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火の賜物

まじめな本
08 /15 2011
火の賜物―ヒトは料理で進化した
火の賜物―ヒトは料理で進化したリチャード・ランガム 依田 卓巳

エヌティティ出版 2010-03-26
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新聞の書評を読んで読書。火が人に与えた進化の過程を説明しています。
どれも読むと腑に落ちるというか、そうかと思う部分があり、その反面極論のような部分もあり、納得しつつ疑う感じで読み進んだ。疑心がありながらも最後まで読めたのは読みやすいのと、火と人との関係が身近に感じられたからだとも思った。章に分かれているが同じようなことを言っている部分があり、重複しているのがよくもありわるくもあった。

火を扱うことでどう人が進化してきたかを新解釈で解いているところが面白かった。古代の人の生活は想像するしかないけれど、こんなふうでもあったのかなぁなんて思った。

生で食べる事、咀嚼の関係も面白かった。火を通すことで食べやすくなり、それによって消化しやすい物質を内臓にとどけることが次の進化をもたらしたのではないか、という説や、男女間の変化についても語られていて、うーんと思うところはあっても、やっぱり妙に納得してしまう自分がいるのが面白かった。
やっぱり男は家事(特に料理は)女がやるべきだと思っているのでしょうか…それは進化と呼びたくないなぁ。

柔らかい物ばかり食べてきた日本人女性の腰周りが確実に太くなっているという研究結果にはっとした。腰周りが太いというのは、硬いものを食べていないということなんだそうです。
高カロリーで吸収しやすい安価な食物、古代から望まれていた食物が実現したこの世の中は、人類にとって幸せなことなのかと自分に問い正した一冊でした。

追記:食物を与えることについての男女の関係が面白かった。ある種族は身体の関係を持つことはいいが、食べ物を与えると不貞とみなしたそう。女が男に食べ物を作り与えるということは、身体の関係よりも重いという考え方に驚いた。女が男に食事を作ってあげたいと思ったとき、恋愛対象となるのでしょうか。よく男を落としたければ食事を作ってあげなさいというけど、その通りなんだなぁと思いました。
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月夜野

東京下町在住・本・建築・ハチロク好き

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