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シーモアさんと、大人のための人生入門

映画
10 /15 2016
この映画ずっと前から気になっていて、今日やっと見てきました。



予告でこのシーモアさんは戦争で失った仲間を思い出し涙します。その姿と表情に純粋なものを感じて、どんな人なんだろうと思ったのがきっかけです。

監督はイーサン・ホーク、でも彼はあまりでてきません。シーモアさんの生活が主でその中にピアノがありインタビューがあり、小さなコンサートがある。そのどれもが音楽に対するシーモアさんの愛にあふれていて、そして同時にとても孤独で孤高なものを感じました。
六歳のとき親にピアノをねだり、日曜の朝早起きして譜面を広げ弾いてみるシーモア少年。起きてきた親になぜ泣いているのかと聞かれると、曲が美しすぎたからと答える、そんな子供の感受性のまま歳をとった人のように感じました。もちろん、純粋なままでいられないのは分かるし、インタビューでは結構きつい質問もされています。私はアマチュアになったんだという彼の精神性、自分の中に信じるものを求め真実を探し出し教師として生徒を指導する。その姿は音楽の神様のようです。
練習がうまくいったときに全てがうまくいくと感じ、うまくいかないときは全てが無能にだめにおもえた、そこから学んだことは才能の中に人格があるということだ。など、彼独特の格言と、先に述べた経験談がたくさんでてくる。もっとシーモアさんの話を聞いていたくなる、そんな映画でした。

公開指導をしている場面で彼は生徒達の呼吸について語っています。先週「聖なる呼吸」という映画を先週みたのですが、その映画でも呼吸について語られていました。深く大きく呼吸することの大切さ、その生き方そのものが作品に表れてしまうことを実感しました。そうか、呼吸なのかと、思いました。

シーモアさんは絶えず笑顔で優しく指導していますが、ぬるいわけではありません。かなり辛らつなことを解説している。でもそれに愛情があるから怖く聞こえないんだとおもう。この人のピアノを弾く姿に何度も涙がでました。そして、戦争の出来事をよく覚えてる。鹿の思い出などは聞いているだけで綺麗だった。スタンドバイミー思い出すなぁ。孤独で自分に厳しい、そして境地にたった豊かさをシーモアさんの全身に感じた映画でした。最後の言葉がすごかった。
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月夜野

東京下町在住・本・建築・ハチロク好き

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