スポンサーサイト

スポンサー広告
-- /-- --
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

詩のすきなコウモリの話

児童書
09 /24 2011
詩のすきなコウモリの話
詩のすきなコウモリの話ランダル・ジャレル モーリス・センダック

岩波書店 2002-06-20
売り上げランキング : 400699


Amazonで詳しく見る
by G-Tools


コウモリが主人公になっている話は珍しいなと、また詩が好きという関係も面白いと思い読書。小さなコウモリが詩を作ることが好きで、昼間に起きて詩を考え仲間に披露しようとする話。
群れから離れ一人違う行動をとるところは、まるでカモメのジョナサンだなぁって思いました。でもこのコウモリは自分の詩が仲間に受け入れられなくても、なんとか皆に聞いてもらおうと必死に詩を作ります。他の色んな種類の鳥の詩を作り誉められるコウモリ、でも最後には仲間に聞いてもらいらい、世界の素晴しさを知ってもらいたいと思っています。
この小さなコウモリは詩人の作者本人なのです。庭先の餌場に来る鳥達を見て、また家の軒先に群れになって眠るコウモリたちを見て書いたそうです。
自然を愛し全てと調和をとろうとする小さなコウモリの、小さくて大きな冒険にはっとした一冊でした。果敢に誤解を恐れず否定を恐れず自分の考えを貫こうとする姿はそのまま作者自身の姿なのでしょう。

センダックの押絵もいい。この絵で読んでみる気になったくらいです。美しい絵であることはもとより、小さなコウモリが文章の合間に皆から離れて飛んでいる姿は眼を引くと同時に共に旅してる気持ちになります。痩せた黒いコウモリの姿に親しみを感じました。
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

月夜野

東京下町在住・本・建築・ハチロク好き

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。