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THE BEE

にっき
03 /06 2012
3月1日水天宮ピットでTHE BEEをお友達と観て来ました。

Sa8X6.jpg
廃校になった小学校のようです。校庭(中庭)にテントを張って少数しか入れない空間の中で濃密な時間をすごしました。去年の今頃池袋で「南へ」を観たので一年ぶりのNODAです。楽しんできました。
くりかえし上演されている作品の英語版。英語版は以前渋谷で「赤鬼」を観て以来です。アクリルに昭和の日用品が埋め込まれた赤いステージで四人の男と女が演じる筒井康孝原作の舞台、すごくないわけがありません。すごかった。

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最初の部分は「ロープ」を思い出した。暴力はもちろんだけど私は怒りを強く感じた。それは能を観る時と同じで自分の中にある怒りが表面化したように思います。きっかけは向こう(犯人)からなのだけど、イドはそれをきっかけとしてより大きな暴力、罪にしてしまう。その増幅してゆくループに恐怖と人間のえげつなさを感じた。奥さんと息子を愛していたはずなのに傷つけ、やがて自分も傷ついてゆく、という物語(そんな単純じゃないけど)だと思う。
絶えずこのような恐怖と暴力にさらされているなぁと思いながら観ました。例えば子供の通う学校のいざこざ、親同士親戚同士のあれこれ、少なからずこんなかんじです。生きてるだけで何かの攻撃にあう、でもそう思っているのはこちらがわだけなのかもしれない。相手の人生も考えないことが事件の始まりなのかもしれない、とも思える。暴力に暴力で答えると増幅してしまう、だからといってやられっぱなしはもううんざり、じゃあどうすればいいのか。その答えはいくつかあるけど選ぶのは自身なのだなと考えた舞台でした。
犯人の罪、イドの罪、奥さんの罪、社会の罪、その罪を息子(未来)にだけ背負わせてはいけないのです。
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月夜野

東京下町在住・本・建築・ハチロク好き

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