シングルマン

DVD
12 /03 2016
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英国王のスピーチみて、懐かしくなってもう一回みてみました。ラストを忘れてしまったのと、とにかく美しい映画だったので、見直したくなった。前回の感想では軽くしか書いてないけど、この映画重いですね。なんだろう、定期的に見たらいい映画だと感じた。主観的なことが表されていないので、さまざまに読み解ける。コリンの演技がいいのはもちろんなんですが。モネゲームといいこの人がでるといい意味で予想を裏切ってくれそうです。

今回はこの男の人の周りの社会性というのが気になった。時代もあってこの時代にイギリスからやってきだ同性愛者という立場がどんなものであるか、あと、未来に対する絶望も描かれている。戦争や人のあり方の問いかけが気になった。ヒアアフターとは対極で徐々に死への渇望が強くなってゆく映画。主人公のコリンの気持ちが最後までわからない。あと生と性の場面がよく出ていたなぁ。隣の娘の言うことの強烈さや影に潜む悪意や敵意、好奇心や無邪気さ、それらが高潔な生活のなかでさりげなく浮きぼりになってる作品だと思いました。孤独を強調していないだけにさらりと見れるんだけど、それに気付くと観てるこっちのほうが深く傷つくなぁ。自殺しようとしてできない場面も、だからといって生に対して強く共感しているのではないところが寂しい。寂しい映画です。でもそれがリアルだなぁ。あと十年ぐらいしたらまた違った感想をもちそうです。また見よう。
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月夜野

東京下町在住・本・建築・ハチロク好き