フェルメールの食卓 暮らしとレシピ

ほのぼの本
07 /16 2012
フェルメールの食卓 暮らしとレシピ (講談社ARTピース)
フェルメールの食卓 暮らしとレシピ (講談社ARTピース)林 綾野

講談社 2011-07-16
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「真珠の耳飾の少女」を観たときに、東京都美術館で売られていた本。この時代の暮らしと食べ物、生活の様子を細かく分かりやすく絵入りでフェルメールの絵画と共に紹介されていて、すきなページをぱらぱら見ながら楽しく読書しました。
彼の暮らしや生活の拠点が地図で示されてもいるので、実際に訪れてみたくなりました。オランダの光とそこに暮らす人々の性格、大変だけど楽しい営みの一部が想像できました。
この表紙に描かれている「牛乳を注ぐ女」は当時庶民の間で作られていたパンプティングを作るところを描いているそうです。そういわれると器やテーブルの上にあるパンがそれを物語っています。後ろには足ストーブも、フェルメールは生活のひとつひとつを細やかに観察しそれを描いていたんだなと改めて思いました。
何度見ても時を経て眺めてもこのフェルメールの透明な静謐な空気感の印象は変わりません。どうしてなんだろうとずっと思ってきたのだけど、食事風景を描いていないところや、部分部分のちょっとしたこだわりが、絶妙な距離感を生んでいるのでしょう。どんな人だったんだろうなぁ。絵を描くことは物事を正確に読み取り受け入れること、そして内に秘めた確固たる哲学があることだと考えているのですが、この画家がどんな人だったのかますます気になってきました。
オランダのタイルや、当時の油絵の具の作り方まで載っています。食だけに留まらない楽しいレシピ本でした。

オランダの光について考える時に

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これを思い出す。そして観たくなります(^^)
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月夜野

東京下町在住・本・建築・ハチロク好き