があります。今の貧富の差が激しくなっているように思えるので、この時代に起きたことがもう既におきているように感じてなりません。歴史や昔の事などちょっと前まで全く興味がなかったんですが、この本を読んでとてもリアルに感じています。
人間は一見進化しているように思えるけど、そうではないのかもしれません。
コメントありがとうございます。
トラックバックできるようにしておきますね。嬉しいです。

書き込みありがとうございます。

月夜野

東京下町在住・本・建築・ハチロク好き

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