海際で思ったこと

にっき
10 /11 2014
先週の土曜日、思い立って葛西周辺の海辺にでかけました。まず、京葉線舞浜駅で降りイクスピアリとTDLの前まで行ってみました。
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土曜日の11時ぐらいなのに続々ランドに行く人がいて驚きました。駐輪場にはたくさんの自転車が…皆さんゆっくり出かける組なのでしょうか、電車が到着するたびに何百人という人が流れていました。
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私はイクスピアリをひとめぐり。久しぶりで結構店が入れ替わっていたりして面白かった。
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イクスピアリの中のハロウィンもよう。遠くから来た人向けのショッピングゾーンだったなぁと思い出しつつ歩く。1階は既に高速バス向けの店ばかりという印象でした。

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TDLの前まで行ってみた。入るつもりなく前までいくというのはなんとも不審な者になったきもちでした(汗)。

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なんとな~くまた電車にのって今度は葛西で下車し、臨海水族園に行きました。
すごくなつかしかった。以前はよくでかけたのだけど、子供が大きくなると行かなくなりますね。動物園にも行ってないなぁ。公園でイベントがあって大勢の地元の人で賑わっていました。水族館ではあまり写真を撮らずゆっくり楽しみました。こう自分以外のというか人間以外の生き物を見るのはとても落ち着きますね。毎日人あたりしてるのがよくわかります、自分でも。
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今度は一つ先の駅、新木場に行きました。ここにある植物園と第五福竜丸の展示を観たくて降りました。

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ハロウィンで植物園は結構賑わっていました。
人間以外の生物を眺めるといのは、心静かになりおちつくものがあります。…疲れてるんですね私(しみじみ)。人の声や雑踏にすっかりまいっている自分をいやしました。

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そして第五福竜丸。この船を先々月観た「新井卓作品展「EXPOSED in a Hundred Suns」」展からずっと気になっていたので、観れてよかった。
殆ど何も知らない私が多くを語ることはおこがましいんだけど、その存在の大きさ意味の重さを感じてきました。
船は撮影してもよかったんだけど、撮影することはできなかった。画像をとってもこの船の数奇な、そして必然的な時の流れを現すのは難しいと思ったから。館の男の人が丁寧に船についての説明をしていました。

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築地にあるとばかりおもっていたマグロの碑、こんなところにありました。このすぐ後ろでは木の根元でどんぐりを拾ってはしゃぐ子供達が、そして向こう岸にはバーベキューを楽しむ大勢の人が見えました。

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館にあった本を近くの図書館で借りて読んでいます。

どうして急に海際が気になったのかといいますと、7月にUSJに行って、テーマパークについて考える時自分の中でTDLがものさしになっていることに気がついたんですね。で、それが自分でも驚くほど冷静にそのものさしの存在に気付いたわけです。巧妙にシステマチックに操作されているんということに改めて驚きました。戦略だといわれればそれまでなのですが、その不思議さに驚いたのです。それはきっと時代であるし、私個人がどうこう言うものではないのですが、こんな風に社会の中で自分でも知らないうちに鵜呑みになっていることや、当たり前になっていることがあるんじゃないかと、不安になったわけです。もっと外側から見なくてはいけないもの知らなくてはいけないことが、あるんじゃないか、日本にいてもっと懐疑的にならなくてはならない事柄があるんじゃないか、と、ふと思ったわけです。
TDLもUSJも大好きです。ほんとです。たくさん楽しみましたし、これからも楽しみます。でも私の祖父は郵便船に乗っていて撃墜されました。その息子である父もテーマパークで遊びます、楽しかったっていいます。水族園でマグロをみました。大きくなると水槽に激突して殆どのマグロの片側の頬が崩れていました。第五福竜丸は海でのびのび泳ぐマグロを採るために船を出し被爆しました。ごみで埋め立てた夢の島は様々な植物が豊穣の時を迎え、名前を変えごみの島にうちすてられていた船のあった場所に、たくさんの人が集い楽しんでいる。その紙一重の平和と幸福をなんだか不思議な気持で眺めました。
考えがまだまとまっていません。この不思議な海際の符合をどうとらえればいいのだろうと、考えれば考えるほど混乱しています。
遠慮することなく思いっきり平和を楽しんでいいんだと思う。でもきっと何があったかは忘れちゃいけないんだなと、心の奥深いところで考えた週末でした。
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月夜野

東京下町在住・本・建築・ハチロク好き