14歳の水平線

児童書
11 /01 2015
14歳の水平線
14歳の水平線椰月 美智子

双葉社 2015-07-18
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この間子どもが14歳になって、新聞の書評でこれをみたので読んでみることに。14歳の加奈太と父の征人。夏休みに実家である天得島へかえりすごす親子の物語。父の14歳の時間と息子の今の時代が交互に描かれ昔の島と今の島の歴史を同時に感じながら、中学二年生という特別な時間軸を膨らませている作品。この時期独特のやるせない気持ちや、言葉にならない行動感情を表している。自分でも育てて思うのだけど、まだまだ幼い部分と、一人で考えは始めている部分があって、親としてそれに水をさしちゃいけないなとは思っているんだけど、なかなかつい観てると言葉にしていってしまう。加奈太をもどかしく見守る父とどう距離を保っていいのかわからない二人に、子どもだけのキャンプの話がもちあがる。子供同士で大人の観ていないところでいろいろあって、それでもなんとかなって…というくだりがいい。最後に住所とか交換してもきっともうこんなふうには会わないんだろうなと回想する部分とか、現実感があった。途中インディージョーンズやフットルースなど、懐かしい映画の題名もでてきた。

光圀が思考について語るくだりが印象に残っています。
何も考えないってことが難しいときは思考を流していくといい、と彼はいいます。ヨガでならったとかで、湧き出る考えを次から次へと流し、あたまをすっきりさせるというもの。これやってみようと思います。滞留する思考はいいものを生みませんね。
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月夜野

東京下町在住・本・建築・ハチロク好き