ハンナの記憶

児童書
02 /18 2013
二月も半分過ぎてしまいました。
先月末までの予定だったプロジェクトが先週やっと終わり、今は小休止といったところです。

あさってからは次のプロジェクトの一員になります。仕事ができるのが嬉しい反面、年齢を感じたり、家庭でのことが充分できなかったりと、ワーキングマザーの苦悩を今になって体感しています。

私は子供といたいというそれだけの思いで仕事をやめて子育てをしてきました。大きくなって手間がかからなくなったとはいえ、子供達は精神面でまだまだ傍にいてあげたいと思うことが多いです。
友人のあるお母さんは子供が大きくなった今だからこそ傍にいてあげたいと、仕事を数年前にやめました。
生きるのは大人だって大変な今の世の中、子供の手助けならなんでもしてあげたいという親の気持は現代では贅沢な夢なのかもしれません。
少しずつ大きくなって隠し事や自分で何かをしたいと思い始める今の時期だからこそ、何も言わずに、時にはくだらない話をしながら傍で一緒に生きていたいと思う毎日です。

半年近くきちんと本を読んでいません。
心が痩せてきてるなぁと思います。焦ります。不規則な生活で体重は増えてるのに(泣)ううう。

ハンナの記憶 I may forgive you
ハンナの記憶 I may forgive you長江 優子

講談社 2012-07-27
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本屋さんや新聞のお勧めで紹介されていて、読みました。そんなに厚くないのにこれ読むのに何ヶ月もかかった(汗)でもどうしても読んでみたくて少しずつゆっくり読みました。
横浜に住んでいたおばあちゃんが、主人公の中学二年の女の子の家に一時滞在する間に起こる出来事。ハンナとはおばあちゃんの女学生時代のお友達の名前、戦争があって二人は離れ離れになるんだけど、そこには複雑な事情がからんでいる、それに気付いた主人公はな子は古い日記を手がかりに出来事を追ってゆく。
途中で震災があり、お兄ちゃんの秘密があり、おばあちゃんの秘密があり、友情がありちょっぴり恋もありと、様々なこの年の子のとりまく環境が描かれている小説。
同時に去年の震災の出来事の前後が折りこまれていて、じょじょに引き込まれてゆきました。

感想は一つの出来事の真実は一つではないということ、勝った人も負けたひとも悪い人も良い人も戦争にはいない。天災も戦争も日々必死に生きている人の上にふりかかってくるって感じた一冊でした。
学校で意見が上手く通らなかったり、おばあちゃんの過去をたぐりに行く途中、いつもはあまり仲のよくない同級生と遭遇して意外な一面をみたり、と、おだやかながら様々な体験があって面白かった。あんな体験あったなぁと思いながら読んだりした。
絵を描くことの感じかたもよかった。
作者は武蔵美なんだけど小説ででてくるのは女子美でそこのところが不思議にちょっと思った。
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月夜野

東京下町在住・本・建築・ハチロク好き