翳りの星

BL
08 /16 2015
翳りの星
翳りの星阿賀 直己 ぱち

ルナマリア 2015-06-18
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表紙にひかれて読書。久しぶりのBLです。かけるという中学生の男の子が主人公で、体の弱いなつめという男の子が親友。世界はとんとんと進んでそれにつれて二人は成長してゆくという話。この作家さんの小説は始めてなので、こんな感じなのかぁって思いながら読んだ。単語や世界感を初体験したかんじ。身体に起きる変化とか心の動き方、甘い感じはよかったです。独特なのでそれが好きな読者さんがいるんだろうなって思った。なつめがいなくなってからのかけるの表現があとひとつがつんとほしかった。死に対して薄い感じがした。頭じゃなくて身体でわかる喪失感とかほしかったなぁ。(空気感ってことです)人物の表現やディティールにある小物の描写は面白かった。東京っぽいのが伝わってきました。新宿とかお台場とか。

PS:この小説はかけるの心情を表していると考えると、物語の構成が納得できる。かけるを中心にして物語を考えると、なつめが急に亡くなってしまったことや他の人たちとの関わり展開に説明がつくなと思った。すべてが、かけるの内的世界観だと考えると腑に落ちた・
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月夜野

東京下町在住・本・建築・ハチロク好き