ヘンリー・ブラウンの誕生日

絵本・詩
01 /31 2012
ヘンリー・ブラウンの誕生日
ヘンリー・ブラウンの誕生日エレン レヴァイン カディール ネルソン

鈴木出版 2008-12
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図書館でお勧めの絵本にのっていたので読書。

奴隷は、家具や家畜とおなじように、だれかの持ち物としてあつかわれ、主人が売ると決めたら、本人の気持ちなど関係なく売られてしまいます。家族が売られていくのを見ても、どうすることもできないのです。ヘンリーは、そんな奴隷のひとりでした。ヘンリー・ブラウンは、秘密の組織「地下鉄道」の助けをかり、自由への脱出を試みました。ヘンリーが立てた計画は、だれも思いつかなった方法でした。2008年コールデコット賞オナー賞受賞作。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

ヘンリーの父と母は奴隷でした。大きくなって主人に「お前は息子のものとなる」といわれ主人を変えて工場へ移り住みそこで違う主人のもとで働く女性とめぐりあい結婚する。ヘンリーはいつも誰かの物となり、誰かの言うことをきき、誰かの影を意識してくらします。結婚した後も妻や子供と引き離され自由はどこにもありません。
自由の意味さえ分からない小さな時から自由を奪われる恐ろしさ、想像を絶する怖さです。

絵本を読んでつくづく思うのは本当の自分は自分で探し自分で道を作ることだということ。それが他の誰からも滑稽で不思議に思えても、認めてもらえなくてもこれだという確信を掴んだら迷わず離さずにそれだけを考え集中し一心に掴みにゆくものだと感じました。自分で自由を掴み取れ!といいますが、それは外や人から言われるものではなく、自分で自身の力で探し求めてゆくものだと、内側から握りしめてゆくものだと思いました。
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月夜野

東京下町在住・本・建築・ハチロク好き