ロボジー

DVD
11 /29 2014
ロボジー スタンダード・エディション [DVD]
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以前から気になっていた映画を作業しながら、ながら見しました。ロボットとじいさん、最先端と老いゆくものの対比が面白い映画。電化製品を作っていた小さな会社が社長の命令でロボットを作り展示会に出品することになる。なんともゆるい感じの三人は、ロボットを造り上げるどころか逆に壊してしまう…。で、ロボットに人を入れてとりあえず誤魔化してしまおうと、そこに老人が抜擢されるわけです。
題名から爺さんみたいなロボットかと思ったらそうじゃなくて、ロボットの中に入ったじいさんという映画でした。
老人の老いの姿と、相反してどんどん人気がでてくるロボット。ロボットとしての行動はおちゃめであっても、ひとたび老人の行動とするとみっともなかったり、恥ずかしかったりする。そんな見た目の不思議を思う映画でした。
老人の世界もいろいろあって、人気のある老人はちやほやされ、人気のない老人は話さえきいてもらえず、ボケ扱いされてしまう。大学生の間でも人間間に微妙な距離感がある。日常の中に潜む様々な人との上下関係や差別をうまく表現しているなぁと思いました。「ロボットに人が入っているわけないって皆思うでしょう」っていう言葉がまさにそれで、人の先入観の愚かさや間違いを説いていると感じました。
ちょっと考えれば分かることを皆が考えない、見てみないふりして最後は重大な結果になってゆく。そんな人間の弱い部分をついています。
しかしなんでああ、人間って世界が狭くなるとこう団子になるというか固まってしまうんでしょうね。今勤めている会社が上司への機嫌取りだけでできていて辟易しています。ちょっと考えればおかしなことなのに、それを当然として服従させようとする。またそれを利用して権力を行使しようとする。会社とはそんなものなんでしょうか。おかしいと言うのはタブーとしても、ちょっとづつ皆が気付くということさえ強い圧力で避けようとするのは何故なんでしょうね。この映画もロボットを作らせている社長は明らかになにも知らないし分かっていない。それが社長という仕事だというのは、なんとも不思議な社会だなぁ、ほんとにこんなことあるからなぁと、今の自分に置き換えて考えてみたりしてしまいました。…私も歳とったなぁ(笑)
最近、話をまともに聞いてもらえないと感じることが多くて、老人のこと笑えないです。聞いてもらえないから、訊く気もなくなってくるってゆう…だめな悪循環です。もうそこまできてるのかぁわし。
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月夜野

東京下町在住・本・建築・ハチロク好き