ファーゴ

DVD
01 /12 2012
ファーゴ [Blu-ray]
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20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2010-07-02
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面白かった、なんでもっと早く観なかったんだろう。自分にあほといいたい。雪の中に死体があるこのポスターが怖くてしかたなかった。怖いの苦手なんだけど見たい気持ちもある、そんな葛藤を上手く表してる映画だと思った。長い間名作(今でも名作だと思うけど)として人気だった意味がやっと分かった。ブルーレイで鑑賞。特典の出演者コメントがいい。好きな役者さんが出てるスティーヴ・ブシェーミさん好きです。
実際にあった物語、としているけどそれがまずミソ(笑)最近になって嘘のリアルが気になってきたけど、これは先を行く映画だったんだなぁと思った。ドキュメンタリーも現実にあった物語もそれが映像になった時点で違う視点、意味合いが生まれてしまう、その映画というトリックをこの映画は見事にあばいていると思った。それでいてこの世界に酔う。そしてそこに現実を感じる。この女性警官の佇まいと、ヘンな東洋人のおじさんの嘘と、犯人二人の存在感が迫ってくる。それを感じた時、虚構と物語の枠を超えてくるものがある。ああ彼は迷うことなくこの人を射殺するのだな、と感じる流れのなかで、またそれを感じている自分という人間性にはっとする時、他者との違いのなさを恐怖として受け取るのだという事実に改めて驚愕しました。←何を言ってるのか自分でも分からないけど(苦笑)ストーリーを追っていてそこに不自然を感じなくなったり、共感したり、先が読めると思ったりしている自分が既にその人であることを体感しているという二重の事実に気がつくと怖くて面白い映画だと思った。
警官夫婦の健全さが、観ている時は感じないのに観終わると心に染みてくる。同じ人間なのに、その差は何かを考える時、自分の過去を振り返るのと同じ重さを感じた。
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月夜野

東京下町在住・本・建築・ハチロク好き