ミケランジェロ・プロジェクト

DVD
06 /06 2016
ミケランジェロ・プロジェクト [DVD]
ミケランジェロ・プロジェクト [DVD]
松竹 2016-04-06
売り上げランキング : 7283


Amazonで詳しく見る
by G-Tools


気になっていたので、見れてよかったです。実際にあった話で、終戦間際にナチスから美術品を守った話。
意見戦争もののようにみえますが、激しい戦闘やドラマチックな命のやりとりはほとんどありません。各世界の専門家であるおじさんが集まりせっせと最前線に出向いては消失しかけている美術品を集めている。それは当時価値のないものやかっこわるい姿にみえたのでしょうが、今この現代ではそれが重要だととてもわかる。
ここに出てくる人たちはたんたんと美術品をおいかける。そして命を第一に!といわれてでかけてゆくけどもちろん危険にさらされる。よく建築現場にある標語と同じ言葉で、じゃ仕事しなければいいじゃん、なんていう話があるけど、命を第一に考えたら美術品を集めにいくことはしなくていいんだし、でもそれをやっているというその行動に、このプロジェクトに大きな意味と行動の尊さがある。
わたしは美術館にゆくし展覧会も楽しくみるけど、じゃその美術品のために最前線に行くかといわれると、行かないと思うし、自分の家族が行くといったら止めると思う。でもそのはんめん、とても大切なことだとも思う。
ここに集まったプロジェクトの人たちはたぶん想像もできないくらい絵画や彫刻を愛していたんだと思う。それはどうしてかっていうと、絵画や彫刻とともに生きてきた美術品なくて生きていけない人たちなのだとおもう。それはただただ尊いものなのだと観ていて思いました。
行く先々で同行する兵士をつけてもらえなくても、文句ひとついわず笑って集いひたすら集める。彼らの価値は今だから分かるのだと想いました。そして、彼らが美術品に対する御託を並べないのもいい。ただ静かに一番弱い立場から弱いものを助け戦争はよくないと行動でしめした人たちなんだなと思いました。クルーニーがいかった。
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

月夜野

東京下町在住・本・建築・ハチロク好き