スポンサーサイト

スポンサー広告
-- /-- --
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

村上春樹と柴田元幸のもうひとつのアメリカ

村上春樹
05 /24 2006
村上春樹と柴田元幸のもうひとつのアメリカ村上春樹と柴田元幸のもうひとつのアメリカ
三浦 雅士


Amazonで詳しく見る
by G-Tools


村上春樹のアメリカ文学論みたいな題名を昔読んだことがあって、読み返したいなと思いつつ検索してみたら、これが出てきてこっちも面白そうだからと読んで見ました。思いっきり横道にそれてます(笑)。
しかし、ジャストミート!面白かった。こういった本はなかなか読みにくくて読み終えることができないのですが、面白くて最後まで読んでしまいました。
村上春樹と柴田元幸さんといえば、

翻訳夜話翻訳夜話
村上 春樹 柴田 元幸


Amazonで詳しく見る
by G-Tools


翻訳夜話2 サリンジャー戦記翻訳夜話2 サリンジャー戦記
村上 春樹 柴田 元幸


Amazonで詳しく見る
by G-Tools


ですが、この二冊を読むとかっこいい二人だなぁ~と思わずにはいられません。1、2としてるけど内容は違っていて、特に翻訳に関して話す1は面白いです。濃密な空間を感じて唸っていたのですが、この本を読んでその理由がわかったように思います。

二人の類似点、相違点、なぜ二人が組んで翻訳をしているのかが解る。翻訳は自分が透明になることだと言う柴田氏の言葉を繰り返し引用しながら二人の関係をなるべく透明な視点で迫ろうとしている作者の存在を強く意識した。
最後のほうではどうしてもその”色”が出てきちゃうんだけど、それでも極力純粋な視点で二人の間にあるアメリカを考えていることが伝わってくる本。
こんなこと言ってるの遅いんだろうなぁ。

村上春樹の本は私にとって内側に引き寄せて読みこむ本なので、実はこういった解説本を必要としていません。ならば読むなと(笑)自分でも思うんだけど、気になるところだらけでどうしても他の人はどう読んでいるんだろうと気になってしまうんですね。小心者です(笑)。で、解説本を読んで自分の持つ感想とは違うことに愕然としたりしてるんだけど、この本は存在を消しているだけ納得できるものがあった。アメリカ文学と二人の関係を表すことによって純化された空気感があり心の中に入っていきやすものになったと思う。
小説はどんなふうに読まれてもいいんだと、そんなわかったふうなこと言えるほど読んでないけど、この本は読み方の枠を広げてくれるいい本だとおもう。

沢山付箋つけて、本の題名やメモをとった。
柴田さんのほかの翻訳ってレベッカ・ブラウンぐらいしか読んだことがなかったので、もっと他のも読んでみようと思った。エッセイも(笑)。
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

月夜野

東京下町在住・本・建築・ハチロク好き

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。