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八月の路上に捨てる

現代小説
09 /13 2006
八月の路上に捨てる八月の路上に捨てる
伊藤 たかみ


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抄録 トラック配送をする敦は、女性ドライバーの水城に離婚に至った経緯を尋ねられて…。現代の若者を覆う社会のひずみに目を向けながら、その生態を軽やかに描く。芥川賞受賞の表題作に、受賞後第1作を併録。

最近新聞でも雑誌でも車内吊広告でも見かけて、あんまり見るので負けて(笑)読んでみました。題名を繰り返してみていたせいか何を捨てたのかが異常に気になっていたのですが、そんな話ではありません(隠喩です)。自動販売機の話(またみも蓋も無い説明なので抄録を乗せました)以前にも自動販売機の話を読みました。今ブームなのでしょうか(違うな明らかに…)。

若い人の話だなぁと、良くも悪くも思った。普通に育った男の子の話。この”普通”というのが曲者で、今の社会、今までの社会を表しているんだろうなと思った。「貝からみる風景」は後から書いたのですね。読みながら「八月ー」と対になっているような気持ちがしました。八月ーは伴侶の心が離れてゆく話で、貝ーは常に一緒にいる話。で、これの二つの話があまり印象が変わらないというのが怖かった。怖いというか、両方からの軽さを感じた。軽いというか稀薄というか、ある種自分の内にも抱えてる存在の根本的な軽さを意識させる。と、難しく語るとそんな感じなのですが、『これ違うようで似てるな』という印象をもったという感想です。
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月夜野

東京下町在住・本・建築・ハチロク好き

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