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セバスチャン・サルガド「アフリカ」

美術館・博物館
12 /05 2009
東京都写真美術館で行われている、セバスチャン・サルガド「アフリカ」を観てきました。行ったのは2日の水曜日の10時だったのですが、既に人がぞくぞく来ていて混雑しはじめていました。土日は混むのだろうなと思いました。

この写真展に興味を持ったのは半月ぐらい前の新聞のコラムでした。西原理恵子さんのコメントで亡くなった夫がプレゼントしてくれた写真集というコラムを読み写真集が見たくなり、検索して調べたら高額なので諦め、パンフレットがほしいなぁと思っていました。それから先週日曜美術館で紹介され、のびのびになっていた予定を実行し行ってきました。

アフリカの難民や部族の人達、ルワンダの争いの様子を白黒で撮影したものです。有名な写真家で、見たことのある写真が何枚もありました。TVやポスターで観たものとは違い大きく伸ばされた写真は様々な発見や驚きがあり、感動しました。
アフリカの人たちの美しい肌と大きな眼が印象的でした。特に一人座るヒンバ族の女性が美しかった。すっと伸びた腕には筋肉がつき、足首も美しい太さで生命の存在の美しさを感じました。
大量虐殺の後や土地を追われ難民となってあるく人たちをさらりとした空気感でとらえていて、生々しさのないだけそこに映る人の生命の重みを感じました。神がかり的な視点でありながら優しく、しかしいい意味で被写体に情感がこもっていない写真という印象をうけました。その存在の消し方が逆に気になってしかたなかった。映っている人を人として敬い尊重している捕らえ方が印象に残りました。じーっとその人間性を注視していると、ふっと深い罪悪感を感じました。おこがましいけれど人としての感情の源、争いや諍いの元になる感情について考えた。サルガドさんがどんな人なのか分からないけれど、経済を学んで俯瞰した視点を持ちながらも被写体に真っ直ぐに正面から引きながら向き合っている感じが伝わってきました。
構図がすごくて絵画以上に絵画的なものを感じた。この瞬間を待って撮れるってすごいと思った。

明日の夜、再放送があります。観たいと思っています。

それから木村伊兵衛とアンリ・カルティエ・ブレッソン 東洋と西洋のまなざしを観ました。木村さんは好きな写真家なので見ておきたかったのです。アフリカ展と合わせて買うと1500円とお得です。
東京に住む木村さんと、パリに住んでいたアンリ・カルティエさんの写真展。同じライカ製のカメラで色々な街や都市の様子を撮影していて、どちらも興味深く観ました。
木村さんはうちの近くに住んでいたようで、おばけ煙突や橋が身近に感じられました。最後にカラーの写真もあって面白かった。構図や色の工夫されてる様子が分かってよかった。

濃厚な三人の写真展に行ってきました。
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コメント

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サルガドって確か本職は経済学者なんですよね。
ああいうフォトジャーナリズムが今はほぼ死に絶えてしまったのでしょうか?

引っ越してから都写美は近くなったから、
行ってみようかな?

そうなんですよ

ナローボーターさん、こんにちは♪

サルガドさんは経済学者なんです。冷静で俯瞰的な視点で撮られているのはそのせいかなと思っています。
迫るような真実の写真は最近聞かなくなりましたね。写真美術館は目黒におばあちゃんの家があったので新しくなる前から通っていました。私はよく歩いてでかけましたよ。サルガド展は終わってしまったのですが、木村伊兵衛とアンリ・カルティエ・ブレッソン展 は来年まで行われています。一年を通じて素晴らしい写真を展示しているので、気になるのが来ましたらご覧になることをお勧めします。


それから以前お借りした絵本を思い出しつつ
「犬と猫と人間」というドキュメンタリー映画を観たいと思っています。捨てられた犬猫の現状を撮影したドキュメンタリーでなかなか観にいくことができないのですが、見てみたいと絵本を読んで思うようになりました。

コメントありがとうございます♪

月夜野

東京下町在住・本・建築・ハチロク好き

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