心で弾くピアノ―音楽による自己発見

まじめな本
11 /05 2016
心で弾くピアノ―音楽による自己発見
心で弾くピアノ―音楽による自己発見セイモア バーンスタイン 佐藤 覚

音楽之友社 1999-04-01
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映画「シーモアさんと、大人のための人生入門」を観たときに映画館に置かれていた本を読みました。この映画でシーモアさんの語っていることをもっと知りたいと想ったのと、本をぱらぱらとめくったときに音楽以外のことも語っていたので、気になって読んでみることに。よかったです。これ音楽の書にしておくのもったいない。
そして映画で語っていたことほとんど全部言ってます。幼少時代から戦争に行ったときの事、どのように指導しているか、何を考えて指導者となったのか詳細にシーモアさんの文章で書かれている。こんな本がずっと前にでていたということは、シーモアさんは映画で再度語っていたというかくり返し語っている信条の現れている映画ということになるんではないでしょうか。

心に留まったページに付箋はったら付箋だらけになった(笑)理性と感情の育て方や、体の動かし方、呼吸の仕方、それらが色んな世界(心理学、宗教、科学)を通じて解説されてる。音楽の書じゃないでしょう、これ(笑)で、シーモアさんの音楽に対する愛情というか宗教にも似た考え方が伝わってくる。音楽を中心においた生き方が人をだめにするわけがないという信念にもとづいて生きてう彼の言葉が素晴らしい。でも、彼は音楽に人生を捧げていて結婚も人も遠ざけていて、それが寂しくかんじられます。

仏教や日本がお好きなようで、日本にもいらしたみたい。映画で部屋に仏像があったので、おやっと想っていたのですが、弓道などにも通じていて、それらを通して解説しているところとかよかった。この人のいう愛というのはとても深いのだなとかんじた。映画でも生徒が先生に出会ってついてゆきました。愛しあっています、ピアノを通じてっていう人がいたけど、この愛って人間とかを超えたものをさしているのだろうなと想う。
この本欲しい、1999年に買っていればよかった(><)
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月夜野

東京下町在住・本・建築・ハチロク好き