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脳には妙なクセがある

まじめな本
03 /09 2013
脳には妙なクセがある
脳には妙なクセがある池谷 裕二

扶桑社 2012-08-01
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今回も楽しんで読みました。長年書いてきたコラムをまとめ(大幅に書き直した)本。26章からなり、最初にこの本のバックボーンになる章を三つ明かして時間のない人はここだけ読めば本の内容が分かるようになっています、と書いてある。始めに要点を提示するなんてすごいなと思う反面、それだけ明確に言われると逆に全部読みたくなってしまう、という脳の動きを読まれているのかも…と思ったりしつつ楽しんで読みました。

11章は笑顔を作るということがもたらす周囲の変化について。22章は不自由は心地よい、自由意志は自分から生まれないということについて、これはとても面白くて、これを知ってると肩の荷がおりるというか、嫌味なく力がぬける感じがした。でもあんまり若いうちから知ってしまうのももったいないかなとも思ってしまう(^^;。

子供を育てていて環境と心のありかたについては何度も考えてきました。横光利一の「経験」という言葉を十代の後半から胸に留め、何を考えるにもするにも悩んだりぐるぐるしてきたら行動して解決してきました。それって脳にとって良かったんだなと思いました。今は経験しなくても分かった気持になってしまうことが多いので、この本を読んで改めて気をつけないとと思いました。

夢をもてなくなるのは老化してる証拠とか、胃は脳の繋がっているなど、どこを読んでもそうかぁと思う部分がたくさんありました。
そして26章の最後のほう”精神と身体は切り離して考えることはできません。心は脳にあるのではありません。心は身体や環境に散在するのです。”という言葉にぐっときました。
私達は日常のなかで、木が揺れたり、雲が流れたり、人と話したり、猫がひなたぼっこしてるの観てそっと微笑んだり、こうやって本を読んで頷いてみたり、映画みて泣いてみたり、そうやって心を細かく散らし総体として心を形成しているのです。良い環境というのはどういう環境なのでしょうか、改めて考えた一冊です。話したい人がいるのに、空を見上げたいのに携帯いじったりしている環境を自分でどう変えていくべきかと思いました。

それからもうひとつ。ここ二週間めまいがひどく、薬を飲んでもパソコンの画面も見続けられない毎日でしたが、今日久しぶりに身体を動かし汗をかいて、子供達と話したりご飯食べたりしたらめまいが一日消えていました。じっと長い間座って作業していたので、久しぶりに身体を動かし血液のめぐりが良くなって体調が上向いたと思われます。そして家族とたわいない話をしたり、今までの日常をふりかえったりしたのも一因のよう。どれだけ環境に惑わされているのか身をもって知った一日でした。

違うのかもしれませんが、24章人造生物ができたというくだりを読んで
25時のバカンス 市川春子作品集(2) (アフタヌーンKC)
25時のバカンス 市川春子作品集(2) (アフタヌーンKC)市川 春子

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の本を思い出した。
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月夜野

東京下町在住・本・建築・ハチロク好き

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