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私と踊って

にっき
06 /14 2010
昨日ピナ・バウシュ追悼公演「私と踊って」を観て来ました。普段ダンスは観ないのですが、去年の大晦日に教育TVでやっていたダンスの放送をみてひじょうに惹かれた人がいて(ボレロでした)踊っている人がその人に似ていたのがきっかけです。(似ていたというより、踊り方が同じ、つまり踊っているのではなく踊りがその人を表している人、踊りと同化している人だと動画を見て思いました)数ヶ月前新聞の広告に出てとっさに『観にいかなくては!』と直感しチケットをとりました。
私がTVで観た人は主役のジョセフィン・アン・エンディコットではなかったようですが、すごく美しかった。ピナという人を殆ど知らず踊りが観たくて行ったのは無謀だったと、パンフレット観て思いました。ヴェンダース氏がコメント書いてて映画も製作中とある。公開されたら見に行きたい。

そんな直感だらけで観たダンスの感想は以下に…。
ジョセフィンさんがとっても綺麗だった。憧れの踊り(年末に観たダンサーと思いこんでいた)動きの美しさ表情や佇まいにその人が現れると信じてるんですが、ひき込まれる人でした。

ドイツ語でのセリフや歌なので、何を話しているのか観ている間は分らなかったけど、観てると大体分った。というか構図が心理状態や社会、男女の差を表しているので、それを楽しみました。恥じらい、切なさ、怒り、嫉妬、妬み、未練、後悔、信じることなどさまざまな感情のみちすじを感じ取るのが面白かったです。

マグリットの絵にでてくるような帽子を被らされる女性、被っている男性、帽子を踏みつけて歩く女性、帽子を迎合した後で大きく股を広げる女性、忙しそうに歩き回る男性、浮遊する帽子、そんな中で奔放に踊る女性ジョーと信じることができない男性ウルス。
人と人との距離を繊細に慎重に表しているダンスでした。ジョーがウルスに対峙するとき、一度ぱたっと倒れて回るところが韻をふんでる感じで面白かった。リズムと整えるというのか、折り目が返るというのか。
歌を歌う女性が色々な形で舞台に登場するのも楽しかった。タルコフスキーの映画を思い出した。手をつなぎ回る人たちや、雪を感じさせる幕や木があったからかなと思った。
恋する気持ちや自分の中や、外にあるあるどうにもならないならないものの決着のつけ方、つかないものについての考え方を思い出したりした。

最後カーテンコールの時のジョセフィンさんの泣き出しそうな笑顔が印象的でした。芯の通った美しいダンスの後だけに和らいだ表情にダンス中の緊張を感じました。
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月夜野

東京下町在住・本・建築・ハチロク好き

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