男役

現代小説
08 /01 2015
男役
男役中山 可穂

KADOKAWA/角川書店 2015-02-28
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中山さんの小説が2月に出ていたのに知らなかった・・・とショックを受けながら、慌てて読書。2月ごろ転職したばかりで忙しかったんです。自分に言い訳。宝塚の男役を舞台にした小説。面白かったです。最近読書が楽しい。いい本にめぐり合っているんだなぁ。

宝塚は見に行ったことはなくても、その世界を知っているので想像もしやすく、またあとがきに書かれているけど、半分は中山ワールドなんだなろうなと、その世界を楽しんだりしました。王子シリーズにもあった様々な要素もあり、ファンにはたまらない一冊です。
舞台の袖で起こっていることや、踊りの表現、精神的な交流はファントムさんと呼ばれる亡霊によってなりたち、あますところなく楽しめた。舞台見たくなりました。

あと好きな場面で、友達の誘いを断ってお稽古している主人公に皆と仲良くするのも稽古のうちだよと諭すシーンが好きです。これ本当で、根つめて仕事するよりも、他に目を向けバランスをとることも必要。この歳になってやっとそのほんとの大切さがわかってきました。何かに夢中になっているときは他に目がいかないのは当たり前なんですが、だからこそ目を向けなくちゃならないのです。バランスが大事
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月夜野

東京下町在住・本・建築・ハチロク好き