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クエイ兄弟 ファントム・ミュージアム

美術館・博物館
10 /29 2016
もうずっと前に見に行ってずっと前に終わってしまったんですが、この美術展の感想を書くのをずっと気持ちためておいてそのままにしてしまっていたので、今書きます。今すぐにです!(あっ、ナイトメアビファクリスマス見たくなった。町長さんがいうんですこのセリフ)

IMG_8917.jpg
夏の日差しの神奈川県立近代美術館葉山館 8月20日

2016年7月23日から10月10日まで

IMG_8896.jpg
この兄弟が作ったフィルムは人生の中で何回も思い出していました。
そのたびに他にはない感触を心のなかでひそかに楽しんでいて、なんというか、こう個人的な楽しみにつながる密やかな空気というのをこのフィルムは持っているんですね。個人的嫌なというか暗い面を写している。TVでインタビューを聞いたときに、その点に焦点をあてていると話していて、20年以上前から、映像だけでこんなに伝わっていたことに驚きました。
私が始めてこの兄弟の作品を見たのは19歳くらいのころ、ストリート・オブ・クロコダルを渋谷のアップリンクで見たのでした。
当時付き合っていた人に誘われて、何も知らずに見たのですが、この時のなんともいえない映像のざわざわかんを今でも感じることができ、また今回この展示で思い出しました。ビデオ買って家で見直したんですが、皆どのカットも覚えていました。人形のあの表情や画面全体から伝わってくる、伝わってくるはずのないものの匂いとも呼べる形を思い出しました。10代のあのときに感じたものの感触が今でもどこかにちゃんと保存されていて、それが蘇るっていう感覚を経験しています。その感触は純粋なもので、もちろん昔の彼氏や当時の自分のことも想いだすんですが、それよりも、この時に感じたざわつき感と今それを俯瞰して自分がそれに対して感情を付加してゆけることが面白い。形を変えないまま感情を付け加えていける楽しみをこの展示で楽しみました。
他にまねのできない、追従できない映像。すごいのがわかるんだけど、それよりもただこの映像を見ていることがすきな自分を鑑みて掘り返すことで精一杯な自分がいます。
展示最後のほうのやつとか舞台とかみたいなぁ。アリスの映像もよかった。二ヶ月以上たってもこうやって、展示の様々なディテールが浮かびます。これからまたこれらの記憶と一緒に人生をすごしてゆくんだろうな。なんだか楽しみです
入場者数が多くて、皆それぞれこの映像にどんな魅力を感じているのかなとも思いました。
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月夜野

東京下町在住・本・建築・ハチロク好き

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