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赤い鳥の国へ

絵本・詩
07 /09 2009
夕あかりの国
夕あかりの国マリット テルンクヴィスト Astrid Lindgren Marit T¨ornqvist

徳間書店 1999-03
売り上げランキング : 128094

おすすめ平均 star
star夢のあるお話
star夕あかりの時間だけ行くことができる不思議な国

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リンドクレーンの絵本を数冊読みました。「よろこびの木」で紹介されていた、「夕あかりの国」。
病気で歩けなくなった少年ヨーランの夕暮れ時の物語。「夕あかりの国ではなんでもできる」と突然現れたリリョンクバストさんは言います。彼との不思議な時間に一緒にわくわくしてきました。少年の想像力の中の世界でもあるようで、また人生の素晴らしさを説いているようでもあるようで、暮れてゆく光の中におだやかな希望を感じるお話。


赤い鳥の国へ
赤い鳥の国へマリット・テルンクヴィスト 石井 登志子

徳間書店 2005-11-19
売り上げランキング : 239146

おすすめ平均 star
star貧しい時代の不幸な子どもたちが幸せな国で救われる心温まる幻想風童話です。

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この本は装丁が素晴らしく、またお話と絵がよく合っていて大好きになった本。表紙を開いたところに書かれてある絵は、二人の子供が雪深い冬の白樺林をとぼとぼ歩いている絵で、裏表紙の前に書かれてある絵は同じ二人が新緑の中を走っている絵です。
お話の内容はまさしく寂しく厳しい人生から暖かで幸せなものへと変化してゆく流れとなっています。

親を亡くしたマティアスとアンナの兄妹は働き手が欲しいという理由だけで農家に引き取られます。灰色の人生に絶望するアンナは冬になると学校に行けることだけを楽しみに生きてゆきますが…。
灰色の人生に嘆く妹のアンナの悲しい言葉が悲壮です。学校に行っても幸せな気持ちになることができない二人に赤い鳥が現れ、素敵な場所へと案内します。
この話も最後は幸せなのですが寂しくなるお話です。
子どもの頃に持っていた漠然とした不安や、人生には小さな絶望がいつも含まれていることを大人に言われなくても知っていた気持ちに似ています。


雪の森のリサベット
雪の森のリサベットイロン ヴィークランド Astrid Lindgren Ilon Wikland

徳間書店 2003-01
売り上げランキング : 277449

おすすめ平均 star
star雪の冷たさ、人の温かさ 
starリサベット、どこにいるの?
starクリスマス気分がたかまります

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「おもしろ荘の子どもたち」に出てくるマディケンとリサベットのクリスマスの話。兄弟げんかしながら、暖かで楽しい家庭の様子が描かれています。犬や猫、お手伝いさん、優しいお母さんと楽しいお父さん、とても幸福なお話です。
クリスマスの買い物にでかけたリサベットが、ひょんなことから森に迷います。必死で探す両親と帰ろうとするリサベット、留守番していた姉のマディケンは心配しながら帰りを待っていると…。

携帯電話のない時代に、ひたすら家族を心配する様子は、大変なんだけど微笑ましい感じがしました。時間がゆっくり流れていて物語りも愛に満ちていてほっとする読書でした。
森に迷ったリサベットが途中牛小屋に入る場面があります。一人ぼっちの心細さを牛を抱きしめることなぐらめられるくだりが好きです。トイレ行きたくなったり、ちょっと眠ったりしてまた雪の森の中に出てゆくリサベットの心の動きが好きでした。
探しくたびれて家に帰って来た時の両親の安堵感に浸りながら読み終えました。

暑い日に雪の絵本を読むと涼しい気持ちになります。お勧めです(^^)。
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月夜野

東京下町在住・本・建築・ハチロク好き

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