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仏像のひみつ

まじめな本
07 /06 2006
仏像のひみつ仏像のひみつ
山本 勉

朝日出版社 2006-05-27
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近くに住んでいるので半年に一度は行きます、国立博物館。子供の時は茶色い動かない物ばかりで全然興味なかったんだけど、大人になると仏像や国宝と言われるものを見るのが好きになりました。仏像の違いはあまりよく分かっていなくても、国宝の味わいは分かるようになってきたということなのかもしれません(笑)。

説明など見ずにぶらぶらっと館内を歩くだけでも楽しいので、気にせず見ていたのですが、先日新聞に案内があってこの本を読んでみました。人気のあったプログラムを本にしただけあって、博物館にある仏像の面白さがたくさん書かれていて、また観に行きたくなってきました。谷口吉郎氏の建物といっしょに楽しみたい。

しかし、こういった仏像の展示を見ると、建物から切り離されたという印象を強くもってしまいます。京都の寺などにある仏像も今では蛍光灯の光にさらされ、その迫力は半減してしまいました。
夕暮れの平等院、深夜の高台寺、二時間座ってみた竜安寺の庭。そんな建物の奥にひっそりとしかし確固たる存在感を放ちつつ置かれる仏像の迫力や空間の流れを思い出し、展示されている仏像が以前いた建物の中に置かれている状況に思いを馳せます。
こういった仏像は内側からでているのと同時に、空間の切れ目を感じる楽しみ、面白さがあると思うので、切り離されている仏像が少し哀しくなります。そのくらい好きです。

追記:昨夜読み残していた後書きを読んで感動した。うーん感動なんて陳腐だな、すごいなと思った。筆者の気持ちが伝わってきましたよ。良書です。持って娘と博物館に行くんだぁ。
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コメント

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とりあげていただき、ありがとうございました。お礼申しあげます。

ありがとうございます

こんにちは、始めまして。
コメントありがとうございます。嬉しいです。A新聞の書評がきっかけで読みました。全編に優しさのにじんだ解説で、楽しく興味を持つことができました。後書きも素晴らしかったです。思い入れを感じながらも冷静な文章に心打たれました。
本になさったきっかけがブログのコメントと知り、ブログ書きとしてはちょっと嬉しくなったりもしています。
こちらこそ、書き込んでいただきありがとうございました。

そもそもの始まりもそうなのですが、ブログの伝えることのできる可能性に驚いている一人です。もちろん、それはブログが初めて伝えたことではなくて、以前からあったことばも多いのですが。だから忘れられていたことばを掘り起こしてくださったということなのかもしれません。たとえば「良書」なんて、活字でみるとずいぶん古い感じがするけれど、パソコンの画面でみるとけっこう新鮮なことばです。
おかげさまでこの本は三刷をすることが決まったようです。こうやってこの本のことを、この本を読んだ気持ちを伝えてくださる皆さんのおかげです。

こんにちは、たびたびありがとうございます。嬉しいです。
三刷決定したのですね、よかったです。増刷は何より嬉しいと先日読んだ長嶋有さんも村上春樹さんも書いてるので、著者としてはとても嬉しいことなのではないでしょうか。
うちのような小さなプログに遊びに来ていただいて嬉しいです。私は読んだ本の作者や筆者を友達のように思い、つい心の中で語りかけてしまいます。そんなふうに感想も書いているので、書かれたほうは迷惑なんだろうなぁと思いつつも、同じように友達になってもらいたくて書いています。
この本も沢山の人に読まれ、沢山の心の友達ができるといいな、と思っています。

月夜野

東京下町在住・本・建築・ハチロク好き

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