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長谷川等伯展

美術館・博物館
03 /19 2010
昨日お友達に誘われて国立博物館でおこなわれている長谷川等伯展に行ってきました。
一時半に行ってみると70分待ちの札が…。久しぶりに会ったのでおしゃべりしながら待っていたので比較的スムーズに入場することができました。

bijyu31.jpg
平成館との間に見えた浅草のスカイツリータワー。

松林図屏風は以前にも見ていたのですが、等伯が生涯描いた絵を一同に観ることができ新たな発見が多く面白かったです。
水墨画のイメージがついてしまって、そして晩年の卓越した筆さばきばかりが印象にあったのですが、若い頃の信春と名乗っていた時代の掛け軸を観ました。素朴で流れる線や人物のおだやかな表情は若い時代のものとはおもえない落ち着いたまなざしでした。仏涅槃図1568年に描かれたものと1599年に描かれたものの大きさと絵にこめた想いの違いを感じたりしました。

富山で描かれた鬼子母神や釈迦像の絵を見て、去年行った富山石川県の旅を思い出しました。日本海と山に囲まれた地形の中で、独得の信仰が進んだようすを観てきたので、この信春の描いた掛け軸がどんなふうに崇められまた人々に敬われていたのかを想像しました。

生き生きと描いていたり、悩んだり、激しい感情をぶつけたりしながら描き続けた等伯の生涯を思った鑑賞でした。
楓図壁貼付の絵がよかった。構図が筆の勢いに負けてなくて、二次元と三次元の間にある奥行きの深さや色の宇宙を感じた。日本画ってすごいなぁと思った。この世界を習得すると自由になれるんだって思ってしまった。
絵は静かなのに生きる激しさが伝わってくる展覧会でした。
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月夜野

東京下町在住・本・建築・ハチロク好き

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