さよなら渓谷

映画
06 /15 2013
友人に誘われて有楽町で行われた試写会にいってきました。
「まほろ駅ー」の監督さんによる「悪人」の原作者の吉田氏の小説「さよなら渓谷」を映画化した作品。ねたばれになるので詳細はかけないのだけど、迫力のある映像で濃いお話でした。
最初ぬれ場(という言い方は古いか)が続きます。その様子から二人が愛し合ってることが伝わってくる。でも物語が進んでゆくうちに二人の関係が徐々に露になり…。というお話し。

愛憎という言葉で終わってしまうものではなく、複雑な大人の様々な感情が伝わってくる作品。若い時にたった一度犯した過ちに、社会と人間関係に翻弄されてゆく二人の姿は、それぞれ自分の人生にも置き換えることができて細かなところで腑に落ちたりしました。
誰も何も一言も言わないけど絶望という二文字が深いところで水のようにながれている。ああ、その絶望は知っているよ、と何度も見ながら思った。皆それぞれが一人分、いやそれ以上の他の人の寂しさまでも感じ取り寂しく孤独になっている、そんな映画でした。
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月夜野

東京下町在住・本・建築・ハチロク好き