スポンサーサイト

スポンサー広告
-- /-- --
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

小説の読み書き

まじめな本
07 /18 2006
小説の読み書き小説の読み書き
佐藤 正午

岩波書店 2006-06
売り上げランキング : 890

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


今回はちゃんと買いました。面白かったです。読んだ後に句読点打つのもどきどきします。いや…もう、きっと作者もそうだったのではないでしょうか、回を追うごとに徐々に理屈っぽくなっていって、最後の自作の解説になるころには、泣き出しそうな印象さえ受けてしまいました。でもでも、佐藤さんのすごさは変わらないです。こんな私が言うのもなんだけど、すごい人だなぁと思いました。読みながら机をがしっと掴んで、揺らしたくなるくらい、興奮して読みました。

横光利一が好きなのですが、どこがどう好きなのか自分で分からなくて、それに読みにくいのであまり読んでなかった(好きといえないのか…)のですが、第四の私というのにはっとしました。私は酔ったような印象ではなく、なんというか薄ら寒い感じ、白く霞んだ感じの果てに微妙な笑いのようなものが混じっているという印象をずっと持っていたので、その先を考えることができました。

始めのほうで繰り返される”読むことは書くこと””書き直すこと”というのは、がつん!ときました。同じような事を『くりかえす』という短編にリディア・ディヴィスは書いています。
文章は読まれる時点で書かれていて、書いている時に読まれているんです。興味を持たれた方は、一読してみてください。

開高健の感想がよかった。見ることにこだわった文章というのを読んでみたいなと思いました。今見ることについて考えているので、興味を持ちました。

三年間これだけ密に読書をするのは大変だったろうなぁと思いました。お疲れさまです。

ここに載っている小説3割ぐらいしか読んでません…だめだめです。

佐藤さんの本は以前
Side BSide B
佐藤 正午

小学館 2002-11
売り上げランキング : 345346

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

を、読みました。競輪の話で面白かったです。
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

月夜野

東京下町在住・本・建築・ハチロク好き

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。