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浜松旅行 その8

にっき
02 /05 2017
帰ってきてから読んだ本

国境とは何だろうか―鶴見俊輔座談
国境とは何だろうか―鶴見俊輔座談鶴見 俊輔

晶文社 1996-10
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とりあえず帰ってから秋野さんのでてくる本を借りれるだけ借りて読んでみました。

哲学者の鶴見さんんとの対談
他にも司馬遼太郎や河合隼人さんなどそうそうたるメンバーと対話しています。すごい本だなあ。
秋野さんとは不矩という名前についての会話が印象的でした。
鶴見:つまりう規矩(人の行為の基準となるもの)同じないということでしょう
という問いに秋野さんは笑って答えている不という文字にたいしても富ではいやだったというその言葉から彼女の定説や常識にとらわれたくないという、それでいて純粋に順ずる気持ちのある無垢な心を持ち合わせているところが伝わってきます。謙虚でありながら、真に自分に正直に心根を強くもち貫く、すごいお人だなぁと思いました。子供をたくさんんもち、離婚もし、家も二回焼けている。それでも50を過ぎてマラリアにかかっても書き続ける。それがあんなにさらりとしていることに、不思議に思う。全体を書かずにその一部のさらりとした、今にも土にかえってゆきそうな部分を描く。建物よりもその間、柱と柱の間の闇に魔物がでてくる雰囲気よりも、以前なくなった祖母や親しい人がふらっと出てきそうな穏やかな、それでいて死につながっている闇を描いている人だなぁと私には感じました。

建築探偵、本を伐る
建築探偵、本を伐る藤森 照信

晶文社 2001-02-10
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この本は秋野さんの画集についてのコラムが載っています。
司馬遼太郎の一文を引用しながら、生き物の汚れについて、よごれのない自由な画風について語られている。日本画が砂絵であることとインドの乾いた砂地であることを繋げてかんがえている下りも面白かった。


家をつくることは快楽である
家をつくることは快楽である藤森 照信

王国社 1998-11
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この本は秋野不矩美術館をつくるまでのいきさつと計画後までの流れが書かれています。驚いたのは秋野さん自身が藤森さんを指名してこの美術館を作ったことと、傍に流れる天竜川とのつながりでした。秋野さんの独特な観察眼と、自然へや歴史へのまなざしの鋭さ豊かさに驚きました。こういうとぶしつけで失礼なのかもしれないけれど、秋野さんはどんな美術館になってもよかったんじゃないかと思う。それは自分の生まれ育った故郷で、自分の最良だと思う設計士に頼んだ点であとは変な言い方だけど神の業をまったのだはないか、それくらいの気持ちの大きさがなけらば、自分の名前の美術館をつくるというのはできないことなのではないかと思った。それはでも決して悪い方向に進むわかがなく、結果素晴らしい美術館になったのだと思いました。浜松のはずれにありながら、襟を正して対峙する精神、そこでは精神の自由がまっている。そんなストーリーを感じる美術館と絵画でした。


秋野不矩創造の小径
秋野不矩創造の小径秋野 不矩

青幻舎 2008-07-25
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画文集 バウルの歌
画文集 バウルの歌秋野 不矩

筑摩書房 1992-11
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これが手にはいらなかったのですが、読んでみたい
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月夜野

東京下町在住・本・建築・ハチロク好き

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