新春能

にっき
01 /11 2009
8日にパルテノン多摩で行われた新春能に行ってきました。

TS3B1844.jpg



演目は

舞囃子 高砂
狂言  子の日
能    葵上

舞囃子の高砂は面や衣装をつけないで踊るもので、表情や毅然とし立ち振る舞いの美しさがよく分かりました。めでたい神の舞いを観たのですが、曲に合わせた凛とした気迫と華麗さが素晴らしかったです。

子の日は珍しい狂言で子の日に演じられるそうです。8日は丑の日だったのですが、今回見ることができました。シテの大宮人である歌のおかしさとアドの女のかわいらしさが面白かったです。

葵上は六条御息所が生霊となって現れるお話です、しかし怖くて切ない話です。感情のままに生霊となり彷徨う姿は想いと感受性の強さを感じ、行き場のなくなった感情に本人でさえ戸惑う憤りを感じました。始まる前にシテの方に解説していただいた通り哀しい舞いでした。悪霊を退散させる数珠の音と忌々しさをみなぎらせた舞いが印象に残りました。恨みを抑え去ってゆく後姿は去ってゆくのが惜しいとさえ思えました。
登場の場面がすごかったです。立ち姿で霊というかこの世のものではない気迫を感じました。初めに見た高砂もそうですが、立っているだけでそれを現してしまう能舞台のすごさを感じました。


TS3B1848.jpg
帰りのライトアップされた駅前
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

月夜野

東京下町在住・本・建築・ハチロク好き