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黒部の太陽

まじめな本
05 /17 2009
黒部の太陽
黒部の太陽木本 正次

新潮社 2009-02
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夫に薦められ読んだ本。少し前にドラマを見て原作を読んでみたくなったよう。小学生の頃に黒部に行ったことがあるので、おぼろげではありますが、印象にある場所だったので薦められるまま読書しました。

大変な時代の大変な工事でクロヨンと呼ばれる工事のいきさつが書かれてあります。現場の人が亡くなったり、なかなか家に帰れないまま家族と不和になったりで四苦八苦しながらそれでもトンネルを堀開拓してゆく昭和の男達のたくましさに驚きました。こんな私が何を語っても軽くなってしまうほど辛く大変な工事の内容に驚くばかりです。

最後のほうで、定年退職する人が工事に使ってほしいと退職金を差し出す場面があります。
上司はそれを見て、工事が難航する原因となった破砕帯があってよかったと振り返るくだりが好きです。破砕帯があるばかりに、辛い目にあっているのに、それによって人が心と力を集めて一つになっていることを実感しているのが伝わってきました。それほど辛く大変な工事だったんだなぁと読んだ時思いました。

ありきたりな賛辞になってしまうのだけど、大変な工事があって今の日本があるのだと思いました。
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月夜野

東京下町在住・本・建築・ハチロク好き

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