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浜松旅行 その7

美術館・博物館
02 /05 2017
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駅から歩くこと訳二十分。秋野不矩美術館へ、入口から坂道になっていて、歩きにくいとのレビューがあったのですが、確かに。でも、よく見ると、アプローチがここから始まっていることがわかります。電柱や周りの植栽が自然のものと明らかに違っていて、ここからのアプローチを意識したものというのが分かります。これは、坂下に駐車場をおいて、歩いて欲しいという意図がうかがえます。

川のせせらぎを聞いたあとでは自然に足も坂道を登ることができました。

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スマホの写真で暗いのですが、坂下に入口のプレートがたっています。熊笹かな冬なので枯れていました。

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昔懐かしい電球柱に誘導されながら坂道を登ってゆく美術館が見えてきます。
わくわくしてきますね。

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秋野不矩美術館
素朴なそれでいながら存在感のある素晴らしい佇まいです。

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朽ち果てたような気の感触も素晴らしい。

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中の展望台の様子もよかったです。館内は光のあふれる美術館らしくない空間ですが、それがまた落ち着いてよかった。

実はこの美術館をみたいとおもったのは、設計者の藤森照信さんの作品だがらだったのですが、ここに展示されている秋野さんの作品をみてすっかり魅了されてしまいました。軽いのにとても力のある、そしてさらtっとしているだけに、何かがそこにあることを思わせる軽くて深い味のある絵でした。建物よりも絵が気になってしまって、それが本来の美術館の意図なので、成功したのだといえるのでしょう。帰ってから画集や対談を読みこの人の魅力にすっかりまいってしまいました。
写真や画集で見るのとは絵が全然違うんです。こちらに近づいてこなけば、離れてもいかない。闇は重くないのにそこに生命の終わりと始まりを表していて、死ぬのは怖くないんだという想いにかられます。それはインドという土地の考えにも通じていてなんだかそんなふうに日本人女性画家にインドの素晴らしさをさらりと語られたような気持ちになりました。

建物は美術館には珍しく竹や石を裸足で歩きみることになっていて、楽しかった。窓をふさぐのも梳いた荒い紙だったり、随所に絵に対する配慮があって、自然光を楽しみながら安心してゆっくり観賞ができました。後から本を読んだら石床のところで座ってもよかったんですね。床暖房であることには気付いたのですが、おしい、座ってみてきたかったな。狭いながらもゆっくりとした時間が流れていて、思わす座りたくなるそんな館内でした。
企画展が行われていなかったので二階は廊下展示のみ見たのですが、裏の収蔵庫搬入場所もちらっと見られてよかった。しかし一点難点なのはトイレですかね。ちょっと狭すぎたなぁ。そしてロッカーが通路奥のトイレ脇にあるので、荷物を預けて周ることまでは頭が周らなかった。この人の絵は一対一で裸になってみたほうがいいからなるべく荷物がない手ぶらの状態で裸足になってみたい、そんな作品です。入口近くの靴箱あたりにあるとうれしいなぁ。でも入口ホールに段差がないところとか、発券売り場の女性にジャフカードがあれば割引になります、と教えてもらえてうれしかった。丁度前日レンタルサイクル借りるのに免許証を持っていたのでたすかりました。優しく対応してもらいました。
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改めてこうやってみるとその美しいこと、それは天竜という川と二俣という自然にも協力してもらった美しさでした。建物の脇はすぐに谷になっていて、学校の校庭から部活動をする学生の掛け声が響いていました。昔、秋野さんもこん緑の恵まれたところで写生をしたり、自然の美しさに驚いたりしたのかななんて思いながら坂を下りました。


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月夜野

東京下町在住・本・建築・ハチロク好き

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