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罪と罰

現代小説
03 /26 2007
罪と罰 (上巻)罪と罰 (上巻)
ドストエフスキー 工藤 精一郎

新潮社 1987-06
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読みましたよ、読みました上下巻!大変かと覚悟してたんですけど、内容を何回かざっと頭に入れていたせいか、読みやすかった。以前読んだ「地下室の手記」はそれほどでもなかったけど「白痴」は、主人公がぐるぐるしてて始めのほうで断念したので、「罪と罰」が思ったよりすっきりとした文章であることに、ちょっと驚きつつ読書しました。

NODA・MAPの「贋作・罪と罰」がきっかけで10年以上前に
罪と罰罪と罰
手塚 治虫

講談社 1977-06
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と脚本を読み勉強してたんですが、原作を始めて読んでその面白さに驚いた。当たり前なんですが、原作でした(笑)これを読んでこう考えたんだなぁと、フィードバックしてくる部分を楽しみました。

ドフトエフスキーの小説は読んでいると起きている事柄の外側の外側といいますか、二段階後ろの世界が異常に気になる。会話文が多かったけど、それにもまして、それぞれの行動や、人との予定の立て方、振舞い方のくだりが気になりました。
ポルフィーリイとの対決、ソーニャとの愛、スヴィドリガイロフとの会話、貧しい一家マルメラードフとの関係、どれも複雑にからみあっていて、それでいて皆が同時に変化してゆくのが面白い。
特にお金についての心境や立場の変化、物事の別な見解の告白とか、場面が次々に変化していて読んでいて引き込まれました。
法事の席での人の心情の変化や、言動行動の変化が面白かった。

こういった面白さが分かる歳になったのかなとも思いました。この小説十代で読んでも分からなかったと思う。階級や、お金のあるなしで立場が変化してゆくさまを面白いと思える年齢になったんだなぁと思いました。

ずーっと昔にロシアで一人の作家が感じたことが、こんなふうに生生しく鮮明に立ち上ってくる感性を目の当たりにして、読書って面白いと思いました。
この人すごい、尊敬します。私が今更尊敬しても始まらないけど(泣)
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月夜野

東京下町在住・本・建築・ハチロク好き

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