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スプートニクの恋人

村上春樹
02 /02 2005
何度目の再読でしょう。多分、私、村上小説のなかで一番好きなんだと思います。どこがと正確にいえないだけ悔しいんですけど、一番好き、特にあげると文章(文体)なのかな、出版された後のコラムで(確かユリイカだったと思う)『書き出しが一番始めにきまった小説』と言っていたから文体も気に入って書いていたんだろうな。

エリザベス・キューブラー・ロスの「ライフ・レッスン」で”我々が所有するもののほとんどには何らかの意味があるが、それはそのもの自体のなかに意味があるからではない。そこに大きな意味があるのは、それが何かを象徴しているからである。それが象徴しているものは、いつまでも我々のものである。”という文章をよんで、「スプートニクー」の記号と象徴の違いについて、すみれが僕に問うくだりがあったのを思いだし引っ張り出して読んだのです。
「スプートニクー」の象徴はこの「ライフ・レッスン」の象徴とちょっと意味が違う(ずれている)んだけど、自分なりに納得した部分があった。それからずるずると…(笑)再読したわけです。
こんな全くの趣味の読書もいいです。

今回の読書でミュウの印象がまた変わった。始めに読んだ頃はあまり感じなかったんだけど、しばらくたって、彼女は反対側のもののなかでも一番悪しきもの(悪者)という位置付けが私の中であった。しかし、今回の読書で彼女が悪者ではなくなった。替えられない人間の本質というか、方向性、核のの部分を強く感じた。それは今の私がそれについて考えているからだろうなぁ。

記号と象徴の説明を僕がした後、すみれが告白をするくだりがよかった。この小説は前半が好きです。…春樹ファンとしてはまだまだなんだろうなぁ(笑)。

新書と文庫を交互に読んだんだけど、これが結構面白かった。新書はカバーがぼろぼろになるほど読んでいて、なおかつ、付箋がビラビラとくっつけてあるので読みづらくなってるのです。傍線を引けばいいのだけれど、よっぽどの場合でないかぎり引いてないのでどうしても付箋になってしまう。傍線を引いてしまうと以前に読んだ時の印象に引きずられて上手く読書ができなくなるのが嫌なのです。付箋だらけで読めなくなっては困るし、いいかげん付箋ののりが紙にくっつき始めたので、観念して(?)傍線引こうかな…どれを引くか悩むなぁ(笑)。
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コメント

非公開コメント

えーん・・・月夜野さん記事消してしまったの?
私、月夜野さんの記事読むの楽しみにしているのに・・・。
他の人もそうだと思うよ?
また復活して下さい。
良い小説を紹介してくれてありがとうございました♪

トラックバックの意味が分かっていませんでした(^^;

mimiさん、こんにちは♪
トラックバックの意味が分かってなくて、消してしまいました(笑)
記事のところにコメントが書けると勘違いしてました(^^;
バックアップから復活させました。コメントありがとうございます。
全然気がつかなかったです(汗)

当時書いたおまけのコメントも載せます。
最近読むときは(薄く)鉛筆で線を引いています。前回読んだ時と読んだ印象がどうかわっているかを知るのに最適なので、繰り返し読む本や、強く印象に残り、他の小説とは違うものを感じたくだりは線を引くようにしています。スプートニクは文庫の方に線を引き始めました。
私の場合、個人的感情の考察の為にひくので、文学的じゃないんですが、気付くとくりかえし考える事柄の示唆的意味合いがこの小説には書かれていて、強く惹かれるのです。

二度目ですがコメントありがとうございます♪♪

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月夜野

東京下町在住・本・建築・ハチロク好き

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