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狼は帰らず―アルピニスト・森田勝の生と死

まじめな本
10 /10 2011
狼は帰らず―アルピニスト・森田勝の生と死 (yama‐kei classics)
狼は帰らず―アルピニスト・森田勝の生と死 (yama‐kei classics)佐瀬 稔

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海街diary 4 (flowers コミックス)吉田 秋生

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を読んで登山の話しが出てくるので、夫に「面白い登山の本はない?」と聞いたらこれを出してくれた。
夫は登山家の本をここ暫く読んでいて、面白そうに読むので全然ジャンルは違うんだけど聞いて読んでみました。

登山家の経験って平地に暮らしている者にとっては未知で、怖いけど知りたいもののひとつです。きっとその苦労や経験は絶対に理解できなんだけど、山があって登る人の話はとても魅力的です。

森田さんはうちのすぐ近くで生まれ、10歳の時に肺炎で母をなくし貧しい生活をして大きくなりました。そんな彼がひたすら山に登ることを望み、全てをなげうって登山にのめりこみます。純粋とも子供のままともとれるその行為に、周りのひとは怒ったり笑ったりしながらもやがて惹きつけられていく。そんな森田さんの魅力が伝わってきました。女には分からないなにかが山にはあるんだなぁと思った一冊です。

作者の森田氏に対する距離感もよかった。読んでいて、近すぎず離れすぎず人間観察している。それが敬意と愛情に裏打ちされているので安心感をもって読書できた。

あとがきに「ぼくはK2にくることができて、ほんとうにしあわせだ」と言う森田氏に、攻撃的で痛ましいほどの幸福感だ、と、述べているところがすごいとおもった。今の幸福感とは真逆な、すごく惹かれる感覚です。
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月夜野

東京下町在住・本・建築・ハチロク好き

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