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ノルウェイの森

映画
02 /10 2011
やっと観てきました。有楽町で最終日でした。よかった(><)。
忙しくて行けないのもあったのですが、実は足がなかなか向かなかった。村上春樹の映像化したものや舞台化したものはなかなか観たいという気が起きず、なかなか(なかなかが多いです)行けなかったんです。以前「トニー滝谷」観たのですが、やっぱりノルウェイの森は最初に読んだ作品だけに思い入れが強く、もじもじしておりました。

結果は、よかったです。長い小説なので映画では省略している部分や割愛してる部分があって、それが見てて嫌になるんじゃないかと危惧してたんですが、そんなことなかった。見てるうちにケンイチ君が”僕”に見えてきたし、最後の直子と別れる時の前髪のかかったあの表情が…絶妙でした。自分の中にしっかり世界があって映画の世界と分けて見ることができたので、途中からほっとしたほどです。それほど自分の中に村上氏の世界が浸透していることに気が付いた映画でした。差を楽しみながら観ることができた。

そして見ながら小説では感じることのできない感覚を感じることができた。ミドリがじっと僕を見ながらいうセリフや、僕がミドリや直子を抱きしめる場面で、他者として僕を感じ取ることができた。小説は一人称なので、僕の視点からしか見ることができなかったけど、外側から主人公を見るとこんな感じなんだなと悟ることができた。それがよりミドリや直子の対比に繋がったし、二人の女性との距離をリアルに感じ取ることができた。言葉にすると当たり前なんだけど、立体的に小説をとらえることができるようになった。

お金がなかったのかなと思う部分や、撮影の場所など気になる部分はありましたが、ケンイチ君の演技がよかった。
しかし、ミドリの家に持ってゆく花は水仙であってほしかった。都電は出てなくても火事はなくてもいいから僕が持ってゆくのは水仙がよかった。それからレイコさんとの最後の場面がちょっと違う感じがした。
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月夜野

東京下町在住・本・建築・ハチロク好き

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