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ある小さなスズメの記録

まじめな本
05 /27 2011
ある小さなスズメの記録 人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯ある小さなスズメの記録 人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯
クレア・キップス 梨木 香歩

文藝春秋 2010-11-10
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かわいらしい表紙が目に入り、本屋で絶賛されていたので読書。実際にいた雀クラレンスの観察日記。片方の羽がなく自然界では生きていけない雀を作者が育て12年と7ヶ月育てた記録。最初に書かれているように感情よりも育児(雀)と成長の本となっています。
作者の知性と感性で書かれた文章は、知己に富んで様々な国で訳され読まれているというのが分かる美しい文章でした。しかし私には記録として書かれている分、作者のた大きな愛を感じました。クラレンスを観察し細かく研究し、たゆまぬ努力で愛情を注いだのが伝わってきました。とても愛された雀なんだなぁと思いました。

戦争中に子供達の緊張を和らげるため芸を披露するクラレンスの情景がかわいらしい。お金では買えない大切なものを一匹と一人は戦争の中で子供達に与えることができたのではと、思いました。

どんな小さな動物でも驚かされる一瞬はあります。それは毎日見て観察していると、訪れます。言葉にしたり他者に言うとその感動は小さくなってしまうけど、心を通わせ繋がる瞬間が動物を飼っていると訪れる瞬間がある。あの楽しく嬉しい時を思い出した本でした。
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月夜野

東京下町在住・本・建築・ハチロク好き

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