川崎市岡本太郎美術館

美術館・博物館
09 /25 2011
昼過ぎに藤子・F・不二雄ミュージアムを出て地図を見ると近くに岡本太郎美術館がありました。前から一度行きたかった美術館が近くにあるとは知らず、その方向に向かい歩いてみることに。

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山の公園内の奥にありました。娘と一緒に入ってみることにしました。

企画展「人間・岡本太郎」展をちょうどやっていて、常設展とあわせて鑑賞。私の世代では有名な絵画も娘には新鮮にうつったようです。興味深く鑑賞していました。

本物の彫刻や絵画を見るとそのパワーや描き方のこだわりに気付きます。太郎の生涯を知りながら作品を見て色んなものを感じました。
両親の影響、外国とのかかわり、他の芸術家や知識人との関係が作品に表れていることが分かり面白かった。
特に建築家との交流や影響をうけた小説家の紹介が面白かった。

バタイユのインタビュービデオがよかった。作家の悪しき部分を暴露してて、すごい面白かった。彼の口からボードレールやカフカの名前がでてきたりしてた。

言葉の影響力もすごいと思った。娘は伝統について語っている部分に感銘をうけていました。私は「悲しい動物」という絵の脇に書かれていた芸術についての言葉が印象に残りました。

”芸術は呪術である。まず己を呪縛する。己にとって神秘であり、不可解である。自分自身価値付けられはしない。わたしはこのように自分にとっても価値を超越したものがひとつあるということそれが大事だと思うのだ。なんだか分からない、なんでもないということさえも分からない。その瞬間から、呪術をおびはじめるーー”
と続く言葉にはっとしました。
真っ直ぐに直情的すぎるほど精神を爆発させ、解放させたそのパワーが言葉にも彫刻にも絵画にも現れているのだなと思った作品群でした。

建物の外観も内観も面白かった。展示室内には椅子が多く置かれていて、時々座って違う目の高さから作品を観られてよかった。広く大きな空間の脇に狭い小さなスペースがあり土器が飾ってあったりして、空間の強弱も楽しめました。

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外に展示されていた母への思いのつまった彫刻
お母さん好きだったんだなぁ。

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公園に展示されていたSL他にも客車車両があり、夫と息子は大喜びでした。
科学館もあってまた来たい公園になりました。
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月夜野

東京下町在住・本・建築・ハチロク好き