ぼくにげちゃうよ

絵本・詩
09 /26 2006
ぼくにげちゃうよぼくにげちゃうよ
マーガレット・ワイズ・ブラウン クレメント・ハード 岩田 みみ


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昨夜4歳の息子を叱ったら納得がいかなかったらしく「出て行く!」と言い出し、すぐに「でも帰ってくるからね」と言いました。

私「じゃ、出ていかなきゃいいじゃん」
息子「いや、出て行く」
私「…そう」
息子「出て行くんだから」
私「行ってらっしゃい」
息子「……」(ひきとめてもらいたそうな背中をしている)
私「行かないで!」(わざとらしく悲壮感を漂わせて)

息子は『うっ』となった顔をしてから、頑なな決心をしたようで「いや、出て行く」と言い放つのでそれ以上は止めずに外に出してあげました。

典型的反抗期な行動です。内心笑いころげていたんですけど、本人いたって真剣なので、笑うのをこらえました。(笑ってしまうともっとややこしいことになるのです)
甘えたい気持ちと、自立したい気持ちがこの歳でもうちゃんと対立しているのに驚きます。
反抗する男の子の気持ちが書かれたこの絵本を思い出し、夜寝る前に読みました。

お母さんが大好きなのに、出て行きたくなる仔ウサギ。逃げてゆく子供をお母さんがどこまでも追いかけてゆき、最後には仔ウサギが断念する絵本です。
この絵本、高校生の時に買いました。結婚はもちろん、出産育児がはるか先のことのように思えたこの時の読んだ印象は、母性愛の怖さでした。
世界の果てまで追ってきそうなお母さんのその母性の怖さを感じ、自分が子供を産んだら最後の最後で手放さないといけないなぁと思った記憶があります。
でも、この絵本の仔ウサギのように追いかけてほしいときもあるんですよね。そんなときは追いかけてあげないといけないんだろうなぁと、今では思います。この兼ね合いが難しい(笑)。

「このウサギみたいに逃げちゃうの~?」と息子に詰問したら怒ってた(笑)。意地悪な母です。
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コメント

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月夜野さま、こんばんわ。

母になる前に感じた母性の怖さ。それがすごくわかる気がしました。子供を産んでからは盲目にはならなくとも、追いかける気持ちもわかるようになった。
しかし、もうすこし大きくなったら(思春期以降くらいかな)、手を離して追いかけないようにしないといけないですね。

月夜野さんちの会話はまるで我が家のようで笑ってしまいました。
でも私の場合、「どーぞ、出て行ってくださいな。」と外に出しといて、ほんとに息子がどっか行ってしまったら、私が泣きながら探し回るだろうというのが目に見えてるのでちょっと悔しいです(笑)

こんにちは、椿さん、ブログ拝見してます。
リンクありがとうございます。

男の子の子育ては初めなので新鮮です。未知でほんとに驚くことばかりです。
外に出したら泣きながら扉にはりついてくれるだろうと思ったら、ためらいもなく飛び出して行ってしまい、内心ひや~っとしました。うちは隣が夫の実家で仕事場なので、残業中の夫に電話してとっつかまえてもらい叱ってもらいました。
怒られたことを忘れ、夜の散歩に行こうとしてたみたいです(泣)…男の子ってほんとに分かりません。

なるべくかまわないようにしたいなぁと思いつつ、将来お嫁さんが来たらどうなっちゃうか分からないなぁと、いまから自分に興味深々です。…なるべく冷静な母でいたいです(苦笑)。

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Re: タイトルなし

うさぎさん、すみません。
気が付いて慌てて書き直そうとしたら、コメントを消してしましました。

再度自分のコメントをUPしておきます。
字面でつい書いてしまいました。すみませんでした。


書いたお返事です。

『母なる証明』知りませんでした。韓国映画はまだ観ていないので今度観てみたいと思います。
その前に『吠える犬は噛まない』ですね。これはTVで観たちらっと見た記憶があります。図書館にあるのですね。借ります(笑)。今KAGAYAの『銀河鉄道の夜』を借りてます。プラネタリウムで見て感動した作品だったので、素晴らしい!と図書館員さんを心の中で絶賛していたところでした(笑)。うちの図書館はDVDの品揃えが良く、いつもお世話になっています。

母子というのは、難しい関係だなぁと思います。特に息子の場合は異性なので、その距離のとり方は難しいです。娘(同性)だと自分の幼少時代を思い出すことができるので、反抗なども理解できる部分が多いのですが、息子の場合はどこまで関与すればいいのか、また手放さなくてはならないのかは悩むところです。この映画のように社会との関わりも難しいと思います。
それでもやっぱり子供にとって一番信頼できる存在でありたいと思っています。

紹介してくださってありがとうございます。
週末に大阪で行われている荒川修作展に行ってきました。
氏についてお話したのを思い出していたところでした。

コメントありがとうごさいます♪

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月夜野

東京下町在住・本・建築・ハチロク好き